ホロコーストとナクバ―歴史とトラウマについての新たな話法 [単行本]

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ホロコーストとナクバ―歴史とトラウマについての新たな話法 [単行本]

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出版社:水声社
販売開始日: 2023/02/24
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ホロコーストとナクバ―歴史とトラウマについての新たな話法 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    2011年、故郷喪失の追悼行事を封じ込める「ナクバ法」がイスラエルで成立した。ユダヤ人迫害を背景に建国されたイスラエルと、それゆえに郷土を破壊され奪われたパレスチナ人。両者の間には、いかなる共存の未来も存在しないのか―そして過去については?ユダヤ人とアラブ人双方の学者・作家19名が協同し、ユダヤ・中東史の深層を読み解きながら、政治的・歴史的分断を超えて語るための方法を探求する。
  • 目次

    序文 エリヤース・フーリー

    [イントロダクション]
    ホロコーストとナクバ――歴史、記憶、政治的考察のための新たな語法 バシール・バシール+アモス・ゴールドバーグ

    第1部 ホロコーストとナクバ――新たな政治的・歴史的語法を可能にする諸条件

    第1章 ユダヤ人とパレスチナ人を襲った災厄の前触れ――ヨーロッパの国民国家建設とその有害な遺産 一九一二―一九四八年 マーク・レヴィーン
    第2章 ムスリムたち(ショアー、ナクバ) ギル・アニジャール
    第3章 ベンヤミン、ホロコースト、そしてパレスチナ問題 アムノン・ラツ゠クラコツキン
    第4章 ヤッファがヤーファ(ジャッファ)に出会ったとき――シオニズムの影で交差するホロコーストとナクバ ホナイーダ・ガーニム
    第5章 ホロコースト/ナクバと記憶をめぐる対抗的公共圏 ナディーム・フーリー

    第2部 ホロコーストとナクバ――歴史とカウンターヒストリー

    第6章 コワルスキー夫妻が歴史に挑戦したとき――ジャッファ、一九四九年 ホロコーストとナクバのあいだ アロン・コンフィノ
    第7章 荒れ狂う波に向けて上げた大胆な声――パレスチナ人知識人ナジャーティー・スィドキーと第二次世界大戦時のナチの教義に対するその闘い ムスタファー・カブハ
    第8章 追放とはどのようなものか? ――ショアーとナクバの連関における変容 ヨヒ・フィッシャー
    第9章 苦しみと被害者意識についての民族的ナラティヴ――個人的な政治史として過去を語る方法と倫理 オメル・バルトフ

    第3部 ホロコーストとナクバ――トラウマ的シニフィアンの展開

    第10章 記憶の文化――レア・グルンディヒとアベド・アーブディーの作品におけるホロコーストとナクバのイメージ タル・ベン゠ツヴィ
    第11章 マアバラ――ショアーとナクバのあいだのミズラヒーム オムリ・ベン゠イェフダ
    第12章 復讐から共感へ――ユダヤ人の破滅からパレスチナ人の破滅までのアッバ・コヴナー ハナン・ヘーヴァー

    第4部 エリヤース・フーリー『ゲットーの子供たち――わが名はアダム』について――ホロコーストとともにナクバを語る

    第13章 対位法的読解としての小説――エリヤース・フーリーの『ゲットーの子供たち――わが名はアダム』 レフカ・アブー゠レマイレ
    第14章 沈黙を書くこと――フーリーの小説『ゲットーの子供たち――わが名はアダム』を読む ラーイフ・ズライク    
    第15章 焼けるようなトタン屋根の上の沈黙――翻訳者の視点から見た『ゲットーの子供たち』 イェフダ・シェンハヴ

    [後書き]ホロコーストとナクバ ジャクリーヌ・ローズ

    [訳者解題]新たな人文学の地平に向けて 小森謙一郎

    参考文献
    索引
  • 内容紹介

    「一つの歴史、一つの問題」
    未曾有のユダヤ人絶滅政策、〈ホロコースト〉と、今なお終わらないパレスチナ人への迫害、〈ナクバ〉。
    もしそれらが連続した一つの出来事だとしたら?

    2011年、故郷喪失の追悼行事を封じ込める「ナクバ法」がイスラエルで成立した。
    ユダヤ人迫害を背景に建国されたイスラエルと、それゆえに郷土を破壊され奪われたパレスチナ人の間には、いかなる共存の未来も存在しないのか──そして過去については?
    ユダヤ人とアラブ人双方の学者・作家19名が協同し、ユダヤ・中東史の深層を読み解きながら、政治的・歴史的分断を超えて語るための新たな〈話法〉を探求する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    バシール,バシール(バシール,バシール/Bashir,Bashir)
    イスラエル・オープン大学政治理論准教授、ヴァン・レール・エルサレム研究所上級研究員。主な研究テーマは、ナショナリズムとシティズンシップ研究、多文化主義、民主主義理論、和解の政治学など

    ゴールドバーグ,アモス(ゴールドバーグ,アモス/Goldberg,Amos)
    エルサレム・ヘブライ大学教授。ホロコースト研究・教育に従事。主な研究テーマは、ホロコーストにおけるユダヤ人の文化史、ホロコーストの歴史記述、グローバルな世界におけるホロコーストの記憶など

    小森 謙一郎(コモリ ケンイチロウ)
    武蔵大学人文学部教授。専攻は、ヨーロッパ思想史
  • 著者について

    バシール・バシール (バシールバシール)
    イスラエル・オープン大学政治理論准教授、ヴァン・レール・エルサレム研究所上級研究員。主な研究テーマは、ナショナリズムとシティズンシップ研究、多文化主義、民主主義理論、和解の政治学など。

ホロコーストとナクバ―歴史とトラウマについての新たな話法 の商品スペック

商品仕様
出版社名:水声社
著者名:バシール バシール(編)/アモス ゴールドバーグ(編)/小森 謙一郎(訳)
発行年月日:2023/02/28
ISBN-10:4801007031
ISBN-13:9784801007031
判型:A5
発売社名:水声社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:476ページ
縦:21cm
その他: 原書名: the Holocaust the Nakba〈Bashir,Bashir;Goldberg,Amos〉
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