教師という接客業(草思社文庫) [文庫]
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教師という接客業(草思社文庫) [文庫]

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出版社:草思社
販売開始日: 2023/04/05
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教師という接客業(草思社文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「もう、これ以上、頑張れません」涙を流しながら学校を去って行った同僚を、何人も見てきた。(本書より)サービス業化が進む教育現場からの勇気ある問題提起の書!
  • 目次

    はじめに 目指すは高い顧客満足度?
    学校のサービス業化
    とりあえず承る
    とりあえず謝る
    教師に個性は不要
    触らぬ神に祟りなし


    第1章 保護者が期待するサービス満点教師
    ① 「とにかく楽しく」という要望
    学力は二の次
    人気は叱らない先生
    先生は友だち
    褒めて褒めて褒めまくる
    楽しさ至上主義
    ウケない「笑わない先生」
    ② あくまでもソフト路線
    真実を伝えない面談
    保護者も友だち
    要望はすべて受け入れる
    気を使う連絡帳
    些細なケガでもすぐ電話
    もちろん些細なケンカも……
    家庭には立ち入らない
    ③ 「ウチの子を一番で」という要望
    苦情には反論しない
    非常識でも注意しない
    身勝手な要求にも対応する
    話を盛って持ち上げる
    良き理解者という仮面

    第2章 消えた熱血教師
    ① リスキーな熱血指導
    「なるべく大声を出さないでください」
    失われた「俺についてこい」
    鬼塚先生は懲戒免職
    消えゆく名物教師
    孤立する教師と学校
    『スクール・ウォーズ』は是か非か
    ② 量産されるフツーの先生
    頑張らせてはいけない
    「受験の準備で学校は休みます」
    実現しにくい若手教員のビジョン
    「子どもに傘を貸してもいいですか」
    「おい、校長はいるか」
    望んでも提供しない、望まなくても提供する
     

    第3章 接客業化がもたらす弊害
    ① 上手くいっているアピール
    「イジメ件数ゼロ」の謎
    不登校も学校の体面の問題に
    クラスの問題もゼロ
    仲良しアピール
    共感アピール
    中身のないウケる授業
    ②見えざる苦情への準備
    気を使う授業参観日
    説明責任という難題
    みんなが主役
    運動会にビデオ判定が導入された理由
    コンプライアンスの強化


    第4章 学校にも押し寄せる変化の波
    ① 子どもたちをとりまく環境の変化
    不穏な国際社会
    職場の上司は外国人
    何のためのプログラミング教育か
    「教えない授業」で学べること
    環境問題と子どもたち
    ② 学校に期待しない風潮の蔓延
    学力は塾任せでいいのか
    曲解されるオンリーワン
    熾烈な親の居場所作り
    「先生の言うことなんか聞かなくてもいい」


    第5章 脱接客業化宣言
    ① 接客業との決別
    目指せ、名物教師!
    親や地域の声に右往左往しない
    必要不可欠な厳しさ
    苦情にも反論する
    真実を伝える
    遠慮なく注意する
    ② 新たに求められる教師像
    暗闇を照らすロウソクとしての誇り
    AIにない臨機応変さ
    鉄の意志
    学校に社会的要素を持ち込む覚悟
    プロ根性

    終わりに

    文庫版あとがき
  • 出版社からのコメント

    現役の公立学校教諭が「顧客志向」「接客業化」によって機能不全に陥っている公教育の現状を綴る。教育現場からの勇気ある問題提起。
  • 内容紹介

    「学校もサービス業としての意識を持つべきだ」といったことが
    声高に語られるようになって、
    学校は「子どもを教育する場」という本来の役割から逸脱してしまった。
    公的機関=サービスを提供する場所という「曲解」が
    まかり通るようになってしまった。 
    〈本書より〉

    ベテラン公立小学校教師が、「接客業化」によって
    機能不全に陥りかけている学校の実態を生々しく綴る。
    いま、日本の学校で何が起きているのか。
    なぜ心を病んで学校を去る教員が増え続けているのか。
    そして今、子どもたちに本当に必要な教育と何なのか。
    教師たちが直面するリアルな現実を紹介しつつ、
    教育の本来的な役割を問い直す!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    齋藤 浩(サイトウ ヒロシ)
    1963(昭和38)年、東京都生まれ。横浜国立大学教育学部初等国語科卒業。佛教大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。現在、神奈川県内公立小学校教諭。佛教大学研究員、日本獣医生命科学大学非常勤講師などを歴任。日本国語教育学会、日本生涯教育学会会員
  • 著者について

    齋藤 浩 (サイトウ ヒロシ)
    齋藤 浩(さいとう・ひろし)
    1963(昭和38)年、東京都生まれ。横浜国立大学教育学部初等国語科卒業。佛教大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。現在、神奈川県内公立小学校教諭。佛教大学研究員、日本獣医生命科学大学非常勤講師などを歴任。日本国語教育学会、日本生涯教育学会会員。著書に『子どもを蝕む空虚な日本語』『お母さんが知らない伸びる子の意外な行動』(共に草思社)『ひとりで解決!理不尽な保護者トラブル対応術』『チームで解決!理不尽な保護者トラブル対応術』(共に学事出版)などがある。

教師という接客業(草思社文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:齋藤 浩(著)
発行年月日:2023/04/10
ISBN-10:4794226519
ISBN-13:9784794226518
判型:文庫
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:文庫
内容:教育
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:15cm
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