先史考古学論考―石器と先史文化 [単行本]

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先史考古学論考―石器と先史文化 [単行本]

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出版社:六一書房
販売開始日: 2023/04/11
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先史考古学論考―石器と先史文化 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、半世紀に及ぶ我が研究人生の到達点であり、また同時に通過点でもある。筆者はこれまで、関東の石器群を中心として先史文化の解明を模索し、逐次その成果を披瀝してきた。この間、新たな視点を求めて資料の悉皆調査と徹底的な観察に努め、隠れた資料にも光を当てる日々が続いた。その結果、旧石器時代の「環状ユニット(ブロック群)」(1987年)・「北方系細石刃石器群」(1989年)・「茨城編年」(1995年)、縄文時代の「木葉形薄型尖頭器」(2008年)・「花輪台型石鏃」(2018年)・「向ノ原型五角形鏃」(2018年)・「駿豆五角形鏃」(2014年・2016年)・「段間型箆状石器」(1984年)、および石器石材の一種である「東北頁岩」(2013年)などの学術用語を提唱し、併せて基礎的な知見も提示することができた。本書の執筆にあたっては、これまでの著作のうち主なものを、時系列に沿って12の論考(「環状ユニット(ブロック群)の歴史的意義」、「国府系石器群の特質とその意味」、「上ゲ屋型彫刻刀形石器の特質とその評価」、「北方系細石刃石器群の研究」、「東日本におけるホロカ型細石刃石器群の実相」、「本ノ木型尖頭器総論(新編)」、「神子柴型石斧の実像とその系譜」、「神子柴型石斧の終焉と次世代の石斧の出現」、「縄文時草創期後半の両面加工石器群の様相とその展開」、「「渡来石器」と北回りの石器群」、「「駿豆五角形鏃」の登場と意義」、「出現期の石鏃とその系譜」)に再編成し、併せて最新のデータを追加して内容を一新した。また、読者諸賢の検証の便を図るために可能な限り基礎データの提示に努めた。
  • 目次

    第1部 旧石器時代
    環状ユニット(ブロック群)の歴史的意義
    国府系石器群の特質とその意味 翼状剥片と有底横長剥片
    上ゲ屋型彫刻刀形石器の特質とその評価
    北方系細石刃石器群の研究 北方系集団の南下に伴う石器群の技術的変容
    東日本におけるホロカ型細石刃石器群の実相
    第2部 旧石器・縄文時代移行期
    本ノ木型尖頭器総論(新編)
    神子柴型石斧の実像とその系譜 関東の事例を中心として
    神子柴型石斧の終焉と次世代の石斧の出現
    第3部 縄文時代
    縄文草創期後半の両面加工石器群の様相とその展開 「寒の戻り」と石器群の適応
    「渡来石器」と北回りの石器群 縄文時代草創期後半における本州と北海道の石器群の対比
    「駿豆五角形鏃」の登場と意義
    出現期の石鏃とその系譜 関東・中部を中心として
  • 出版社からのコメント

    旧石器~縄文時代草創期の関東の石器群を中心として先史文化の解明を目指す。12の著作を時系列に沿って再編成し、最新データを追加
  • 内容紹介

    本書は、半世紀に及ぶ我が研究人生の到達点であり、また同時に通過点でもある。筆者はこれまで、関東の石器群を中心として先史文化の解明を模索し、逐次その成果を披瀝してきた。この間、新たな視点を求めて資料の悉皆調査と徹底的な観察に努め、隠れた資料にも光を当てる日々が続いた。
     その結果、旧石器時代の「環状ユニット(ブロック群)」(1987年)・北方系細石刃石器群」(1989年)・「茨城編年」(1995年)、縄文時代の「木葉形薄型尖頭器」(2008年)・「花輪台型石鏃」(2018年)・「向ノ原型五角形鏃」(2018年)・「駿豆五角形鏃」(2014・2016年)・「段間型箆状石器」(1984年)、および石器石材の一種である「東北頁岩」(2013年)などの学術用語を提唱し、併せて基礎的な知見も提示することができた。
     本書の執筆にあたっては、これまでの著作のうち主なものを、時系列に沿って12の論考(「環状ユニット(ブロック群)の歴史的意義」、「国府系石器群の特質とその意味」、「上ゲ屋型彫刻刀形石器の特質とその評価」、「北方系細石刃石器群の研究」、「東日本におけるホロカ型細石刃石器群の実相」、「本ノ木型尖頭器総論(新編)」、「神子柴型石斧の実像とその系譜」、「神子柴型石斧の終焉と次世代の石斧の出現」、「縄文時草創期後半の両面加工石器群の様相とその展開」、「「渡来石器」と北回りの石器群」、「「駿豆五角形鏃」の登場と意義」、「出現期の石鏃とその系譜」)に再編成し、併せて最新のデータを追加して内容を一新した。また、読者諸賢の検証の便を図るために可能な限り基礎データの提示に努めた。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    橋本 勝雄(ハシモト カツオ)
    1952(昭和27)年11月17日生。出身地、静岡県三島市。勤務先、公益財団法人千葉県教育振興財団(2023年3月現在)。1979(昭和54)年3月東北大学大学院文学研究科博士課程前期修了(国史学専攻)。2013(平成25)年4月公益財団法人千葉県教育振興財団勤務
  • 著者について

    橋本 勝雄 (ハシモト カツオ)
    1952(昭和27)年11月17日生
    出身地 静岡県三島市
    勤務先 公益財団法人千葉県教育振興財団(2023年3月現在)
    1979(昭和54)年3月 東北大学大学院文学研究科博士課程前期修了(国史学専攻)
    1979(昭和54)年4月 千葉県教育委員会勤務
    2013(平成25)年3月 千葉県教育委員会定年退職
    2013(平成25)年4月 公益財団法人千葉県教育振興財団勤務

先史考古学論考―石器と先史文化 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:六一書房
著者名:橋本 勝雄(著)
発行年月日:2023/03/31
ISBN-10:486445163X
ISBN-13:9784864451635
判型:B5
発売社名:六一書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:353ページ
縦:27cm
横:20cm
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