武装商船「報国丸」の生涯―知られざる沈没の謎 [単行本]
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武装商船「報国丸」の生涯―知られざる沈没の謎 [単行本]

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出版社:並木書房
販売開始日: 2023/04/12
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武装商船「報国丸」の生涯―知られざる沈没の謎 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    大型貨客船「報国丸」の誕生は希望に満ちた輝かしい時代の幕開けだったが、その時間はあまりにも短かった。日米開戦を前に多くの民間船は商業活動を中断され、軍用船となっていったのである。なかでも最新鋭の報国丸は、その優秀さゆえに重武装の軍艦として生まれ変わった。しかし所詮は改造軍艦に表舞台は回ってこなかった―。誰にも期待されないなか、愛国丸と共に遠く離れたインド・太平洋で、正規の軍艦でもなしえなかった臨検1、拿捕2、撃沈3という輝かしい戦果を次々に挙げていったのである。建造から就航、徴用、作戦、謎の沈没まで、ドックマスターとして船の世界を知り尽くした著者が10年の歳月をかけて報国丸の全容に迫る!
  • 目次

    はじめに 1

    〈商船編〉11

    第一章 建 造 12

    建造助成施設 12
     東京オリンピック1940/海軍の構想
    船台建造 17
     建造組立/船の大きさ
    進 水 24
     進水準備/進水浮上
    艤装工事 34
     海軍の要求/居住区/機関室
    海上試運転 44
     播磨灘/マイル:海里

    第二章 就 航 53

    処女航海 53
     大連:満洲への入口
    アフリカ航路 59
     アジア寄港地/アフリカ訪問/南米到着
    西回り帰国 76
     パナマ運河/太平洋
    海軍指定 83
     大連航路/英国の不思議な抗議
    海軍徴用 88
     改修工事


    〈軍艦編〉93

    第三章 武装商船 94

    商船改造 94
     兵装/貨物倉/居住区
    特設巡洋艦 99
     特設艦船
    艦長赴任 103
     藍原有孝大佐/海上確認運転/ゾルゲ事件
    艦隊編入 112
     第二四戦隊/戦隊司令部
    世界の動き 120
     米国世論と日本世相/日米の軍艦増強

    第四章 南太平洋作戦 125

    針路南東 125
     出港/女装訓練/ヤルート島
    対米開戦 136
     赤道通過/開戦
    ビンセント号 145
     索敵/発見/攻撃/収容
    マラマ号 155
     昭和一七年元旦/偶然の発見/水偵の攻撃/終焉
    日本帰投 167
     作戦完了/臨検キム号/捕虜下船/帰投報告

    第五章 呉軍港 177

    作戦の推移 177
     戦争拡大/次期作戦
    第八潜水戦隊 180
     割れる作戦構想/大海指第六〇号と回航班/甲標
     的:特型格納筒
    武装強化 191
     砲の交換/迷彩塗装/魚雷格納庫と新型偵察機/
     海上訓練/甲先遣支隊

    第六章 インド洋作戦 201

    作戦始動 201
     呉出撃/ペナン島基地/躍進のインド洋
    ヘノタ号 209
     追跡/拿捕/ペナン回航
    ディエゴスワレス港 220
     潜水艦による索敵/発進と攻撃/攻撃隊員の謎
    エリシア号 230
     通商破壊戦開始/商船発見
    洋上会合 238
     洋上補給/イ30潜水艦の任務/ココス島
    ハウラキ号 246
    戦利品/臨検/難航海 

    第七章 陸軍緊急輸送 257

    シンガポール 257
     セレター軍港/武装増強/偽装煙突
    艦長交代 268
     新艦長赴任/引継ぎ/入渠工事
    ガダルカナル島の危機 275
     飛行場建設/米軍上陸/緊急任務
    第三八師団 285
     陸軍部隊乗船/ラバウルへ

    第八章 絶好の戦機 293

    出撃、インド洋 293
     出撃準備と協議/二度目のインド洋/運命の二隻
    オンディナ号 300
     会敵/砲撃開始/降伏船/発砲、被弾
    愛国丸の復讐 317
     敵船追撃/報国丸乗員救助

    第九章 検証と考察 323

    砲戦の疑問 323
     日本と外国の記述/ベンガルの報告とオンディナ
     号の主張/ベンガルとの圧倒的戦力差/オンディ
     ナ号の発砲距離
    異常接近の謎 333
     異常接近の根拠/愛国丸を戦犯起訴しなかった理由
    被弾箇所 338
     箇所の特定/謎の一弾

    終章 事後顛末 344

    その後 344
     各艦船と報国丸乗員/拿捕船その後/乗員捕虜の
     行方
    総 括 350

    参考文献 353
    おわりに 357
  • 出版社からのコメント

    絢爛豪華な大型客船「報国丸」の数奇な運命!帝国海軍に徴用され、軍艦として太平洋戦争に参戦、目覚ましい活躍からの悲運まで!!
  • 内容紹介

    大型貨客船「報国丸」の誕生は希望に満ちた輝かしい時代の幕開けだったが、その時間はあまりにも短かった。日米開戦を前に多くの民間船は商業活動を中断され、軍用船となっていったのである。なかでも最新鋭の報国丸は、その優秀さゆえに重武装の軍艦として生まれ変わった。しかし所詮は改造軍艦に表舞台は回ってこなかったーー。誰にも期待されないなか、愛国丸と共に遠く離れたインド・太平洋で、正規の軍艦でもなしえなかった臨検1、拿捕2、撃沈3という輝かしい戦果を次々に挙げていったのである。建造から就航、徴用、作戦、謎の沈没まで、ドックマスターとして船の世界を知り尽くした著者が10年の歳月をかけて報国丸の全容に迫る!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    森永 孝昭(モリナガ タカアキ)
    1949年長崎県佐世保市生まれ。1972年長崎大学水産学部卒業後、神戸・広海汽船入社、航海士として14隻の外国航路船で勤務。1982年甲種船長免状(現:1級海技士)取得。1983年佐世保重工業株式会社入社、ドックマスター(船渠長)として勤務、2009年定年。常勤嘱託を経て2020年非常勤嘱託ドックマスターとなり現在に至る。その間、大型貨物船はじめVLCCタンカー等の新造船244隻の試運転船船長を務める。また貨物船、タンカー、自衛艦、米艦、客船、フェリー、特殊船等の離接岸、入出渠時の操船実績は延べ6467隻となる。現在、一般財団法人日本船渠長協会会員。過去の外部委嘱等は西部海難防止協会専門委員、佐世保水先人会監事
  • 著者について

    森永 孝昭 (モリナガ タカアキ)
    森永孝昭(もりなが・たかあき)
    1949年長崎県佐世保市生まれ。1972年長崎大学水産学部卒業後、神戸・広海汽船入社、航海士として14隻の外国航路船で勤務。1982年甲種船長免状(現:1級海技士)取得。1983年佐世保重工業株式会社入社、ドックマスターとして勤務、2009年定年。常勤嘱託を経て2020年非常勤嘱託ドックマスターとなり現在に至る。その間、大型貨物船はじめVLCCタンカー等の新造船244隻の試運転船船長を務める。また貨物船、タンカー、自衛艦、米艦、客船、フェリー、特殊船等の離接岸、入出渠時の操船実績は延べ6467隻となる。現在、一般財団法人日本船渠長協会会員。過去の外部委嘱等は西部海難防止協会専門委員、佐世保水先人会監事。

武装商船「報国丸」の生涯―知られざる沈没の謎 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:並木書房
著者名:森永 孝昭(著)
発行年月日:2023/04/10
ISBN-10:4890634320
ISBN-13:9784890634323
判型:A5
発売社名:並木書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:360ページ
縦:21cm
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