ルソーの政治経済学―その現代的可能性 [単行本]
    • ルソーの政治経済学―その現代的可能性 [単行本]

    • ¥3,30099 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月26日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003698363

ルソーの政治経済学―その現代的可能性 [単行本]

価格:¥3,300(税込)
ゴールドポイント:99 ゴールドポイント(3%還元)(¥99相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月26日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:晃洋書房
販売開始日: 2023/04/11
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ルソーの政治経済学―その現代的可能性 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ルソーの思想・理論は、身分・階級・性別を超えた幾多の人々にさまざまな形で受容され、あるいは激しい非難・批判に晒された。そして、ルソーの活動期から250年以上経過した現在に至るまで広く影響を及ぼし続けている。現代の錯綜した諸問題に対し、本書はルソーの思想・理論からダイナミックに迫る。
  • 目次

    はしがき
    凡例

    第1章 自然・人間・労働――ルソー対マルクス
    1.手がかりとしての「手の労働」
    2.労働の原初的展開――自然と人間・人間と人間の関係
    3.労働概念――労働の構造と過程
    4.人格とは〈時間・労働・労苦〉である

    ◆コラム1 『人間不平等起原論』――ルソーは人類の歴史をどう描いたか
      ルソーの略歴と『人間不平等起原論』
      自然法に反する不平等
      歴史批判が準備する人類の未来への挑戦

    第2章 一般意志で動く国家――ルソー/ヘーゲル/マルクス
    1.各人に属するものを各人に返す「人間の正義」
    2.ヘーゲル批判――一般意志は普遍意志ではないこと
    3.一般意志の導出
    4.「あるがままの人間」論批判――一般意志の目的
    5.一般意志はなぜ誤らず破壊されえないのか
    6.固有の力をめぐって――ルソー/マルクス

    ◆コラム2 『社会契約論』――「意志は代表されえない」
      ルソーへの弾圧とフランス革命期の受容
      われわれ全員が奴隷であること
      平等が先になければ自由は存続できない

    第3章 ルソーの人民集会論とフランス革命――ルソー対ロベスピエール
    1.フランス革命期に一般意志は見出せるのか
    2.1789年夏――議会での闘い
    3.ヴァルレの命令的委任論
    4.「ルソー=ジャコバン=全体主義」は正しいのか
    5.現在と未来に開かれたルソーの体系

    ◆コラム3 代議制と受動性――フィヒテ・ルナン・第三帝国
      「代議制こそが独裁制を生む」
      ナチス「意志の勝利」
      フィヒテ「ドイツ国民に告ぐ」
      ルナン「国民とは何か」
      受動から能動へ

    第4章 経済的自由と生存権の起原――ル・シャプリエ法を通して
    1.ル・シャプリエ法とルソーの中間団体否認論
    2.エタンプ事件の現場とその背景
    3.生存をめぐる民衆の直接行動
    4.ルソー的視座から見た捉え直し
    5.富者の「巧妙な簒奪」が社会を分断させた

    ◆コラム4 書評:『市民法理論』
    (シモン・ランゲ著,大津真作訳,京都大学学術出版会,2013年)
      ランゲの生涯と18世紀フランス
      社会は暴力から生まれた
      日雇い労働者は奴隷より悲惨である

    第5章 討論と投票,団体と個人――ミル対ルソー
    1.ルソー的直接民主主義と現代
    2.巻町の住民投票
    3.「あるがままの人間」はいかに変貌したのか――沖縄県民投票と対比して
    4.現代デモクラシーにおける住民投票の位置づけ
    5.アソシアシオンと個人の可能性

    ◆コラム5 選択的夫婦別姓と習俗
      まずいコーヒー・おいしいコーヒー
      習俗の弁別――伝統と非伝統
      当事者(女性)の意識と行動

    第6章 既存宗教・市民宗教は人間を自由にするのか
    1.宗教を発展する人格から捉える
    2.道徳
    3.自然宗教
    4.福音書の宗教
    5.市民宗教
    6.既存の宗教・既存の国家から人間を自由にする宗教

    第7章 権力・戦争・歴史――フーコー対ルソー
    1.パトリオティスム・ナショナリスム・コスモポリティスム問題
    2.フーコーとルソーの権力論
    3.フーコーとルソーの戦争観・歴史観
    4.ルソーのアソシアシオン(国家)の創設
    5.なぜルソーは人間愛より祖国愛を選ぶのか

    ◆コラム6 「戦争をする国家」から「戦争をしない国家」へ――プラトン対ルソー
      国家の組成がそもそも悪かったこと
      プラトン国家vs ルソー型国家
      暴力と性差
      市場型プラトン国家vs ジェンダー平等ルソー型国家

    第8章 ヨーロッパ新秩序構想――18世紀から現代へ
    1.拒否権を通して国家のあり方を問い直す
    2.自由拒否権と祖国ポーランド
    3.国王の拒否権とフランス革命
    4.イギリスのEU 離脱国民投票と現代の拒否権
    5.ルソーのパトリ連合構想の読み直し――新たなEU を模索するために
  • 内容紹介

    ルソーの思想・理論は,身分・階級・性別を超えた幾多の人々にさまざまな形で受容され,あるいは激しい非難・批判に晒された.そして,ルソーの活動期から250年以上経過した現在に至るまで広く影響を及ぼし続けている.現代の錯綜した諸問題に対し,本書はルソーの思想・理論からダイナミックに迫る.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鳴子 博子(ナルコ ヒロコ)
    1957年東京都生まれ。中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。岐阜聖徳学園大学教育学部准教授を経て、中央大学経済学部・同大学院経済学研究科教授、同大学社会科学研究所所長。社会思想史・政治思想史・ジェンダー論専攻。博士(政治学)

ルソーの政治経済学―その現代的可能性 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房 ※出版地:京都
著者名:鳴子 博子(著)
発行年月日:2023/04/20
ISBN-10:4771037515
ISBN-13:9784771037519
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:266ページ
縦:21cm
他の晃洋書房の書籍を探す

    晃洋書房 ルソーの政治経済学―その現代的可能性 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!