未来を考えるための科学史・技術史入門 [単行本]
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未来を考えるための科学史・技術史入門 [単行本]

河村 豊(編著)小長谷 大介(編著)山崎 文徳(編著)
価格:¥2,750(税込)
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出版社:北樹出版
販売開始日: 2023/05/01
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未来を考えるための科学史・技術史入門 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    現代を読み解き、近未来を展望するためのツールとして、科学史、技術史、科学技術史の視点・方法論を提示する。
  • 目次

    はじめに

    第1章 科学・技術について考える現代的な意味
     1 科学と技術をどのようにイメージしているか?
     2 社会と科学・技術を結びつける科学技術政策
     3 科学史と技術史とは

    [ 第1部 近代以前の科学と技術 ]

    第2章 技術のはじまりと戦争の起源
     1 生命誕生の条件となる地球環境の形成
     2 人間社会の起源と形成
     3 農耕社会における私有財産の発生と国家の成立
     4 生産力獲得の手段としての前近代の戦争

    第3章 科学のあけぼのとギリシア自然哲学
     1 神話的世界観とタレスのアプローチ
     2 アリストテレスと科学
     3 古代天文学と幾何学的世界像

    第4章 中世とルネサンス
     1 古代科学の伝播とアラビア科学の興隆
     2 中世西欧世界の発展と古代科学の受容
     3 黒死病とプトレマイオスの復興

    第5章 科学革命のはじまり
     1 ニコラウス・コペルニクス
     2 ガリレオ・ガリレイ

    [ 第2部 産業革命以降の科学・技術 ]

    第6章 機械の登場と産業革命、そして大量生産へ
     1 「機械」による生産がもたらした変化
     2 綿産業の機械化
     3 新しい動力機械の登場
     4 関連する産業分野と機械化
     5 アメリカでの大量生産への道
     6 生産システムの登場

    第7章 科学革命と自然科学の制度化・数学化
     1 ニュートンの力学の成功と拡大
     2 研究の場としての科学アカデミー
     3 エコール・ポリテクニクにみる新時代の科学研究
     4 機械論哲学の誕生と科学における数学の有用性

    第8章 近代日本における科学の発展
     1 はじめに
     2 好奇心の段階――蘭学の時代
     3 必需の段階――洋学の時代
     4 普及の段階――科学の時代
     5 おわりに――明治期までの日本の科学

    第9章 科学依存型技術と産業化科学の登場
     1 産業に応用できる科学の登場
     2 酸性物質・アルカリ性物質の知識が化学工業を生んだ
     3 電磁気学を応用した通信手段が電気工業を生んだ
     4 ドイツの産業化科学とヴェルナー・ジーメンス
     5 アメリカの産業化科学とトマス・エジソン

    第10章 現代科学の登場と新しい自然観への転換
     1 19世紀西欧の自然観の出発点
     2 光、熱、電磁気の力学的研究の展開
     3 電磁気研究に立ちはだかる新たな問題
     4 エーテル問題と相対性理論
     5 エネルギー等分配の問題と量子論
     6 新しい自然観の出現

    [ 第3部 科学・技術の軍事への展開 ]

    第11章 資本主義社会の形成と軍事技術
     1 常備軍の形成と市民革命
     2 産業革命と交通手段の発達
     3 帝国主義と植民地支配
     4 総力戦としての世界大戦

    第12章 軍事生産の近代化と軍事産業の形成
     1 18世紀の大砲生産と中ぐり盤
     2 兵器工場における小銃の互換性生産
     3 19世紀の鉄鋼技術と独占的軍事企業の出現
     4 20世紀初頭の化学技術とアンモニア製造法

    第13章 2つの世界大戦と兵器開発に結びつく科学者
     1 科学研究にかかわる政治と軍事
     2 第一次世界大戦における科学者と兵器開発
     3 第二次世界大戦におけるイギリスと電波兵器開発
     4 第二次世界大戦におけるアメリカと電波兵器開発
     5 アメリカの核兵器開発と戦後の科学研究体制

    第14章 冷戦構造下における技術の軍事利用
     1 アメリカ軍事産業基盤の形成
     2 核兵器開発とベトナム戦争
     3 軍事技術のデジタル化とネットワーク化
     4 軍事産業基盤の再構築と民生技術の軍事利用

    第15章 日本における科学・技術と戦争
     1 軍事研究なんて自分には関係ない?
     2 占領期
     3 講和前後から高度経済成長期
     4 戦後日本の特徴
     5 軍事研究をめぐる近年の動向
     6 おわりに

    [ 第4部 科学・技術の進展と現代社会 ]

    第16章 情報技術の発展
     1 歯車式計算機から機械式計算機への技術発展
     2 機械式計算機から電子式計算機への技術発展
     3 数値計算専用の情報処理機械から汎用的な情報処理機械への発展
     4 演算素子視点から見たコンピュータ技術の発展
     5 スマートフォンなど21世紀における情報技術の発展

    第17章 巨大科学の登場とその影響
     1 20世紀科学を象徴する巨大科学
     2 巨大粒子加速器の出現
     3 サイクロトロンの登場
     4 国家プロジェクトとの近接
     5 原爆研究と冷戦下の高エネルギー物理学研究施設
     6 ポスト冷戦への展開
     7 巨大科学の今後を考える

    第18章 戦後日本における製造技術の発展
     1 高度成長期の投資拡大メカニズム
     2 自動車生産の拡大
     3 トラック生産
     4 乗用車生産
     5 大量生産と製品多様化の両立

    第19章 医学史を通して複雑化する現代の科学・技術を考える
     1 医学の歴史のイメージ
     2 感染症対策の歴史
     3 被験者の保護
     4 医療技術そのものの是非
     5 医学研究と社会

    第20章 これからの科学史・技術史の課題
     1 本書のねらい
     2 戦争から見えてくる感染症との闘い
     3 「科学」「科学技術」への視野をさらに広げるために
     4 これからの科学史・技術史のために

    引用・参考文献
    事項索引
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    現代を読み解き未来を展望するためのツールとして、科学史・技術史の視点や方法論を提示する。
  • 内容紹介

    《定価:税込2,750円》

    現代を読み解き、近未来を展望するためのツールとして、科学史、技術史、さらに科学技術史の視点・方法論を提示する。時代は人類起源から現代までを扱い、欧米を中心としつつ、アラビア科学や近現代の日本における科学・技術も取り上げる。また知識人・科学者たちの視点と、彼らをサポートした権力者の視点を織り交ぜ、科学史と技術史のつながり、特に民生技術史と軍事技術史との関係が理解できるように描く。終章ではこれからの科学史・技術史の課題を示した。各章末に、発展的・探究的なチャレンジ課題、およびブックガイドを紹介。魅力的な図版も豊富に収録している。


    〈目次〉

    はじめに

    第1章 科学・技術について考える現代的な意味

    [ 第1部 近代以前の科学と技術 ]

    第2章 技術のはじまりと戦争の起源
    第3章 科学のあけぼのとギリシア自然哲学
    第4章 中世とルネサンス
    第5章 科学革命のはじまり

    [ 第2部 産業革命以降の科学・技術 ]

    第6章 機械の登場と産業革命、そして大量生産へ
    第7章 科学革命と自然科学の制度化・数学化
    第8章 近代日本における科学の発展
    第9章 科学依存型技術と産業化科学の登場
    第10章 現代科学の登場と新しい自然観への転換

    [ 第3部 科学・技術の軍事への展開 ]

    第11章 資本主義社会の形成と軍事技術
    第12章 軍事生産の近代化と軍事産業の形成
    第13章 2つの世界大戦と兵器開発に結びつく科学者
    第14章 冷戦構造下における技術の軍事利用
    第15章 日本における科学・技術と戦争

    [ 第4部 科学・技術の進展と現代社会 ]

    第16章 情報技術の発展
    第17章 巨大科学の登場とその影響
    第18章 戦後日本における製造技術の発展
    第19章 医学史を通して複雑化する現代の科学・技術を考える
    第20章 これからの科学史・技術史の課題


    引用・参考文献
    事項索引
    人名索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    河村 豊(カワムラ ユタカ)
    1988年、東京工業大学大学院理工学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。現在、東京工業高等専門学校名誉教授。専門は電気技術史、戦時科学史

    小長谷 大介(コナガヤ ダイスケ)
    2009年、東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、龍谷大学経営学部教授。専門は現代物理学史

    山崎 文徳(ヤマザキ フミノリ)
    2006年、大阪市立大学経営学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(商学)。現在、立命館大学経営学部教授。専門は技術史、技術論、技術経営論
  • 著者について

    河村 豊 (カワムラ ユタカ)
    河村 豊(カワムラ・ユタカ)
    1988年 東京工業大学大学院理工学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(学術)
    現 在 東京工業高等専門学校名誉教授
    専 門 電気技術史、戦時科学史
    著 書 『電気技術史概論』(共著、ムイスリ出版)、『科学史概論』(共著、ムイスリ出版)

    小長谷 大介 (コナガヤ ダイスケ)
    小長谷 大介(コナガヤ・ダイスケ)
    2009年 東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。博士(学術)
    現 在 龍谷大学経営学部教授
    専 門 現代物理学史
    著 書 『熱輻射実験と量子概念の誕生』(北海道大学出版会)、『20世紀物理学史:理論・実験・社会』(共訳、名古屋大学出版会)他

    山崎 文徳 (ヤマザキ フミノリ)
    山崎 文徳(ヤマザキ・フミノリ)
    2006年 大阪市立大学経営学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(商学)
    現 在 立命館大学経営学部教授
    専 門 技術史、技術論、技術経営論
    著 書 『科学と技術のあゆみ』(共著、ムイスリ出版社)、『日本における原子力発電のあゆみとフクシマ』(共著、晃洋書房)、『21世紀のアメリカ資本主義』(共著、大月書店)

未来を考えるための科学史・技術史入門 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:北樹出版
著者名:河村 豊(編著)/小長谷 大介(編著)/山崎 文徳(編著)
発行年月日:2023/05/10
ISBN-10:4779307082
ISBN-13:9784779307089
判型:A5
発売社名:北樹出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:自然科学総記
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:21cm
横:15cm
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