中華を生んだ遊牧民―鮮卑拓跋の歴史(講談社選書メチエ) [全集叢書]
    • 中華を生んだ遊牧民―鮮卑拓跋の歴史(講談社選書メチエ) [全集叢書]

    • ¥1,87057 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月11日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
中華を生んだ遊牧民―鮮卑拓跋の歴史(講談社選書メチエ) [全集叢書]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003698852

中華を生んだ遊牧民―鮮卑拓跋の歴史(講談社選書メチエ) [全集叢書]

価格:¥1,870(税込)
ゴールドポイント:57 ゴールドポイント(3%還元)(¥57相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月11日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:講談社
販売開始日: 2023/05/13
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

中華を生んだ遊牧民―鮮卑拓跋の歴史(講談社選書メチエ) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    後漢の滅亡から、隋の中国統一までの「魏晋南北朝時代」。この長い分裂時代の主役が、遊牧集団・鮮卑拓跋部である。代国の王・拓跋珪が三八六年に開いた王朝・北魏は、五胡十六国を平定し、中国の北半分を手中に入れる。遊牧民の伝統を残した王朝は、漢族の文化を取り込み、洛陽に新都を築き、雲崗・龍門に壮麗な石窟寺院を開く。胡漢が融合した「新たな中華」を生んだ拓跋部の人々は、その後の隋唐帝国でも活躍し、中国社会に溶け込んでいく。
  • 目次

    はじめに――分裂と夷狄・胡族の中国史
    第一章 拓跋部の故郷――遊牧と伝説                            
    1 鮮卑の登場
    2 『魏書』序紀の歴史観
    3 大鮮卑山を探せ! カッ仙洞の発見
    第二章 部族を集めろ――「代国」の時代
    1 神元帝の拓跋国家
    2 西晋と代国の成立
    3 昭成帝の改革
    第三章 部族を再編せよ――北魏の成立
    1 代王から魏皇帝へ
    2 部族解散か再編か――中華か遊牧か
    3 「大代」と「大魏」――二つの国号
    第四章 中華の半分を手に――胡漢二重体制
    1 太武帝の華北統一
    2 「国史事件」が暴いたもの
    3 仏教と雲崗石窟
    4 文成帝南巡碑をよむ
    第五章 中華の中心へ――孝文帝の「漢化」
    1 文明太后の政治
    2 胡俗消滅?
    3 平城から洛陽へ
    第六章 胡漢融合への模索――繁栄と分裂
    1 洛陽へタイムスリップ
    2 遥かなる六鎮
    3 六鎮の乱
    4 霊太后の政治と東西分裂
    第七章 誕生! 新たな中華――隋唐帝国の拓跋
    1 手を垂れると膝を過ぐ
    2 レビレートの系譜
    3 煬帝の宮廷料理
    4 唐の「宮楽図」
    5 拓跋部のゆくえ

    おわりに――なぜ中華文明は滅びないのか
    あとがき
    参考文献
    索引
  • 出版社からのコメント

    4世紀の北中国を統一し、北魏王朝を開いた鮮卑拓跋部。遊牧民の伝統を残し、漢族と融合を進めた部族が創出した「新たな中華」とは。
  • 内容紹介

    中国の歴史は、統一王朝時代と分裂時代の繰り返しである。そして、漢族と北方遊牧民との対立と融合の歴史でもある。なかでも、秦漢帝国が滅亡した後の「魏晋南北朝時代」は、それまでの「中華」が崩壊し、「新たな中華」へと拡大・再編された大分裂時代だった。この「中国史の分水嶺」で主役を演じたのが、本書の主人公、拓跋部である。
    拓跋部は、モンゴル高原の騎馬遊牧集団・鮮卑に属する一部族だった。3世紀、部族国家を築いて歴史に登場し、386年には拓跋珪が北魏王朝を開いて、五胡十六国の混乱を治めた。
    北魏では、皇太子の母が死を賜る「子貴母死」や、亡き父の妃を息子が娶るレビレート婚など、遊牧社会の伝統を残しつつ、雲崗・龍門の石窟寺院で知られる仏教文化や、名君・孝文帝の漢化政策により文化の融合が進み、「新たな中華」が形成された。北魏の首都・洛陽の平面プランは、唐の都・長安に受け継がれ、さらに奈良・平城京へともたらされるのである。
    北魏は6世紀に東西に分裂するが、その後、中国を統一した隋王朝、さらに大唐帝国の支配層でも拓跋部の人々は活躍し、「誇るべき家柄」となっていた。「夷狄」「胡族」と呼ばれた北方遊牧民の子孫たちは中国社会に溶け込みつつも彼らの伝統を持ち込み、「中華文明」を担っていったのである。

    目次
    はじめに――分裂と夷狄・胡族の中国史
    第一章 拓跋部の故郷――遊牧と伝説                            
    第二章 部族を集めろ――「代国」の時代
    第三章 部族を再編せよ――北魏の成立
    第四章 中華の半分を手に――胡漢二重体制
    第五章 中華の中心へ――孝文帝の「漢化」
    第六章 胡漢融合への模索――繁栄と分裂
    第七章 誕生! 新たな中華――隋唐帝国の拓跋
    おわりに――なぜ中華文明は滅びないのか
    あとがき
    参考文献
    索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松下 憲一(マツシタ ケンイチ)
    1971年、静岡県生まれ。2001年、北海道大学大学院文学研究科博士後期課程東洋史学専攻修了。博士(文学)。現在、愛知学院大学文学部教授
  • 著者について

    松下 憲一 (マツシタ ケンイチ)
    1971年、静岡県生まれ。2001年、北海道大学大学院文学研究科博士後期課程東洋史学専攻修了。博士(文学)。現在、愛知学院大学文学部教授。主な著書に『北魏胡族体制論』(北海道大学出版会)、共編著に『教養の中国史』(ミネルヴァ書房)、論文に「后妃のゆくえ―北斉・北周の後宮」(『愛知学院大学文学部紀要』第46号)、「北魏における皇位継承」(『中国史学』29巻)などがある。

中華を生んだ遊牧民―鮮卑拓跋の歴史(講談社選書メチエ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:松下 憲一(著)
発行年月日:2023/05/11
ISBN-10:4065318394
ISBN-13:9784065318393
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:248ページ
縦:19cm
他の講談社の書籍を探す

    講談社 中華を生んだ遊牧民―鮮卑拓跋の歴史(講談社選書メチエ) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!