岡倉天心とインド―「アジアは一つ」が生まれるまで [単行本]
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岡倉天心とインド―「アジアは一つ」が生まれるまで [単行本]

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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2023/04/19
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岡倉天心とインド―「アジアは一つ」が生まれるまで の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    オリエンタリズムに抗し、アジア独自の「美術史」を打ち立てようとした、日印共闘のドラマ―。西洋が「美術」の基準とされた植民地時代のインドで邂逅した岡倉と近代インドの先覚者たちの、国境を越えた知的変革の軌跡を、日印の資料を紐解いて描き出す。
  • 目次

    序章

    第一章 岡倉天心のインド体験
     一 岡倉天心の生涯──美術史の探求
     二 生涯の活動を評価する二つの立場
     三 「アジアは一つ」という課題

    第二章 越境するアジア知識人──「女性像」が映す日本とインド
     一 一八九三年のシカゴ万国博覧会
     二 横山大観とオボニンドロナト・タゴール
     三 アジア近代絵画の創出
     四 二人の女性のまなざし
     五 越境するアジア知識人

    第三章 岡倉天心の「転向」──社会進化論の克服
     一 フェノロサと岡倉天心
     二 ギリシア系統説の否定
     三 法隆寺様式の「劇変」
     四 社会進化論の時代
     五 ヘーゲル美術史観の克服とインド

    第四章 ヴィヴェーカーナンダと日本──託された言葉
     一 ヴィヴェーカーナンダの生涯
     二 ヴィヴェーカーナンダと現代インド
     三 宗教観の展開
     四 「仏教的退廃」の背景──ダルマパーラとの関係
     五 仏教とネオ・ヒンドゥー教の「全面革命」
     六 託された言葉──仏教とヒンドゥー教

    第五章 インド社会像の探求
     一 インド美術の起源論争
     二 植民地統治とインド社会
     三 ヴィヴェーカーナンダとインド知識人

    第六章 ヴィヴェーカーナンダの探求
     一 美術史観への関心
     二 「起源」の探求
     三 「アーリヤ人」学説への批判
     四 再会する兄弟

    終章 切り開かれた地平──多様な「アジア」へ
     一 ヴィヴェーカーナンダと岡倉天心
     二 反響する多様な「アジア」
     三 ヴィヴェーカーナンダの呼びかけ
     四 アジア主義の軌跡
  • 出版社からのコメント

    オリエンタリズムに抗し、アジア独自の「美術史」を打ち立てようとした日印共闘のドラマ。知的変革の軌跡を描き出す意欲的な一冊。
  • 内容紹介

    オリエンタリズムに抗し、アジア独自の「美術史」を打ち立てようとした、日印共闘のドラマ――。

    近代日本美術の父・岡倉天心(1863‒1913)
    インド宗教改革運動の旗手・ヴィヴェーカーナンダ(1863‒1902)

    近代日本美術の復興運動を指揮した岡倉天心は、道半ばで東京美術学校を非職となり、私生活も破綻をきたした1901年末に、突如、日本を脱して9か月にわたりインドに滞在する。
    西洋が「美術」の基準とされた植民地時代のインドで、岡倉は自立したインド社会を構想する気鋭の知識人や芸術家、宗教家と邂逅し、その過程で『東洋の理想』などの代表的な英文著作を執筆する。
    1893年のシカゴ宗教会議の活躍で知られる宗教改革者ヴィヴェーカーナンダとは、深い思想体験を共有するが、その改革運動が今日のインド社会に与える意味は、これまで十分には明らかにされてこなかった。

    日印の資料を紐解いて、その国境を越えた知的変革の軌跡を描き出す、貴重な一冊。

    図書館選書
    オリエンタリズムに抗し、アジア独自の「美術史」を打ち立てようとした、日印共闘のドラマ――。日本とインドの文化的復興運動を連動させ、国境を越えた知的変革の軌跡を日印の資料を紐解いて描き出す、意欲的な一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    外川 昌彦(トガワ マサヒコ)
    1964年生まれ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。1992‐97年にインドに留学し、ベンガルの農村社会で住み込み調査を行う。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士号(社会学)。専門は、文化人類学、宗教学、ベンガル文化論
  • 著者について

    外川 昌彦 (トガワ マサヒコ)
    1964年生まれ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。1992-97年にインドに留学し、ベンガルの農村社会で住み込み調査を行う。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士号(社会学)。専門は、文化人類学、宗教学、ベンガル文化論。
    主要著作にAn Abode of the Goddess: Kingship, Caste and Sacrificial Organization in a Bengal Village (New Delhi: Manohar, 2006)、共編著にMinorities and the State:Changing Social and Political Landscape of Bengal (New Delhi: SAGE Publications, 2011)、Kinship and Family among Muslims in Bengal (New Delhi:Manohar, 2021)など。

岡倉天心とインド―「アジアは一つ」が生まれるまで の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:外川 昌彦(著)
発行年月日:2023/04/25
ISBN-10:4766428897
ISBN-13:9784766428896
判型:B6
発売社名:慶應義塾大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:295ページ
縦:19cm
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