政治権力の民主的正当性と"合法性"―シュミットとヘラーの法廷対決 [単行本]
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政治権力の民主的正当性と"合法性"―シュミットとヘラーの法廷対決 [単行本]

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出版社:風行社
販売開始日: 2023/04/05
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政治権力の民主的正当性と"合法性"―シュミットとヘラーの法廷対決 の 商品概要

  • 目次

    序章 〈合法性〉における正当性と剝き出しの生──ジョルジョ・アガンベンとシェルドン・ウォリンとの対話
    今日的意義(アクチュアリティ)──アガンベンとウォリンとの対話
    アガンベンの問い──「例外状態」の統治術としての常態化における「剥き出しの暴力/生」
    ウォリンの問題提起──民主主義と「福祉国家理性」における「宙ぶらりんの周縁化された人々」
    第一章 「シュミット問題」が投げかけるもの──「歴史学」の一つとしての政治思想史研究をめぐる一考察
    第一節 問題の所在と本章の狙い
    第二節 クヴァーリチュによる問題提起──「ボダン問題」と「シュミット問題」
    第三節 クヴァーリチュによるシュミット再評価の「陥穽」──「現在認識」(Gegenwartserkenntnis)をめぐって
    第四節 近代歴史学から現代歴史学への「パラダイム転換」──「歴史学」としての政治思想史研究
    第五節 小括
    第二章 〈合法性〉をめぐる二つの次元──法と政治の間についての一試論
    第一節 問題の所在と本章の狙い
    第二節 法と国家をめぐる歴史的な〈現在〉
    第四節 法と法律の間──〈生成する法〉と〈制定される法律〉
    終わりに
    [補論] 〈合法性〉の空洞化──一九二〇年代のドイツにおける経済の独占化過程と議会外立法様式
    第一節 本章の射程と狙い
    第二節 経済的社会的領域における独占化過程とその政治的影響
    第三節 議会主義的〈合法性〉の衰退──指標としての立法権の三形態
    第四節 裁判所の政治的性格
    第五節 結びにかえて
    第三章 〈合法性〉と〈状況適合的擬似合法性〉の間──「パーペン・クーデター」事件から「国事裁判」へ
    第一節 問題の所在と本章の課題
    第二節 「パーペン・クーデター」事件の経緯
    第三節 「プロイセン対ライヒ」裁判の概要
    第四節 本事件をめぐる開廷前のシュミットとヘラーの論争
    第五節 小括──「事件」から「裁判」へ
    第四章 「プロイセン対ライヒ」裁判におけるカール・シュミットとヘルマン・ヘラー──法廷での対決をめぐって
    第一節 本章の位置づけと狙い
    第二節 第Ⅱ章「一九三二年七月二〇日以前、及び、七月二〇日の事実経過」(S. 11-86)におけるヘラーとシュミット
    第三節 第Ⅴ章「第四八条第一項の諸要件」(S. 124-193)におけるシュミットとヘラー
    第四節 第Ⅵ章「第四八条第一項の諸権限」(S. 194-285)におけるヘラー
    第五節 第Ⅶ章「第四八条第二項の諸要件」(S. 286-300)におけるシュミットとヘラー
    第六節 第Ⅷ章「第四八条第二項の諸権限」(S. 301-365)におけるシュミットとヘラー
    第七節 第Ⅸ章「裁判所の事後審査:相対的限界」(S. 366-391)におけるヘラー
    第八節 第Ⅹ章「総括」(S. 393-414)におけるヘラー
    第九節 第XI章「訴訟要件」(S. 415-477)におけるヘラーとシュミット
    第一〇節 法廷におけるシュミットとヘラーの対決──審理過程全体を振り返って
    第五章 「プロイセン対ライヒ」裁判での「弁論」の背景をなす議論連環──シュミットの「独立した権限規範」とヘラーの「政治的意図」をめぐって
    第一節 本章の位置づけと狙い
    第二節 シュミットの「法廷弁論」の背景に横たわる議論連環
    第三節 ヘラーの「法廷弁論」の背景に横たわる議論連環
    第四節 ボダン解釈をめぐるシュミットとヘラー
    第五節 結びにかえて──〈合法性〉の陥穽
  • 出版社からのコメント

    「プロイセン対ライヒ」裁判のシュミット・ヘラー論戦で、〈合法性〉が変質し政治権力の民主的正当性が切り崩されてゆく過程を描く。
  • 内容紹介

    〈パーペン・クーデター〉をめぐる「プロイセン対ライヒ」裁判におけるシュミットとヘラーの論戦に焦点を当て、〈合法性〉が〈状況適合的疑似合法性〉へと変質して、政治権力の民主的正当性が切り崩されてゆく過程を描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    髙橋 愛子(タカハシ アイコ)
    聖学院大学政治経済学部教授。専門は政治学、政治思想史。国際基督教大学大学院前期課程修了(行政学修士)、同課程在籍中ドイツ・ミュンスター大学政治学部留学、国際基督教大学大学院後期課程修了(学術博士)。弁護士故中平健吉秘書、元衆議院議員竹村康子秘書、国際基督教大学社会科学研究所助手、恵泉女学園大学非常勤講師、聖学院大学准教授等を経て、2014年より現職
  • 著者について

    髙橋愛子 (タカハシ アイコ)
    聖学院大学政治経済学部教授。専門は政治学、政治思想史。
    国際基督教大学大学院前期課程修了(行政学修士)、同課程在籍中ドイツ・ミュンスター大学政治学部留学、国際基督教大学大学院後期課程修了(学術博士)。弁護士故中平健吉秘書、元衆議院議員竹村康子秘書、国際基督教大学社会科学研究所助手、恵泉女学園大学非常勤講師、聖学院大学准教授等を経て、2014年より現職。

政治権力の民主的正当性と"合法性"―シュミットとヘラーの法廷対決 の商品スペック

発行年月日 2023/03/01
ISBN-10 486258151X
ISBN-13 9784862581518
ページ数 488ページ
21cm
15cm
発売社名 風行社
判型 A5
Cコード 3031
対象 専門
発行形態 単行本
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内容 政治含む国防軍事
分類 社会科学
成年向け書籍マーク G
書店分類コード G500
書籍ジャンル 社会科学
再販商品 再販
書籍販売条件 委託
言語 日本語
厚さ 3cm
出版社名 風行社
著者名 髙橋 愛子

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