負債と信用の人類学―人間経済の現在 [単行本]
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負債と信用の人類学―人間経済の現在 [単行本]

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出版社:以文社
販売開始日: 2023/06/01
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負債と信用の人類学―人間経済の現在 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    デヴィッド・グレーバー『負債論』の“衝撃”とその“深化”。他者を信じ、他者に負う「人間経済」探究の試み。
  • 目次

    諸 言 

    第Ⅰ部
    序 章 信用、負債、返済(佐久間 寛)
    第一章 商業経済と絡まり合う人間経済のありか――ラオスのコーヒー産地における農家による金貸しからの逃避をめぐって(箕曲在弘)
    第二章 時間を与えあう――商業経済と人間経済の連環を築く「負債」をめぐって(小川さやか)
    第三章 暴力の貸しを取り返しに行く――東アフリカ牧畜社会における復讐/感染/代替の論理(佐川 徹)
    第四章 負債と労働の関係――グレーバーの『負債論』と『ブルシット・ジョブ』をつなぐもの(松村圭一郎)

    第Ⅱ部
    第五章 負債と約束―― 戦前大阪の都市下層社会における貸し借りの論理からみる(酒井隆史)
    第六章 世界を生み出すのは価値である(デヴィッド・グレーバー/田口陽子訳)
    第七章 負債、暴力、非人格的市場――ポランニー的省察(デヴィッド・グレーバー/佐久間寛訳)
    第八章 デヴィッド・グレーバーと不平等世界の人類学(キース・ハート/林愛美訳)

    第Ⅲ部
    第九章 『負債と信用の人類学』座談会(小川さやか/佐川徹/佐久間寛/松村圭一郎/箕曲在弘)
  • 出版社からのコメント

    D・グレーバーが遺した『負債論』を手がかりに、他者を信じ他者に追う「人間経済」の可能性を文化人類学的視座から考察する論文集。
  • 内容紹介

    2020年に急逝した文化人類学者デヴィッド・グレーバー。その思考の意義は、未だ汲み尽くされぬ魅力と価値に溢れている。日本でも『価値論』『負債論』『官僚制のユートピア』『アナーキスト人類学のための断章』(以文社)、『ブルシット・ジョブ』(岩波書店)などをはじめとするその著作は、現代社会を鋭く批評し、専門分野を超えてさまざまな議論がなされてきた。
    とりわけ、2011年(日本語訳は2016年)に刊行された『負債論』は、貨幣と負債の秘密を5000年の人類史から読み解き、同時代の金融危機の記憶と影響とあいまって、人々に大きな衝撃をもたらす、世界的なベストセラーとなった。

    本書は、グレーバーの「人間経済 human economy」の概念を手がかりに、『負債論』で提起された経済や政治をめぐる思考を、さらに先へと推し広げていくべく編まれた論文集である。
    新型コロナウイルスの流行、ウクライナ危機と連動した世界的な不況が広がる今日、「他者を信じ、他者に追う」営みによって新たな社会関係と価値を創造する「人間経済」の可能性とは何か、文化人類学的視座から考察していく。

    ※本書は、2021年に開催された文化人類学公開シンポジウム「人類学からみる現代世界の信用と負債ーー「人間経済」に向けて」の成果に基づく登壇者による論考をまとめた第Ⅰ部、グレーバーの著作の翻訳を多く手掛ける酒井隆史氏による特別寄稿論文、グレーバー本人の未翻訳論文、グレーバーが『負債論』執筆にあたって大きな影響を受けた経済人類学者キース・ハートによる、『負債論』の書評論文を追加収録した第Ⅱ部、そして第Ⅰ部の執筆陣(シンポジウム登壇者)による本書の総括である座談会を掲載した第Ⅲ部からなる。

    図書館選書
    新型コロナウイルスの流行、ウクライナ危機と連動した世界的な不況が広がる今日、新たな社会関係と価値を創造する「人間経済」の可能性とは何か。グレーバー『負債論』を手がかりに、文化人類学的視座から考察する論文集。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐久間 寛(サクマ ユタカ)
    明治大学政治経済学部准教授、専攻は文化人類学、アフリカ地域研究

    箕曲 在弘(ミノオ アリヒロ)
    早稲田大学文学学術院教授、専攻は文化人類学、東南アジア地域研究

    小川 さやか(オガワ サヤカ)
    立命館大学先端総合学術研究科教授、専攻はアフリカ地域研究、文化人類学

    佐川 徹(サガワ トオル)
    慶應義塾大学文学部准教授、専攻はアフリカ地域研究、文化人類学

    松村 圭一郎(マツムラ ケイイチロウ)
    岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。所有と分配、海外出稼ぎ、市場と国家の関係などについて研究。著書に『うしろめたさの人類学』(ミシマ社、2017年、第72回毎日出版文化賞特別賞)など

    酒井 隆史(サカイ タカシ)
    大阪公立大学教員、社会思想史、都市社会論

    グレーバー,デヴィッド(グレーバー,デヴィッド/Graeber,David)
    ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授。2020年逝去

    ハート,キース(ハート,キース/Hart,Keith)
    ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ名誉教授。専門は経済人類学

    田口 陽子(タグチ ヨウコ)
    叡啓大学ソーシャルシステムデザイン学部准教授。専門は文化人類学

    林 愛美(ハヤシ マナミ)
    日本学術振興会/大阪公立大学特別研究員CPD。専攻はアフリカ地域研究、ジェンダー研究
  • 著者について

    佐久間 寛 (サクマ ユタカ)
    明治大学政治経済学部准教授,専攻は文化人類学,アフリカ地域研究.主要著作に,Présence Africaine: Index alphabétque par auteurs 1947-2016 (Présence Africaine, 2021),『ガーロコイレ--ニジェール西部農村社会をめぐるモラルと叛乱の民族誌』(平凡社,2013年),主な訳書に,カール・ポランニー『経済と自由--文明の転換』(共訳,筑摩書房,2015年),クロード・レヴィ=ストロース『構造人類学ゼロ』(共訳,中央公論新社,近刊)がある.

負債と信用の人類学―人間経済の現在 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:以文社
著者名:佐久間 寛(編)/箕曲 在弘(著)/小川 さやか(著)/佐川 徹(著)/松村 圭一郎(著)/酒井 隆史(著)/デヴィッド グレーバー(著)/キース ハート(著)/田口 陽子(著)/林 愛美(著)
発行年月日:2023/05/30
ISBN-10:4753103765
ISBN-13:9784753103768
判型:A5
発売社名:以文社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:386ページ
縦:22cm
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