辺境からの中国―黄海島嶼漁民の民族誌 [単行本]

販売休止中です

    • 辺境からの中国―黄海島嶼漁民の民族誌 [単行本]

    • ¥5,500165 ゴールドポイント(3%還元)
100000009003702843

辺境からの中国―黄海島嶼漁民の民族誌 [単行本]

価格:¥5,500(税込)
ゴールドポイント:165 ゴールドポイント(3%還元)(¥165相当)
日本全国配達料金無料
出版社:風響社
販売開始日: 2023/04/10
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

辺境からの中国―黄海島嶼漁民の民族誌 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    凡例

    序章 辺境の離島から中国を俯瞰する

      一 中国の辺境、黄海離島島嶼社会の所在
      二 「島嶼性」とはなにか?──島嶼に生きる人々の特徴に関する先行研究の構図
      三 「島嶼性」からこぼれ落ちていた人の相互行為──本書の視座
      四 「差序格局」モデルから中国社会の新たな個人、「複数的個人」論への転換
      五 本書の構成

    第一章 長山諸島の島民の歴史的経験

      一 自然誌と産業
      二 島への移動とコミュニティの形成
      三 初期の移民の移動

    第二章 島嶼における産業の成立

      一 外国による島の支配
      二 日本による漁業政策の開始
      三 島嶼の植民地経験

    第三章 中華人民共和国建国後の島嶼漁村社会

      一 「漁覇」の打倒と平等性の確立
      二 集団労働の形成と漁業生産
      三 文化大革命の動乱から個人の富の獲得

    第四章 島嶼生活の網目

      一 島の経済、若者の個人化と通婚圏
      二 島嶼における宗族組織
      三 系列「分家」と世帯本位の暮らし
      四 漁業世帯の経営と女性の躍進
      五 近隣関係、格子状の女性のつながりと漁師の社会関係

    第五章 島の村民自治

      一 中国の村民自治をめぐる諸問題
      二 村民自治に見る島の政治空間
      三 女性を媒介とした村の政治空間
      四 リーダーの手腕

    終章 辺境の島嶼社会から中国をみる

      一 島民の相互行為と非同一的な動き
      二 展望──現代中国研究における新たな視座

    あとがき

    参考文献

    写真・図表一覧

    索引
  • 出版社からのコメント

    辺境の島だからこそ顕著になっている諸現象を明らかにすることで、中国社会の実態とその未来が俯瞰できる
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    緒方 宏海(オガタ ヒロミ)
    2010年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、香川大学経済学部准教授。博士(学術)

辺境からの中国―黄海島嶼漁民の民族誌 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:風響社
著者名:緒方 宏海(著)
発行年月日:2023/03/25
ISBN-10:489489324X
ISBN-13:9784894893245
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:298ページ
縦:21cm
他の風響社の書籍を探す

    風響社 辺境からの中国―黄海島嶼漁民の民族誌 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!