ラクダ、苛烈な自然で人と生きる―進化、生態、共生 [単行本]

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ラクダ、苛烈な自然で人と生きる―進化、生態、共生 [単行本]

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出版社:風響社
販売開始日: 2023/04/03
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ラクダ、苛烈な自然で人と生きる―進化、生態、共生 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    その個性、可能性、人との関係をとことん探求。動物としての習性を見定めながら、できるだけ自然に沿う形で家畜を飼い、潜在力を持続的かつ最大限に引き出す道を探る―。起源と進化、遺伝子、調教、食用、毛織物、そして紛失ラクダからラクダ相撲まで、コンパクトなラクダ百科。
  • 目次

    口絵

    はじめに(今村 薫)

    ◆総説:人とラクダ

    第1章 ラクダ科動物の進化と人間による利用(今村 薫)

      1 ラクダ科動物の起源と進化
      2 狩猟対象から家畜へ
      3 家畜化
      4 ラクダ飼養のテクノロジー──鞍の考案
      5 ラクダ隊商による交易
      6 近・現代のラクダ利用
      おわりに

    第2章 東アフリカのラクダ牧畜民(曽我 亨)

      1 ラクダがやって来た道
      2 東アフリカの牧畜民
      3 ラクダのミルク、血、肉
      4 ラクダを飼う
      5 ラクダの影に生きる
      6 エチオピア、ガブラ社会の変容
      7 東アフリカ、牧畜の未来

    第3章 ラクダ牧畜の現在──中国内モンゴル自治区エゼネー旗の事例から(児玉香菜子)

      はじめに
      1 内モンゴル西部ゴビ・オアシス地域──エゼネー旗
      2 ラクダ頭数と利用の変化
      3 ラクダ頭数の増加とその背景
      4 新しいラクダ利用
      5 ラクダ利用の再活性化を支えるモンゴル国からの出稼ぎ牧畜民とラクダ搾乳場
      6 ラクダの柵内放牧
      おわりに

    第4章 ラクダの識別と紛失ラクダの捜索(ソロンガ)

      1 ラクダの所有識別
      2 放牧におけるラクダの確認
      3 逃走場所の推理
      4 紛失ラクダの情報
      5 紛失ラクダ「指名手配書」の事例

    ◆生物としてのラクダ

    第5章 ラクダの分類と個体識別──内モンゴルの例から(ソロンガ)

      はじめに
      1 成長段階、年齢と性別による名称
      2 成長にあわせたラクダ利用
      3 個体の形態的特徴による名称
      まとめ

    第6章 遺伝子から探る──ヒトコブラクダとフタコブラクダの雑種(川本 芳)

      1 ラクダ科動物の家畜化
      2 旧大陸のラクダたち
      3 交雑するヒトコブラクダとフタコブラクダ
      4 遺伝子から交雑を調べる
      5 カザフスタンのラクダ調査
      6 キルギスのラクダ調査
      7 交雑ラクダの利用

    ◆家畜としてのラクダ・多彩な利用

    第7章 ラクダの調教(ソロンガ)

      はじめに
      1 調査地の説明
      2 ラクダの馴致
      3 ラクダの騎乗用調教
      4 調教後のラクダ管理

    第8章 牧畜民の暮らしを支えるラクダ毛──モンゴル国カザフ人の事例から(廣田千恵子)

      1 カザフ人とラクダ
      2 柔らかく暖かな毛 “カブルガ・ジュン”
      3 硬くて丈夫な毛 “チュダ”
      4 チュダ・ジップで縫われる様々な道具
      5 ラクダの毛と共にある暮らし

    第9章 フタコブラクダでの移動と運搬──モンゴルのカザフ人の例から(今村 薫)

      はじめに
      1 調査地の概要と調査方法
      2 運搬の実態
      3 ラクダによる運搬

    第10章 トルコのラクダ相撲──駄獣からレスラーへ(今村薫・田村うらら)

      はじめに
      1 トルコの雑種ラクダについて
      2 トルコの牧畜と調査地について
      3 インタビューの記録
      4 ラクダ相撲の歴史と相撲大会の概要
      5 ラクダ相撲を行う背景
      6 トルコにおけるラクダ・雑種交配の技
      7 トルコにおけるラクダ相撲の今後

    ◆ラクダの環境問題・未来

    第11章 ラクダの食習性とキャメルラインの形成──ラクダの環境適応と環境破壊(星野仏方・多仁健人)

      1 ラクダの食習性
      2 キャメルライン
      3 マングローブ林とヒトコブラクダの関係の季節性
      4 ヒトコブラクダのヒルギダマシ採食量
      おわりに

    あとがき(今村 薫)

    索引
  • 出版社からのコメント

    起源と進化、遺伝子、調教、食用、毛織物、そして紛失ラクダからラクダ相撲まで、コンパクトなラクダ百科。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    今村 薫(イマムラ カオル)
    1960年生まれ。1985年京都大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学。博士(理学)。専攻は生態人類学、アフリカ・中央アジア地域研究。現在、名古屋学院大学現代社会学部教授

ラクダ、苛烈な自然で人と生きる―進化、生態、共生 の商品スペック

商品仕様
出版社名:風響社
著者名:今村 薫(編)
発行年月日:2023/03/25
ISBN-10:4894893452
ISBN-13:9784894893450
判型:規大
対象:専門
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:232ページ
縦:21cm
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