大豆(グレートビーン)―その歴史と可能性 縄文人が育て世界に羽ばたいた [単行本]
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大豆(グレートビーン)―その歴史と可能性 縄文人が育て世界に羽ばたいた [単行本]

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出版社:幸書房
販売開始日: 2023/05/21
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大豆(グレートビーン)―その歴史と可能性 縄文人が育て世界に羽ばたいた の 商品概要

  • 目次

    1大豆の誕生
     1.1大豆は野生のつる豆からの返信
     1.2大豆と共生する根瘤菌の不思議
     1.3大豆はいつから食べられたのか
     1.4大豆という名前
    2.大豆食品について
     2.1大豆食の発展と大陸文化
     2.2豆腐について
     2.3油の歴史について
     2.4大豆油と油脂の働き
    3.大豆の近代史
     3.1大豆発展の起点、満州について
     3.2満州を舞台に日露戦争が始まる
     3.3満鉄の設立
    4.国内で持ち上がった大豆粕の需要
     4.1大豆粕の登場
    5.満州における大豆の歴史
     5.1満州での大豆栽培風景
     5.2満州での大豆搾油事業
     5.3満州と当時の中国社会について
    6.満鉄の大豆ビジネス
     6.1満鉄による大豆研究
     6.2満鉄の抽出技術開発
    7.満州国と日本の大豆産業
     7.1満州国の建国
     7.2関東軍の暴走
    8.日本企業が満州の大豆事業に
     8.1我が国に大豆搾油事業が
     8.2鈴木商店が満鉄事業を継承
     8.3満鉄の搾油技術は国内で展開される
    9.日中戦争と満州大豆
     9.1満州国の大豆制作 
     9.2国産大豆の縮小と満州大豆への依存
    10.欧州における大豆の発展
     10.1欧州へ向かって満州大豆が飛躍
     10.2第一次世界大戦と大豆
     10.3ドイツ、第一次大戦敗戦後の大豆政策
     10.4大豆製品が欧州に持ち込まれていた歴史
    11.アメリカ大豆について
     11.1アメリカへ渡った大豆
     11.2アメリカ大豆の立ち上がり
     11.3アメリカで大豆栽培が立ち上がる背景
       (1)干ばつに強い作物との評価
       (2)大豆品種改良に貢献した人々
       (3)土壌細菌の育成
       (4)地下水の利用
    12.戦争で飛躍するアメリカ大豆
     12.1クリミア戦争と穀物輸出
     12.2アメリカ南北戦争
     12.3第一次世界大戦とアメリカ農業
     12.4アメリカにおける大豆農家の支援
     12.5第一次世界大戦以降は
    13.アメリカで発展した大豆産業
     13.1アメリカにおける大豆産業の台頭
     13.2大豆搾油企業の登場
    14.フォード自動車と大豆
    15.第二次世界大戦でアメリカ大豆が飛躍
     15.1第二次世界大戦への突入
     15.2第二次世界大戦での大豆の働き
     15.3アメリカが開発した大豆食品
    16.日本の戦後の食糧難
     16.1苦悩する日本の大豆産業
     16.2我が国の戦後の大豆政策について
     16.3アメリカ大豆の輸出
     16.4アメリカの余剰農産物
     16.5戦後の洋風化と畜産業
    17.アメリカ大豆のつまずきと南米の台頭
     17.1アメリカ大豆に強敵現れる
     17.2田中内閣のブラジル対策
     17.3ブラジル農業の主役に躍り出た大豆
     17.4輸出規制に影響されるアメリカ大豆
     17.5アメリカ大豆の後退
    18.世界の大豆栽培
     18.1大豆栽培の新たな取り組み
    19.戦争と大豆の裏面史
     19.1日露戦争と大豆の利用
     19.2朝鮮戦争と大豆
     19.3もうひとつの戦争と大豆
    20.満鉄が開発したもうひとつの抽出技術
  • 内容紹介

    大豆は不思議な生命力をもった植物だと思わずにはいられません。大豆がこの世に生まれてきたのは今から5千年ほど前、中国、韓国とほぼ同じ時期に、我が国にも野生のツルマメから変身して大豆が生まれたのです。古代の縄文人たちがいかに長い時間をかけてツルマメの栽培を繰り返していたことか、そして繰り返し種を蒔いている時に、より大きな種子を選んで種まきをするという努力を繰り返したことによって、現在のような大粒の大豆に変身したと考えられます。
    私たちが最もイメージしやすい大豆の利用は、日常の食卓に現れる食品への用途ではないでしょうか。今日一日に自分が食べた食事を振り返ってみると、いかに私たち日本人の食生活が大豆食品を利用しているか、改めて驚かされることでしょう。
    しかし、それらには奈良時代や平安時代に、中国や朝鮮半島から持ち込まれた東アジアの食文化の影響や、寺院や民衆の中で作り上げられてきた食の歴史が何層にも積み重ねられていることにも思いめぐらしておきたいものです。
    そして大豆はここ百余年の間にアジアの一隅から世界に飛び出していった、激動の歴史を持っているのです。そこには満州という、今では存在していない中国東北部を出発点として、世界戦争にも遭遇しながら大豆の活躍の舞台が世界へと広がっていきました。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    加藤 昇(カトウ ノボル)
    1939年6月9日、徳島県生まれ。東京教育大学農学部卒業。豊年製油株式会社入社。取締役中央研究所長、開発技術本部長。財団法人杉山産業化学研究所常任理事、所長、などを歴任。一般財団法人杉山産業化学研究所顧問
  • 著者について

    加藤 昇 (カトウノボル)
    東京教育大学農学部卒業
    豊年製油株式会社入社。取締役中央研究所長、開発技術本部長
    財団法人杉山産業化学研究所常任理事、所長、などを歴任
    一般財団法人杉山産業化学研究所 顧問

大豆(グレートビーン)―その歴史と可能性 縄文人が育て世界に羽ばたいた の商品スペック

商品仕様
出版社名:幸書房
著者名:加藤 昇(著)
発行年月日:2023/05/21
ISBN-10:478210474X
ISBN-13:9784782104743
判型:B5
発売社名:幸書房
対象:教養
発行形態:単行本
内容:農林業
言語:日本語
ページ数:300ページ
縦:21cm
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