時代を創った怪物たち―古今東西の偉人・賢人・人たらし…への手紙(知的生きかた文庫) [文庫]

時代を創った怪物たち―古今東西の偉人・賢人・人たらし…への手紙(知的生きかた文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  カリスマ編集長から１００人の“怪物”に宛てた異色のラブレター！人はみな、心に怪物を宿している！

• 目次（「BOOK」データベースより）

  アル・カポネ　庶民の味方で子どもに夢を与えたギャング王
  チャーチル　持ち前の強運でイギリス軍を死地から救った
  藤田嗣治　モンパルナスのお調子者でロマンティックな愚か者
  ナポレオン　ペスト患者の頬にもキスをした、人たらしの天才
  ユリウス・カエサル　知性と品性で女性を魅了し、神にまで愛された
  竹鶴政孝　ウイスキーにも妻にも燃えるような情熱を注いだ快男児
  スコット大佐　南極に散った、負けてなお気高き英雄
  アレクサンドロス３世　世界を征すも若くして客死したマケドニアの大王
  ジョージ４世　華やかなる浪費で、英国に美の遺産をもたらした“快楽王”
  チェ・ゲバラ　退屈と安寧を捨てた、２０世紀最大の革命児
  シナトラ　その美声でエリザベス女王の心もつかんだ、伝説のエンターテイナー
  ヒトラー　狂気的なストイックさゆえに深い愛にたどり着けなかった独裁者
  ピョートル１世　法外な好奇心と行動力で近代ロシアの父となった
  マリー・アントワネット　気高き振る舞いでいまも愛される悲劇の王妃
  カザノヴァ　全ての女性を平等に愛した性の悪魔
  マッカーサー　最高司令官も息子がヒッピーになるのは止められない
  マリア・カラス　平凡な家庭に憧れた天才的歌姫
  南方熊楠　田舎の天才学者は、学校嫌いの勉強好きだった
  サマセット・モーム　人間の苦悩や劣等感を作品に昇華させた大作家
  宮武外骨　反骨精神と極上のユーモアを武器に腐敗した権力と戦った
  嵐寛寿郎　コンプレックスが“鞍馬天狗”を人気作に押し上げた
  タレーラン　巧みな話術と下半身外交で、フランスの国土を守り抜いた
  広沢虎造　浪曲にオペラの芸術性を吹き込んだ昭和の大スター
  坪内寿夫　仕事も遊びも豪快だった、四国の大将
  チューリング　孤独にして孤高の天才数学者
  チャップリン　喜劇王の原点は、悲惨な幼少期にあった
  バルザック　膨大な借金を残したが、名作も残した大文豪
  エドワード・スミス　高潔な死によって品格と強さを示した、タイタニック船長
  大槻文彦　「言海」によって世界に日本人の知性を証明した国語学者
  秋山庄太郎　美しいものを貪欲に求め、物言わぬ花にたどり着いた写真家
  モーツァルト　作品に“かなしみ”を疾走させる天才作曲家
  キム・フィルビー　英国とソ連を股にかけた二重スパイ
  田中角栄　たった５億円の賄賂なんて憶えていない、規格外の政治家
  ツヴァイク　人間の悲劇と喜劇を描いた不世出の伝記作家
  マイケル　シングルモルトブームを仕掛けた稀代のウイスキー評論家
  つかこうへい　痛快辛辣なセリフで人々を魅了した言葉のマジシャン
  戸栗郁子　二つの祖国の狭間で苦しんだ東京ローズ
  ラスプーチン　巨根と超能力でロシアを操った怪僧
  リンドバーグ　偉業達成の蔭に強靱な膀胱あり！？
  カラヴァッジョ　残酷のなかに聖なる美しさを宿す天才画家
  ヒラリー　人類初のエベレスト登頂で大英帝国を救った異国の登山家
  コナン・ドイル　名作『シャーロック・ホームズ』に現代人はいまも夢中
  ゴーギャン　タヒチで原始的な官能美に目覚めた芸術のモンスター
  アインシュタイン　人類の武器は、石と棍棒に戻ると予言した天才物理学者
  リヴィングストン　アフリカ奴隷貿易市場の閉鎖へ世論を動かした探検家
  正力松太郎　警察官僚から実業家へと鮮やかに転身した強運の持ち主
  粟野健次郎　かの漱石を教導した、知られざる独学の大家
  小室直樹　学問の楽しさを学位ではなく習得に置いた碩学泰斗の学者
  イングリッド・バーグマン　慈悲深き母であり、恋多き魔性の女
  後藤新平　優れた人材を残してこの世を去った、有言実行の傑人
  ニュートン　物理の世界だけでなく、犯罪捜査でも活羅した異能の人
  野口英世　日本が誇る細菌学者は、天才的な人たらしの借金大王
  一休宗純　僧籍に身を置きながら、破天荒を貫いた怪物
  ノーベル　ノーベル賞創設で兵器開発の贖罪を願ったダイナマイト王
  カストロ　私欲に走らず信念を貫いた、キューバ革命の英雄
  藤原不比等　万世一系システムで日本を守った、日本史上最大の詐欺師？
  ジャック・ダニエル　墓参者への気遣いも忘れない、テネシー一のモテ男
  フンボルト　南米大陸を探検し未知を切り拓いた不屈の探検家
  ガウス　晩年になって刺激し合える親友を得た、早熟の天才数学者
  ネルソン　コニャック樽で帰国したイギリス海軍の英雄
  ヴィドック　悪と善の狭間に生きた、脱獄王にして警察の密偵
  アルキビアデス　破天荒ゆえに敵が多かった、アテネきってのモテ男
  志村正順　“過剰なるリアリズム”にこだわった、実況中継の天才
  モハメド・アリ　徴兵を拒否し、国家とも戦った平和主義者
  ドアノー　気さくで世話好き、哲学者のような天才写真家
  寺田寅彦　無類の愛煙家は、人生の苦難も煙に巻く〔ほか〕

• 出版社からのコメント

  チャーチル、吉田茂、シャネル、ジョブズ・・・カリスマ編集長から、１００人の“怪物”に宛てた異色のラブレター。塩野七生氏推薦！

• 内容紹介

  ◆カリスマ編集長から、１００人の“怪物”に宛てた異色のラブレター！
  偉大な功績を遺した傑人たちは、
  いずれもその心に“善人と悪人”を宿す怪物であった。
  そしてその“怪物性”はすべての人間の中にあるのだ――
  
  チャーチル…持ち前の強運で英軍を死地から救った
  吉田　茂…そのユーモアには、戦後日本の矜持が宿る
  ナポレオン…ペスト患者の頬にもキスをした、人たらしの天才
  アル・カポネ…庶民の味方で子どもに夢を与えたギャング王
  藤田嗣治…モンパルナスのお調子者でロマンティックな愚か者
  シャネル…皆殺しの天使が仕掛けたファッション革命
  カエサル…知性と品性で女性を魅了し、神にまで愛された
  田中角栄…たった５億円の賄賂なんて憶えていない・・・他
  
  ◆塩野七生氏推薦！
  「われらがシマジは、人間の運が、いつどこで変わるかを見極める、確かな眼を持っている――」

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  島地 勝彦(シマジ カツヒコ)
  １９４１年、東京・奥沢に生まれる。４歳で岩手県一関市に疎開し、一関第一高等学校を卒業。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」編集部に配属され、１９８３年に同誌編集長に就任、１００万部雑誌に育て上げる。その後「ＰＬＡＹＢＯＹ日本版」「Ｂａｒｔ」の編集長を歴任し、取締役を経て、集英社インターナショナルの代表取締役に。２００８年に退任後、エッセイスト＆バーマンに転向する。シングルモルトをこよなく愛し、現在、西麻布にて「サロン・ド・シマジ」を経営、毎日バーカウンターに立つ

• 著者について

  島地 勝彦 (シマジ カツヒコ)
  島地勝彦（しまじ・かつひこ）
  1941年、東京・奥沢に生まれる。4歳で岩手県一関市に疎開し、一関第一高等学校を卒業。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」編集部に配属され、1983年に同誌編集長に就任、100万部雑誌に育て上げる。その後「PLAYBOY 日本版」「Bart」の編集長を歴任し、取締役を経て、集英社インターナショナルの代表取締役に。2008年に退任後、エッセイスト&バーマンに転向する。シングルモルトをこよなく愛し、現在、西麻布にて「サロン・ド・シマジ」を経営、毎日バーカウンターに立つ。
  著書に『甘い生活』『知る悲しみ』『アカの他人の七光り』（いずれも講談社）『salon de SHIMAJI バーカウンターは人生の勉強机である』（CCCメディアハウス）など、多数がある。

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