ハイデッガーとギリシア悲劇(学術選書) [全集叢書]
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ハイデッガーとギリシア悲劇(学術選書) [全集叢書]

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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2023/06/14
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ハイデッガーとギリシア悲劇(学術選書) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    哲学者のギリシア悲劇論と言えば、アリストテレス、ニーチェのものが知られているが、本書は、ハイデッガーのギリシア悲劇論という、従来ほとんど取り上げられていない主題を論じる。主著『存在と時間』における背景から、講義録や覚書き、さらに近年注目の「黒表紙のノート」までをもとにこの主題に接近し、ハイデッガーの思索の道程を解明するとともに、ギリシア悲劇が有する哲学的、今日的意義を問う。
  • 目次

    凡 例

    序 問題の所在―なぜギリシア悲劇なのか

    第1章 歴史、運命、悲劇
     1 原初と歴史への問い
     2  『存在と時間』への遡源
     3 「黒表紙のノート」における「悲劇」の所在

    第2章 アイスキュロス解釈―『縛られたプロメテウス』
     1 アイスキュロスの悲劇作品
     2 原初としてのプロメテウス―「黒表紙のノート」における
     3 知(学問)と運命―「ドイツの大学の自己主張」における
     4 火と技術(テクネー)と真理―『省慮』における
     5 悲劇のさらなる問いへ

    第3章 ソポクレス解釈(一)『オイディプス王』
     1 ソポクレスへの積極的接近
     2 言葉の本質
      (一)「快き青さのなかに……」
      (二)言葉の危険性
     3 存在と仮象
      (一)ピュシス、アレーテイア、ドクサ
      (二)半神としてのオイディプス?
      (三)仮象の悲劇
     4 残される問題

    第4章 ソポクレス解釈(二)『アンティゴネ』
     1 『アンティゴネ』へ
     2 人間本質への問い―『形而上学入門』
      (一)存在と思索
      (二)合唱歌の導入
      (三)最も無気味なものとしての人間
     3 アンティゴネの本質―ヘルダーリン「イスター」の解釈
      (一)河流の本質
      (二)作品への踏み込み
      (三)存在としての竈
      (四)生と死の対向性
    第5章 ディオニュソスをめぐって
     1 ハイデッガーにおける「神」
     2 酒神ディオニュソス
     3 半神ディオニュソス―神と人間との「間」
     4 仮面の神ディオニュソス
     5 祝祭と悲劇

    第6章 ニーチェにおける「悲劇」
     1 ニーチェとの対決のなかで
     2 「力への意志」と悲劇
      (一)芸術としての力への意志
      (二)「アポロン的なもの」と「ディオニュソス的なもの」
      (三)芸術と真理
     3 「永劫回帰」と悲劇
      (一)悲劇としての「永劫回帰」思想
      (二)悲劇作品としての『ツァラトゥストラ』
      (三)神と世界への問いかけ
      (四)ニーチェに対する断定と揺れ

    第7章 存在の問いと「悲劇」―歴史的運命としてのニヒリズム
     1 ヘルダーリンとニーチェ
     2 存在の悲劇性と存在の歴史
      (一)没落と移行の受け止め直し
      (二)歴史的運命としてのニヒリズム

    結 問題の射程―改めて、今なぜギリシア悲劇なのか

    あとがき

    文献表
    索引(人名/事項)
  • 出版社からのコメント

    主著『存在と時間』や近年注目の「黒表紙のノート」をもとに、ハイデッガーとギリシア悲劇という主題に接近し、思索の道程を解明する
  • 内容紹介

    哲学者のギリシア悲劇論と言えば、アリストテレス、ニーチェのものが知られているが、本書は、ハイデッガーのギリシア悲劇論という、従来ほとんど取り上げられていない主題を論じる。主著『存在と時間』における背景から、講義録や覚書き、さらに近年注目の「黒表紙のノート」までをもとにこの主題に接近し、ハイデッガーの思索の道程を解明するとともに、ギリシア悲劇が有する哲学的、今日的意義を問う。

    図書館選書
    ハイデッガーとギリシア悲劇という従来ほとんど取り上げられていない主題に、主著『存在と時間』等と、近年注目の「黒表紙のノート」をもとに接近し、思索の道程を解明するとともに、ギリシア悲劇が有する哲学的な意義を問う。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    秋富 克哉(アキトミ カツヤ)
    1962年、山口県生まれ。1991年、京都大学大学院博士後期課程研究指導認定退学。現在、京都工芸繊維大学教授。哲学専攻。京都大学博士(文学)
  • 著者について

    秋富 克哉 (アキトミ カツヤ)
    1962年、山口県生まれ。1991年、京都大学大学院博士後期課程研究指導認定退学。現在、京都工芸繊維大学教授。哲学専攻。京都大学博士(文学)

    主な著訳書
    著書は『芸術と技術 ハイデッガーの問い』(創文社、2005年)、『原初から/への思索―西田幾多郎とハイデッガー』(放送大学教育振興会、2022年)、共編著として『ハイデッガー『存在と時間』の現在 刊行80周年記念論集』(南窓社、2007年)、『ハイデガー読本』(法政大学出版局、2014年)、『続・ハイデガー読本』(法政大学出版局、2016年)、『ハイデガー事典』(昭和堂、2021年)がある。共訳書は『ハイデッガー全集第50巻 ニーチェの形而上学/哲学入門』(創文社、2000年)、『ハイデッガー全集第65巻 哲学への寄与論稿(性起から〔性起について〕)』(創文社、2005年)。

ハイデッガーとギリシア悲劇(学術選書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会
著者名:秋富 克哉(著)
発行年月日:2023/06/15
ISBN-10:481400477X
ISBN-13:9784814004775
判型:B6
発売社名:京都大学学術出版会
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:252ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:300g
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