アタッチメントとトラウマ臨床の原点―ジョン・ボウルビィ未発表重要論集 [単行本]
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販売開始日: 2023/06/01
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アタッチメントとトラウマ臨床の原点―ジョン・ボウルビィ未発表重要論集 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は4部から成り、初期のアイデアから後期の考察まで、ボウルビィの思考を網羅する。第1部では、喪失・悲哀・うつ病に関する文章を収録する。ここには、防衛機制の役割に関する、ボウルビィの考えの概要が現れている。第2部では、不安、罪悪感、同一化に関するボウルビィのアイデアを扱う。ここには、ボウルビィが疎開した子どもたちと関わり、子どもたちを観察したことから得た考察が反映されている。第3部では、コンフリクトをテーマとした3つのセミナーを扱う。これらのセミナーにおいてボウルビィは、自身の臨床概念を政治哲学や精神分析に革新的な方法で接続した。第4部では、トラウマや喪失感、そしてセラピストとしての自身の仕事について、ボウルビィ自身が後年になって考察を深めている。本書は、ボウルビィと精神分析との関係を明らかにするだけでなく、アタッチメント理論における重要概念の精緻化や、自己批判の重要な場面を取り上げる特徴的な書である。
  • 目次

    謝 辞 
    はじめに 
    凡 例

    序 章 イントロダクション                            
    アタッチメントというアイデア
    ボウルビィのアタッチメント理論
    本 書
    多岐にわたるボウルビィ・アーカイヴ
    結 論

    第Ⅰ部 円熟期の理論的著作

    第1章 喪失に続く防衛――原因と機能
    イントロダクション
    防衛の概念
    原因と機能
    喪失が喚起する防衛過程
    機能と結果
    文献レビュー

    第2章 喪失、デタッチメント、防衛
    イントロダクション
    デタッチメント――三つの仮説
    喪失は防衛を引き起こす――文献
    うつ病の六つの特徴
    病的な悲哀と病的な不安
    結 論

    第3章 抑うつ障害における防衛的排除の位置づけ
    誘発事象と反応の認知的断絶
    サッカーによる短期心理療法研究
    コメント

    第4章 ダーウィン――精神医学と発達心理学
    ダーウィンの情動研究
    近年の情動研究
    精神医学と精神分析に与える影響

    第Ⅱ部 罪悪感、不安、同一化をめぐる初期の著作群

    第5章 疎開の心理的諸問題
    十一~十六歳の青年たち
    六~十歳の子どもたち
    乳幼児と始歩児
    疎開児の親たち
    提 言
    結 論
    夜 尿
    慢性事例
    追い立てられた小児

    第6章 フロイトと超自我
    超自我 

    第7章 罪悪感と家族契約
    「外的」罪悪感
    「内的」罪悪感
    契 約 
    フロイトによる罪悪感の両価性理論――不安
    罪悪感、不安、恐怖

    第Ⅲ部 スタンフォードおよびタヴィストックにおけるセミナー

    第8章 コンフリクトとその調整に向けた精神分析的アプローチ
    ――一九五八年一月のスタンフォード・コンフリクト・セミナー参加者に対するセミナー
    ポイント1
    ポイント2
    ポイント3
    ポイント4

    第9章 一九五八年二月のスタンフォード・コンフリクト・セミナー参加者に対するセミナー
    1.用語
    2.提案
    3.学際的な議論に宿る問題

    第10章 大きな心理社会的推移が引き起こす心理的プロセス
    1.認知装置の特性と限界
    2.古いモデルを放棄して新しいモデルと交換することを有利にする条件
    3.アタッチメント対象の喪失という変化に生じる特別な困難
    4.子どもが遭遇する特別な困難(草稿なし)
    5.弱者および、人びとをそこまで脆くしてきた諸条件(草稿なし)

    第Ⅳ部 振り返りによる省察

    第11章 アリス・スマッツとのインタビュー
    一九七七年六月六日のインタビュー
    一九七七年七月二十三日のインタビュー

    第12章 治療状況における心理療法家個人の資質の果たす役割


    付録1 選択的排除と動機づけ水準 
    付録2 第2章に収録された論文「喪失、デタッチメント、防衛」にコメントを寄せる形でメアリー・エインズワースがジョン・ボウルビィへ宛てた手紙 
    付録3 コリン・マレー・パークス「推移反応の要素」一九七四年三月 
    文 献 
    訳者あとがき 
  • 出版社からのコメント

    生前に発表ができなかったボウルビィの重要論集。今日アタッチメント理論を思考・評価・使用している人に資するべく刊行が実現した
  • 内容紹介

    アタッチメント理論の創始者、ジョン・ボウルビィは、生前、その理論に対する強い反発から、思うように出版ができなかった。本書は、ボウルビィの遺族の協力のもと、長らく未発表のままとなっていた文章を厳選し、ボウルビィ理論の変遷を初期から後期まで網羅する形で公開するものである。児童虐待や成人の臨床で、今日では常に必要とされているアタッチメント理論における重要概念の精緻化を導き、ボウルビィ全作品を補完する稀代の書であり、臨床家・研究者必読書である。

    原書名:Trauma and Loss: Key Texts from the John Bowlby Archive
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ドゥシンスキー,ロビー(ドゥシンスキー,ロビー/Duschinsky,Robbie)
    ケンブリッジ大学プライマリ・ケア・ユニット社会科学上級講師、シドニー・サセックス・カレッジフェロー兼学長

    ホワイト,ケイト(ホワイト,ケイト/White,Kate)
    アタッチメントに基づく精神分析的心理療法家、スーパーバイザー、The Bowlby Centreメンバー、Attachment:New Directions in Psychotherapy and Relational Psychoanalysis名誉編者、The Bowlby Centre Monographsシリーズ編者

    筒井 亮太(ツツイ リョウタ)
    関西大学大学院心理学研究科心理臨床学専攻専門職修士課程修了。現在、臨床心理士。たちメンタルクリニック/上本町心理臨床オフィス、立命館大学
  • 著者について

    ロビー・ドゥシンスキー (ドゥシンスキー,ロビー)
    Robbie Duschinsky|ケンブリッジ大学社会科学上級講師

    ケイト・ホワイト (ホワイト,ケイト)
    Kate White|The Bowlby Centreメンバー

    筒井 亮太 (ツツイ リョウタ)
    たちメンタルクリニック臨床心理士

アタッチメントとトラウマ臨床の原点―ジョン・ボウルビィ未発表重要論集 の商品スペック

商品仕様
出版社名:誠信書房
著者名:ジョン ボウルビィ(著)/ロビー ドゥシンスキー(編)/ケイト ホワイト(編)/筒井 亮太(訳)
発行年月日:2023/05/25
ISBN-10:441441489X
ISBN-13:9784414414899
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:332ページ
縦:21cm
その他: 原書名: TRAUMA AND LOSS Key Texts from the John Bowlby Archive〈Duschinsky,Robbie;White,Kate〉
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