身近な植物の賢い生きかた(ちくま文庫) [文庫]
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身近な植物の賢い生きかた(ちくま文庫) [文庫]

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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2023/06/10
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身近な植物の賢い生きかた(ちくま文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    植物は身近な存在ながら、人間とは姿形も生態もまったく違う。一見頼りなげにも見える彼らの生きかたとは?昆虫とのかけひきと飽くなき攻防、乾燥に強い植物の高性能システム、葉のつきかたに隠された数列や黄金比、早春の花の色が黄色いわけなど、不思議だが卓抜、たくましく賢い、納得の生存戦略が見えてくる。
  • 目次

    まえがき   病原菌とのミクロの戦い   健康ブームの立役者/病原菌の来襲/植物の防御システム/活性酸素で反撃/プログラムされた死/抗酸化物質の活躍/何役にも使える天然成分/防衛システムを突破/果てしなき病原菌との戦い昆虫の食害からの防衛強大な敵・昆虫との戦い/ハーブの香りも植物の毒/毒の限界/昆虫の食欲をなくす物質/植物のSOS信号/植物にとってのヒーローアリをめぐる植物の暮らし  昆虫界最強のムシ/アリを用心棒にする植物/種子をアリに運ばせる戦略/栄養素を与えるアリ植物/裏切りもアリ、です/複雑な共生関係/いったい、誰が得なのか?植物の体内に同居する共生菌   悪の陰謀/自ら鳥に食われるカタツムリ/植物に感染する毒/スーパー植物へ変身/どうして男と女がいるのか?/「赤の女王仮説」/赤の女王の呪縛を解くマメの根に住みつく根粒菌エダマメの中の宇宙/特殊能力を持つ根粒菌/マメと根粒菌の出会い/やせた土地でも育つ豆類/激しい戦いの末の共生/共生の苦悩動物に運ばれる種子スイカの噂/アフリカの砂漠地帯が原産/赤色は食べ頃のサイン/国境を越えて侵入する植物/日本各地に広がる帰化植物芽生えの科学なかなか芽が出ない雑草/発芽のタイミング/赤色の光は「進め」の合図/すごい発芽のエネルギー/マメの作戦/カビを栄養にする種子乾燥に強い植物のシステム   雑草はなぜ強いのか/夏は光合成の真っ盛り/高性能なシステム/ツインカムもある?/C₄植物の意外な弱点植物に潜む暗号   地下金庫の暗証番号/世界でもっとも美しい比率/植物の葉の位置/花占いの真実/ヒマワリの種に隠された数列他者を利用するつる植物 お風呂の法則/右巻き? 左巻き?/アサガオの成長/つるの巻き方もいろいろ/ブキミな絞め殺し植物/餓死する大木花と昆虫のかけひき昆虫のために咲きほこる/花びらは看板がわり/ナノハナは小さい花の集合/花びらの役割はいろいろ/合理的な営業時間/甘い蜜はサービス品/一番奥に隠された蜜/昆虫に長居をされては困る/まるでチェーン店花の色に隠された秘密   虫が好む色/春に咲く庶民派の黄色/不器用で誠実な白色/賢いハナバチが好む紫色/昆虫の能力を試す花たち/チョウは手ごわい盗蜜家/植物の口説きテクニックすべては受粉のために 花粉をばらまく「風媒花」/虫に運ばせる「虫媒花」/官能的な花粉の恋/植物たちの命のドラマ/人間も植物と同じなのだ植物を老化させるホルモン   植物に愛情は伝わる?/別名「老化ホルモン」/老化=果実の成熟/エチレンを利用した生活の知恵/エチレンは植物の信号/腐ったミカンの方程式紅葉が赤く染まる理由 濡れ落ち葉の思い/夏はフル稼働で光合成/厳しい冬を乗り切るために/葉緑素が壊れて「紅葉」/葉を落とさない照葉樹/針葉樹・マツの経営哲学植物の冬の過ごし方   植物の正しい姿勢/理想の冬越しスタイル/地下深く伸びる根っこ/冬こそ攻めの季節/地球を背負う生き様植物が出すフィトンチッド山はなぜ青いのか?/森を満たすもの/毒を放出する森/毒と薬は紙一重/都会は人間が作った森現代に残る古代植物植物学者が興奮する木/イチョウは生きた化石/陸上への進出が進化の鍵/スピーディな受精/被子植物が恐竜を絶滅させた?/昆虫、動物、鳥との同盟緑の惑星を作った植物の素顔植物は環境の破壊者だった/酸素は毒性物質?/創造者か、破壊者か?/歴史は繰り返されるあとがき/ちくま文庫版のためのあとがき   解説 鈴木純  
  • 内容紹介

    植物学を通して植物の実像を紹介するサイエンス読み物。植物たちの愉快で情熱的、でも少し哀しい、驚きに満ちた賢い生きかたを活写する。クセが強くて型破り、でも頭がいい植物たちの生存戦略植物は身近な存在ながら、人間とは姿形も生態もまったく違う。一見頼りなげにも見える彼らの生きかたとは? 昆虫とのかけひきと飽くなき攻防、乾燥に強い植物の高性能システム、葉のつきかたに隠された数列や黄金比、早春の花の色が黄色いわけなど、不思議だが卓抜、たくましく賢い、納得の生存戦略が見えてくる。解説 鈴木純
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    稲垣 栄洋(イナガキ ヒデヒロ)
    1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。専攻は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所等を経て、静岡大学大学院教授。農業研究に携わる傍ら、雑草や昆虫など身近な生き物に関する記述や講演を行っている
  • 著者について

    稲垣 栄洋 (イナガキ ヒデヒロ)
    稲垣 栄洋(いながき・ひでひろ):1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。専攻は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所等を経て、静岡大学大学院教授。農業研究に携わる傍ら、雑草や昆虫など身近な生き物に関する記述や講演を行っている。著書に、『身近な雑草の愉快な生きかた』『身近な野菜のなるほど観察録』『身近な虫たちの華麗な生きかた』『身近な野の草 日本のこころ』(ちくま文庫)、『植物はなぜ動かないのか』『雑草はなぜそこに生えているのか』『イネという不思議な植物』『はずれ者が進化をつくる』『ナマケモノは、なぜ怠けるのか』(ちくまプリマー新書)、『たたかう植物』(ちくま新書)など多数。

身近な植物の賢い生きかた(ちくま文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:稲垣 栄洋(著)
発行年月日:2023/06/10
ISBN-10:4480438785
ISBN-13:9784480438782
判型:文庫
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:文庫
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:15cm
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