原子力災害からの複線型復興―被災者の生活再建への道 [単行本]
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原子力災害からの複線型復興―被災者の生活再建への道 [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2023/04/14
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原子力災害からの複線型復興―被災者の生活再建への道 の 商品概要

  • 目次

     はじめに

    序章
     第1節 研究目的
      背景と目的
     第2節 研究方法
     (1)本書の対象と方法
     (2)本書の構成
     第3節 研究の独創性
     (1)原子力災害によって避難を余儀なくされた住民を対象にした本格的な大規模調査
     (2)自然災害から人為的災害である原子力災害までを包含した研究
     (3)社会政策学および社会福祉学において災害研究を位置づけた研究
     (4)多様な生活再建を保障する実践への提言
     第4節 「複線型復興」の定義といくつかの論点
     (1)「単線型復興」と「複線型復興」
     (2)「複線型復興」にかかわる先行研究
     (3)日本学術会議による「複線型復興」の提言
     (4)生活再建と複線型復興
     (5)自然災害と原子力災害

    第1章 災害時における被災者の生活再建に関する先行研究
     第1節 わが国における災害対応の歴史
     (1)わが国における災害対応の歴史
     (2)関東大震災における流言
     (3)後藤新平の「帝都復興」と福田徳三の「人間の復興」
     第2節 災害に関する先行研究
     (1)災害を対象にした研究の推移
     (2)東日本大震災以降の災害研究の進展
     (3)日本学術会議の提言
     第3節 生活再建に関する災害研究の進展と課題
     (1)阪神・淡路大震災以降の被災者の生活再建に関する学術的関心の高まり
     (2)社会政策学・社会福祉学領域における災害研究
     (3)災害時における社会福祉専門職の役割と課題
     小括

    第2章 東日本大震災における原子力災害の発生と福祉課題
     第1節 東日本大震災における原子力災害
     (1)原子力災害の発生【緊急避難期】
     (2)広域避難する児童・生徒
     (3)原子力災害のもとでの避難所
     (4)原子力災害における福祉・医療対象者の避難
     (5)東日本大震災における「災害時要援護者」と個人情報保護
     第2節 避難生活期における福祉課題
     (1)住まいと地域生活
     (2)被災者のしごと・経済生活と貧困
     第3節 避難指示解除後の被災地
     (1)避難指示区域の見直し
     (2)避難指示解除後の住民の暮らしと生活再建
     (3)しごと・生業の再開
     (4)医療・福祉施設の再開
     (5)避難生活の長期化にともなう二次被害
     第4節 被災当事者によるネットワーク形成
     (1)分散居住した住民のネットワーク形成
     (2)内外のNPO・NGOの連携による支援スキーム
     小括

    第3章 被災者の避難生活に関する実態調査
     第1節 旧山古志村住民の応急仮設住宅実態調査
     (1)調査目的
     (2)調査方法
     (3)調査結果の概要
     (4)考察
     (5)自然災害、とりわけ中山間地域における生活再建上の課題
     第2節 第1回双葉郡住民実態調査
     (1)調査の目的と方法
     (2)調査結果の概要
     (3)考察
     第3節 第2回双葉郡住民実態調査
     (1)調査の目的と方法
     (2)調査結果の概要
     (3)考察
     第4節 第3回双葉郡住民実態調査
     (1)調査の目的と方法
     (2)調査結果の概要
     (3)考察
     小括

    第4章 原子力災害における被災自治体と復興計画
     第1節 被災自治体の機能移転
     (1)役場機能の不全と移転
     (2)行政サービスの執行困難
     (3)広域避難する避難者の制度的対応
     第2節 国・福島県・被災自治体の対応
     (1)福島県復興ビジョン
     (2)福島復興再生特別措置と福島復興のグランドデザインづくり
     (3)長期避難者の生活拠点整備
     第3節 被災自治体の復興計画づくり
     (1)被災自治体における復興ビジョン・復興計画の策定
     (2)住民参加で作成した浪江町の事例――複線型復興モデルの兆し
     (3)被災自治体の復興計画がめざしたもの
     第4節 復興政策の実態と課題――単線型復興モデルと複線型復興モデルの交錯
     (1)被災地における住民意向調査
     (2)国の復興政策
     (3)狭隘化していく復興事業
     小括

    第5章 「複線型復興」に関するモデル形成についての研究
     第1節 生活再建の複線型モデル――自立と尊厳に基づく被災者の生活再建
     (1)住み続ける権利・避難する権利
     (2)日本学術会議における複線型復興に関する提言と課題
     (3)国内避難民に関する国際的議論および多様な生活再建を支える国際的事例
     (4)複線型復興モデルにおける生活再建の指標
     第2節 「複線型復興モデル」から一般施策への回路へ
     (1)災害法制度の改善
     (2)社会政策一般の充実
     (3)地域の福祉力向上と推進
     第3節 一人ひとりの生活再建を支援する災害ケースマネジメント
     小括

    終章
     第1節 本書の意義
     第2節 今後の社会政策学・社会福祉学が災害において果たす役割と提言
     第3節 今後の研究課題

     おわりに
     参考文献
     索引
  • 内容紹介

    東日本大震災による原子力災害の広範囲にわたる被害実態を明らかにするとともに、これまでの「単線型復興」を改め、被災者が尊厳ある地域生活をおくることができる、多様な生活再建を保障する復興政策として「複線型復興モデル」を提唱する研究成果。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    丹波 史紀(タンバ フミノリ)
    1973年愛知県生まれ。立命館大学産業社会学部教授。博士(社会福祉学)日本福祉大学。1998年日本福祉大学大学院博士前期課程修了。2013年同大学院博士後期課程中退。1998年名古屋市あけぼの学園嘱託講師。2017年立命館大学産業社会学部准教授。2020年同大学教授
  • 著者について

    丹波 史紀 (タンバ フミノリ)
    1973年愛知県生まれ。立命館大学産業社会学部教授。博士(社会福祉学)日本福祉大学。
    1998年日本福祉大学大学院博士前期課程修了。
    2013年同大学院博士後期課程中退。
    1998年名古屋市あけぼの学園嘱託講師。
    2000年名古屋文化学園医療福祉専門学校専任講師。
    2002年姫路日ノ本短期大学専任講師。
    2004年福島大学行政社会学部(現、行政政策学類)助教授。
    2017年立命館大学産業社会学部准教授。
    2020年同大学教授。

    [主な業績]
    『ふくしま原子力災害からの複線型復興――一人ひとりの生活再建と「尊厳」の回復に向けて』(共編著、ミネルヴァ書房、2019年)
    『総合検証――東日本大震災からの復興』(共著、五百旗頭真・御厨貴・飯尾潤監修、ひょうご震災記念21世紀研究機構編、岩波書店、2021年)
    『原発被災した地域を支え、生きる――福島モデルの地域共生社会をめざして』(共著、菊池馨実・鈴木典夫編、旬報社、2022年)

原子力災害からの複線型復興―被災者の生活再建への道 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:丹波 史紀(著)
発行年月日:2023/03/31
ISBN-10:4750355763
ISBN-13:9784750355764
判型:B5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:345ページ
縦:21cm
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