うつほ物語〈3〉菊の宴・あて宮 内侍のかみ・沖つ白波―現代語訳付き 新版 (角川ソフィア文庫) [文庫]

うつほ物語〈3〉菊の宴・あて宮 内侍のかみ・沖つ白波―現代語訳付き 新版 (角川ソフィア文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  多くの者に求婚されていたあて宮だったが、春宮への入内が決まる。失恋した者たちの嘆きは大きく、亡くなる者、妻子を捨てて隠棲したり、出家したりする者も出たほどだった。その中、源涼はあて宮の妹のさま宮と、藤原仲忠は朱雀帝の女一の宮と結婚することで決着を迎えたのだった。一方清原俊蔭の娘が朱雀帝の御前で秘琴を披露し、帝の「后」として尚侍に任じられる。原文・現代語訳・注釈・校訂・各巻の梗概・系図を付した完全版。

• 目次

  はじめに
  凡例
  
  菊の宴
  あて宮
  内侍のかみ
  沖つ白波
  
  本文校訂表

• 内容紹介

  紫式部も読んでいた、日本最古の長編物語！
  
  多数の求婚者があらわれたあて宮だったが、ついに春宮のもとに入内することが決まる。失恋した者たちの嘆きは大きく、命を落とす者、隠遁する者、出家する者があいついだ。涼はあて宮の妹のさま宮と、仲忠は朱雀帝の女一の宮と……。
  
  第三冊目となる本書には、「菊の宴」「あて宮」「内侍のかみ」「沖つ白波」の巻を収載。
  
  図書館選書
  複数の者の求婚を受けていたあて宮が春宮入内する。失恋した者たちの運命は？　仲忠と朱雀帝の女一の宮の結婚が描かれる。三冊目となる本書には、「菊の宴」「あて宮」「内侍のかみ」「沖つ白波」を収載。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  室城 秀之(ムロキ ヒデユキ)
  １９５４年生まれ。白百合女子大学教授。東京大学卒。同大学院博士課程単位取得。博士（文学）。専門は物語文学

うつほ物語〈3〉菊の宴・あて宮 内侍のかみ・沖つ白波―現代語訳付き 新版 (角川ソフィア文庫) の商品スペック