中道を生きる中観(思想としてのインド仏教) [単行本]
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中道を生きる中観(思想としてのインド仏教) [単行本]

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出版社:春秋社
販売開始日: 2023/05/17
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中道を生きる中観(思想としてのインド仏教) [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    龍樹の『中論』を淵源としインド大乗仏教を代表する中観思想。従来の空思想からだけではなく、極端を離れた「非有非無の中道」を実践して生きていく視点から、その思想と展開を解き明かす。
  • 目次

    序論 中観思想を理解するための予備知識
     一 縁起・此縁性
       有為法の瞬間性の理論 後期中観思想の此縁性解釈
     二 「空」とは何か?(中観思想における一般的説明)
       人無我・法無我 無我・無自性・空 否定対象としての「自性」とは何か?
     三 空思想の源泉・出処としての仏陀

    第一部 中観思想史
    第一章 初期中観思想
     一 ナーガールジュナ
       ナーガールジュナの歴史的位置付け ナーガールジュナが『中論』により果たした役割
    第二章 中期中観思想
     一 瑜伽行唯識学派との対立
       「唯心」の解釈を巡って
     二 バーヴィヴェーカ
       生涯・著作 バーヴィヴェーカの二諦説 論理学的方法の採用 ブッダパーリタ批判
     三 チャンドラキールティ
       生涯・著作 ブッダパーリタの立場の弁護 バーヴィヴェーカの推論式に対する批判 チャンドラキールティの二諦説
    第三章 後期中観思想
     一 ジュニャーナガルバ
       生涯・著作 ジュニャーナガルバの二諦説 勝義諦 「勝義において」という限定詞について 世俗諦 実世俗諦と構想された物事 誤った認識としての世俗 真実へ悟入するための段階的な行程 世俗についてのジュニャーナガルバの思想的立場
     二 シャーンタラクシタとカマラシーラ
       生涯・著作 二諦説 カマラシーラの三性・三無性説解釈 (a)他に依るあり方・生起の無自性性 (b)構想されたあり方・特徴の無自性性 (c)完成されたあり方・勝義の無自性性 カマラシーラの「唯心」解釈 中観思想の理論的基盤としてのダルマキールティの認識手段の理論 カマラシーラのシャーンタラクシタ批判――両者の見解・立場の相違 『法集経』『入楞伽経』の経文に対する解釈の違い 二種中観道――世俗として外界の対象の存在を認める中観思想に対する立場

    第二部 中道思想としての中観思想
    第一章 縁起思想
     一 外縁起・内縁起
       縁起が二種に説かれた理由
     二 縁起の二つの側面
       縁起をどのように理解すべきか? 縁起の勝義の側面 縁起の世俗の側面 世俗としての縁起・此縁性 此縁性の勝義としての否定 縁起と二諦 縁起・勝義・平等性
    第二章 中道思想
     一 中観思想における中道解釈の展開
       『中論』第二四章一八偈の解釈について 『無畏論』とブッダパーリタの解釈 バーヴィヴェーカとアヴァローキタヴラタの解釈
     二 カマラシーラの『中論』第二四章一八偈解釈
     三 カマラシーラの中道解釈
     四 捏造と不当な否認を排除するための実践
       縁起の二側面についての瞑想 智慧と手段
     五 カマラシーラの中道思想
       無住処涅槃 一切智 中道の認識
     六 結論

    略号及び使用テキスト
    参考文献
  • 出版社からのコメント

    空思想からではなく、実践にも関係する中道の視点から、予備知識・思想史・縁起と中道の思想の構成でインド中観思想を論じた解説書。
  • 内容紹介

    従来の空思想からではなく、実践にも関係する有無の両極端を離れた中道の視点から、序論―予備知識・第一部―思想史・第二部―縁起と中道の思想の三部構成で、インド中観思想を論じた画期的な解説書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    計良 龍成(ケイラ リュウセイ)
    1963年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。スイス・ローザンヌ大学博士課程学位取得修了。文学博士(D.Litt)。現在、法政大学教授
  • 著者について

    計良 龍成 (ケイラ リュウセイ)
    (本名:隆世)
    1963年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。スイス・ローザンヌ大学博士課程学位取得修了。文学博士(D.Litt)。現在、法政大学教授。著書に“Jñānagarbha: Two Truths Theory, Gradualism, and Mādhyamika Philosophy”(William Edelglass, Pierre-Julien Harter and Sara McClintock eds., The Routledge Handbook of Indian Buddhist Philosophy. London and New York: Routledge, 2022)、「カマラシーラの中観思想」(高崎直道監修、桂紹隆・斎藤明・下田正弘・末木文美士編『シリーズ大乗仏教6 空と中観』春秋社、2012年)。

中道を生きる中観(思想としてのインド仏教) [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:春秋社
著者名:計良 龍成(著)
発行年月日:2023/05/20
ISBN-10:4393134443
ISBN-13:9784393134443
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:仏教
言語:日本語
ページ数:272ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
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