古代の郡役所と豪族―栗太郡衙岡遺跡発掘35年 [単行本]

古代の郡役所と豪族―栗太郡衙岡遺跡発掘35年 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  １９８６・８７年に発掘調査が行われた滋賀県栗東市の岡遺跡は、奈良時代の郡衙（郡役所）遺構が広範囲に見つかり、全国的にも貴重なものとして知られている。近年調査が進んだ草津市の鋳造関連遺跡、郡衙の前を通過していた古代東海道、郡司を務めた豪族・小槻氏の出自と経歴など、さまざまな視点から近江栗太郡の実相に迫る。

• 目次

  発刊にあたって
  発刊によせて
  報告　岡遺跡発掘三五年　　　　　　　　　　　　　　　雨森智美
  講演１　古代の郡衙遺跡とその性格　　　　　　　　　　小笠原好彦
  報告　滋賀県草津市黒土遺跡の鋳造関連遺構群について　岡田雅人
  紙上報告　古代栗太郡の官道　　　　　　　　　　　　　内田保之
  講演２　栗太郡の郡司と古代豪族　　　　　　　　　　　大橋信弥
  紙上報告　栗太郡の氏族とその勢力範囲・郷との関連　　近藤　広
  紙上報告　地山古墳と栗太郡衙　　　　　　　　　　　　佐伯英樹
  討論（質疑応答）　岡遺跡の価値と今後の展望
  　　パネリスト：小笠原好彦・大橋信弥・岡田雅人・近藤広・雨森智美
  　　司会：佐伯英樹
  協力機関／協力者／図・写真出典

• 出版社からのコメント

  全国的にも貴重な奈良時代の郡衙（郡役所）遺構である滋賀県栗東市の岡遺跡をテーマに催されたシンポジウムの講演と討論を書籍化。

• 内容紹介

  1986・87年に発掘調査が行われた滋賀県栗東市の岡遺跡は、奈良時代の郡衙（郡役所）遺構が広範囲に見つかり、全国的にも貴重なものとして知られている。発掘から35年を記念し、2022年６月に催されたシンポジウムの講演と討論を書籍化。近年調査が進んだ草津市の鋳造関連遺跡、郡衙の前を通過していた古代東海道、郡司を務めた豪族・小槻氏の出自と経歴など、さまざまな視点から近江栗太郡の実相に迫る。
  
  図書館選書
  全国的にも貴重な奈良時代の郡衙（郡役所）遺構である滋賀県栗東市の岡遺跡をめぐるシンポジウムの講演と討論を書籍化。郡司を務めた豪族・小槻氏の出自と経歴など、さまざまな視点から近江南部の実相に迫る。

古代の郡役所と豪族―栗太郡衙岡遺跡発掘35年 [単行本] の商品スペック