今日のふんわり風の雲 [単行本]

今日のふんわり風の雲 [単行本] の 商品概要

• 目次

  そこにある、動かない、変わらない風景（ダイチさん）
  　
  ゆめはやさし、うつつはたのしい（ミサトさん、ユーキさん）
  　
  からだに聞く、ことばをいただく（テッちゃん）
  　
  並んだ物がうごめく、向うの光はワクワク（ユーヤさん、ユーキさん）
  　
  ただ一つの方向へ向う、ただ同じ景色をながめるだけ（テルくん、ハルさん）　
  
  いのちの花ふたたび、見守るひとを支えて（タダトさん）
  　
  あめんぼうスイスイ、風の中ゆく（カズキくん）
  　
  洞窟のように時が止まり、手を触れればうごめく（ケイジさん）
  　
  旅をする人、旅人を迎える人（Ｋさん）
  　
  白い雲は旅の友、まんまるお月さんは清らかに（カズトモさん）
  　
  はじめてのラブレター、さいごの感謝のお手紙（ルイアちゃん、シュータくん、ミサトさん、シューヘイさん、タケシさん）
  　
  消えない心の痛み、心の井戸に沈みゆく（ケイジさん）
  　
  日々楽しむことを楽しみ、苦しむことを苦しむ（オラダナの住人たち）　
  
  透明から白い花へ幸せの黄色い実も（クミさん）　
  
  一人ひとりに言の葉を、そしてみんなハッピー（トモさん）
  　
  お月様と井戸の水、ただとっぷりと湯につかる（リュータさん）　
  
  はじめのこと知らないこと、みえないことふしぎがある（ユーキさん）
  　
  何を求める旅に出る、大切な人に会いに行く（カズノリさん）
  　
  人の喜びを楽しみ、自分の喜びを楽しむ（タケシさん）
  　
  キラキラおもてなし、キラキラになる（スミレさん）
  　
  言葉を求める人、ただ聞いてほしい人（トモさん）
  　
  日々の茜色、励まされ慰められて（ユーヤさん）
  　
  ちがってかかわって、かわってゆく（ユカさん、Ｈくん）
  　
  ほめ上手に甘え上手、それからあるがままの上手（リュウノスケさん、アヤノさん、トモヒロさん）
  　
  なつかしい風ときびしく深い雪、そしてたしかなる大地（シンゴさん）
  　
  憧れて追いかけて従って、見失わないように、追い越さないように（トモさん）
  　
  何もしないことをする、ただ耳したがう（イイブッつぁん）
  　
  知らなかったことを知り、見えなかったものが見えてくる（二人のトモヒロサン、シンゴさん）
  　
  おわりに　

• 内容紹介

  山形県寒河江市「さくらんぼ共生園」の園長である著者が、知的障がいを持つ人たちとの喜怒哀楽の日常を綴った、前作『今日もぽっかり白い雲』に続く、ふんわり雲のような心温まるエッセイ。

今日のふんわり風の雲 [単行本] の商品スペック