中央銀行はお金を創造できるか―信用システムの貨幣史 [単行本]
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中央銀行はお金を創造できるか―信用システムの貨幣史 [単行本]

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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2023/06/09
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中央銀行はお金を創造できるか―信用システムの貨幣史 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    社会に深く浸透している経済学の「常識」が、いかに貨幣の実態を捉えそこね、不合理な判断や施策を生み出してきたか、イギリス金融史の精緻な分析をもとに鋭く実証。近代的貨幣の生成プロセスを「信用」の次元から描き直すことで、MMTにもつながる素朴な認識を覆し、政策の指針を示す。金融政策の再構築にむけて。
  • 目次

    序 章 金融政策の前提を疑う
        ――外生説批判の必要性
      1 銀行券は印刷機で増やせるのか
      2 外生説と内生説
      3 外生説と内生説のはてしない対立
      4 対立はなぜ決着しないのか
      5 本書の目的と構成――信用先行視点を導入して

     第I部 貨幣内生の現象――イギリス金融史の実態

    第1章 通貨論争期における金準備と銀行券流通
      1 通貨論争とピール銀行法の成立
      2 ピール銀行法下の実態
      3 1847年恐慌後のピール銀行法とイングランド銀行

    第2章 第一次大戦期のカレンシー・ノート発行
      1 1914年恐慌とカレンシー・ノート発行
      2 大戦中のカレンシー・ノート増加
      3 大戦後のカレンシー・ノート統合

    第3章 両大戦間期における金本位復帰と金本位放棄
      1 金本位復帰以前と以後の銀行券流通
      2 金本位放棄以前と以後の銀行券流通
      3 両大戦間期における預金通貨も含む貨幣流通

    第4章 額面別・地域別流通に現れる銀行券の内生性
      1 銀行券の額面別還流様相
      2 銀行券の支店別・額面別流通額

     第II部 貨幣内生の根源――振替決済システム形成と信用先行

    第5章 物々交換神話の解体と信用先行視点の導入
      1 貨幣が先か、信用が先か
      2 ヤップ島の決済システムと経済学者の信用先行論受容
      3 イマジナリー・マネーによる決済
      4 信用先行視点の必要性――従来の研究における弱点

    第6章 振替決済システムの形成とロンドン金融市場
      1 西ヨーロッパにおける振替決済システムの形成
      2 アムステルダム銀行とバンク・マネーによる振替決済
      3 ゴールドスミス銀行とロンドン決済システムの形成

    第7章 イングランド銀行と預金・銀行券の普及
      1 ランニング・キャッシュ手形
      2 清算簿
      3 銀行券額面の印刷
      4 預金・銀行券と振替決済

    第8章 振替決済システムの発展と銀行券の現代化
      1 手形交換所の生成――振替決済システムの発展①
      2 「銀行の銀行」への道――振替決済システムの発展②
      3 銀行券の現代化
      4 銀行券の不換化

    補 論 MMTにおける内生説・外生説の混在
      1 MMTへの疑問
      2 国債発行における信用先行
      3 振替決済システムも信用先行も視野にない内生説

    終 章 天動説から地動説へ
        ――振替決済システムと信用先行による内生的貨幣供給
      1 振替決済システムと預金・銀行券
      2 狭義および広義の振替決済――支払指図書としての銀行券
      3 不換国際通貨の債務性
      4 信用先行視点の帰結
      5 資本主義の「金融化」をこえて

      あとがき
      参考文献
      図表一覧
      索引
  • 出版社からのコメント

    今日の金融政策を支配する「常識」と現実との齟齬を鋭く実証。素朴な貨幣理解を覆し、進むべき道を指し示す。
  • 内容紹介

    社会に深く浸透している経済学の「常識」が、
    いかに貨幣の実態を捉えそこね、
    不合理な判断や施策を生み出してきたか、
    イギリス金融史の精緻な分析をもとに鋭く実証。
    近代的貨幣の生成プロセスを「信用」の次元から描き直すことで、
    MMTにもつながる素朴な認識を覆し、政策の指針を示す。
    金融政策の再構築にむけて

    図書館選書
    金融政策を支配する「常識」が、いかに貨幣の実態から乖離しているか、イギリス金融史の分析をもとに鋭く実証。素朴な貨幣理解を覆し、進むべき道を指し示す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    金井 雄一(カナイ ユウイチ)
    1949年岐阜県に生まれる。現在、名古屋大学名誉教授、経済学博士
  • 著者について

    金井 雄一 (カナイ ユウイチ)
    1949年 岐阜県に生まれる
    1973年 名古屋大学経済学部卒業
    1981年 名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学
    佐賀大学教育学部助教授、名古屋大学大学院経済学研究科教授などを経て
    現 在 名古屋大学名誉教授、経済学博士
    著書:
    『イングランド銀行金融政策の形成』(名古屋大学出版会、1989年、RA版2022年)
    『ポンドの苦闘』(名古屋大学出版会、2004年)
    『ポンドの譲位』(名古屋大学出版会、2014年)
    『世界経済の歴史』(共編、名古屋大学出版会、2010年、第2版2020年)他

中央銀行はお金を創造できるか―信用システムの貨幣史 の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会
著者名:金井 雄一(著)
発行年月日:2023/06/15
ISBN-10:4815811253
ISBN-13:9784815811259
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:234ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:2cm
重量:435g
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