古俳諧研究(研究叢書) [全集叢書]
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出版社:和泉書院
販売開始日: 2023/05/30
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古俳諧研究(研究叢書) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    貞門・談林の古俳諧は、俗語を豊富に含み、当時の共通認識を反映した言葉の連想を軸に展開する文芸であり、語の精密な意味合いや前近代の世界観を知りうる稀有な資料である。本書は、古俳諧の言語世界の考究を通して古人の心性に接近し、文学作品の精緻な理解を試みる。併せて古俳書をめぐる諸問題を吟味し、研究基盤を社会と共有することで、古俳諧の文学史的・文化史的意義を多面的に明らかにする。
  • 目次

     凡例
     序章
      一 古俳諧の時代
      二 古俳諧の資料的特性
      三 研究史と問題点
      四 本書の目的と研究方法
    第一部 資料としての古俳諧
     第一章「ものいふ」の本義について
      一 はじめに
      二「ものいふ」をめぐる連想
      三「ものいふ」の本義
      四 おわりに
     第二章 古俳諧の異国観――南蛮・黒船・いぎりす・おらんだ考
      一 はじめに
      二「南蛮」について
      三「黒船」について
      四「いぎりす」について
      五「おらんだ」について
      六 おわりに
     第三章 古俳諧の「やさし」
      一 はじめに
      二『俳諧類船集』の「やさし」
      三 西鶴の「やさし」
      四 芭蕉の「やさし」
     第四章『俳諧類船集』研究の諸問題
      一 はじめに
      二 梅盛小伝
      三『類船集』の典拠と引用歌
      四『類船集』と口承文芸
    第二部 古俳諧と芭蕉
     第一章 芭蕉発句の「背戸」について
      一 はじめに
      二「よき家や」句について
      三「琴箱や」句について
      四 古俳諧の「背戸」
      五 芭蕉周辺の「背戸」
     第二章「かたち」考
      一 はじめに
      二「かたち」とは
      三 芭蕉と「かたち」
      四 おわりに
     第三章 古俳諧の擬態語表現
      一 はじめに
      二「によつと」とその類語
      三 連句の進行と擬態語
      四 擬態語表現の展開
      五 おわりに
    第三部 古俳書研究
     第一章 貞徳作「壺の名に」独吟百韻の諸本について
         附、国立国会図書館蔵『初音はいかい』翻刻と略注
      一 はじめに
      二「壺の名に」独吟百韻の諸本
      附 国立国会図書館蔵『初音はいかい』翻刻と略注
     第二章『立圃桃廼酒百韻』の周辺
      一『立圃桃廼酒百韻』について
      二 立圃の紀行文
      三 亭主「利房」について
      四『立圃桃廼酒百韻』翻刻
     第三章 上方版『私可多咄』考
      一 はじめに
      二 下里知足自筆雑記『徳元玄札両吟百韻』
      三「笑話書留」と江戸版『私可多咄』
      四 上方版噺本の江戸重版
      五『私可多咄』の書名について
      六 おわりに
     第四章 下里知足自筆雑記『徳元玄札両吟百韻』解題と翻刻
    第四部 古俳書年表稿
      緒言
      凡例
      元和頃
      寛永四年~寛永二十年・寛永頃
      正保元(寛永二十一)年~正保四年
      慶安元(正保五)年~慶安四年
      承応元(慶安五)年~承応三年・承応頃
      明暦元(承応四)年~明暦三年
      万治元(明暦四)年~万治三年・万治頃
      寛文元(万治四)年~寛文十二年・寛文頃
      延宝元(寛文十三)年~延宝八年・延宝頃
      天和元(延宝九)年~天和三年・天和頃
      「古俳書年表稿」索引(書名索引・人名索引)

     終章

     あとがき
  • 出版社からのコメント

    古俳諧の言語世界の考究から文学作品の精緻な理解を試み、古俳書をめぐる諸問題より古俳諧の文学史的・文化史的意義を多面的に解明。
  • 内容紹介

    古俳諧研究推進の端緒
    貞門・談林の古俳諧は、俗語を豊富に含み、当時の共通認識を反映した言葉の連想を軸に展開する文芸であり、語の精密な意味合いや前近代の世界観を知りうる稀有な資料である。本書は、古俳諧の言語世界の考究を通して古人の心性に接近し、文学作品の精緻な理解を試みる。併せて古俳書をめぐる諸問題を吟味し、研究基盤を社会と共有することで、古俳諧の文学史的・文化史的意義を多面的に明らかにする。
    「第四部 古俳諧年表稿」では、元和から天和三年に至る約七十年間の古俳書889点を編年体に配列して略解題を付し、稿末に書名索引・人名索引を設けた。


    図書館選書
    貞門・談林の古俳諧という豊穣な言語世界の考究を通して、古人の心性への接近と文学作品の精緻な解釈を試み、併せて古俳書の諸問題を吟味することで、古俳諧の文学史的・文化史的意義を多面的に明らかにした。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    河村 瑛子(カワムラ エイコ)
    1986年、名古屋市生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。博士(文学)。京都大学大学院文学研究科助教を経て、同准教授

古俳諧研究(研究叢書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:和泉書院
著者名:河村 瑛子(著)
発行年月日:2023/05/30
ISBN-10:4757610688
ISBN-13:9784757610682
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:576ページ
縦:22cm
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