認知行動療法と治療関係―臨床家のためのガイドブック [単行本]
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出版社:金剛出版
販売開始日: 2023/06/06
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認知行動療法と治療関係―臨床家のためのガイドブック の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    認知行動療法(CBT)には、今でも、技法と介入に焦点を当て「考え方をポジティブに変える療法」「特定の技法をマニュアル通りに実施しなければならない」といった誤解がある。治療においては、そういった技法の習得よりもまず、クライエントとの間に問題(あるいは症状)と生活改善に向けての共通目標を掲げ、協働作業を行っていく枠組みを構築する必要がある。また、それは毎回のセッションで修正を重ねながら良好な治療関係を模索し続けるのである。本書では、巷に溢れるCBTへの誤解を解き、クライエントとの関係構築のスキルを具体的に解説していく。
  • 目次

    日本の読者の皆さんへ:日本語版への序
    著者紹介
    序文

     第1章 イントロダクション
     第2章 CBTにおける治療関係:定義
    第1部 一般的要素とCBTに特有の要素
     第3章 実証に基づく関係性の要素を認知的なケースの概念化に適合させる
     第4章 協働的経験主義
     第5章 ソクラテス的対話と誘導的発見
    第2部 治療におけるガイダンスの活用
     第6章 アジェンダの設定と治療ペースの確立,セッションの目標
     第7章 行動に焦点を当てた働きかけ
     第8章 認知に焦点を当てた働きかけ
     第9章 認知実験と行動実験
     第10章 セッション間(ホームワーク)の働きかけ
     第11章 関係性の終結と再発予防
    第3部 セラピストの反応と治療の文脈
     第12章 倫理の問題と治療関係へのセーフガード
     第13章 セラピストの反応の特定とマネジメント
     第14章 カップル,家族,集団への働きかけ
     第15章 児童期・青年期を対象とした働きかけ
      Mark J. Knepley, Hannah Frank, and Philip C. Kendall

    監訳者あとがき
    索引
  • 内容紹介

    認知行動療法(CBT)には,今でも,技法と介入に焦点を当て「考え方をポジティブに変える療法」「特定の技法をマニュアル通りに実施しなければならない」といった誤解がある。

    治療においては,そういった技法の習得よりもまず,クライエントとの間に問題(あるいは症状)と生活改善に向けての共通目標を掲げ、協働作業を行っていく枠組みを構築する必要がある。また、それは毎回修正を重ねながら良好な治療関係を模索し続けるのである。本書では巷に溢れるCBTへの誤解を解き、クライエントとの関係構築のスキルを具体的に解説していく。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    カザンツィス,ニコラウス(カザンツィス,ニコラウス/Kazantzis,Nikolaos)
    博士は、オーストラリア・モナッシュ大学心理科学部および認知臨床神経科学研究所の准教授である。そこで彼は臨床トレーニングプログラムと認知行動療法研究ユニットの責任者である。特にうつ病と認知行動療法に焦点を当てた治療プロセスに関する研究プログラムを主宰している。ベック認知行動療法研究所から認知療法への貢献に対してAaron T.Beck博士とJudith S.Beck博士によってBeck Scholar Awardが授与されたほか、数多くの受賞歴がある。オーストラリア心理学会フェローであり、国際認知療法連盟(IACP)理事、IACPオーストラリア代表である。また、British Journal of Clinical Psychology、Cognitive Therapy and Research、International Journal of Cognitive Therapyの副編集長を傍めている。これまで査読を受けた学術論文は100編を超え、“The Therapeutic Relationship in Cognitive-Behavioral Therapy”、“Using Homework Assignments in Cognitive Behavior Therapy”を含む6編の著書を著している。6,000名を超える専門家を対象として認知行動療法のトレーニングプログラムを実施している他、20か国でワークショップを行っている

    ダッティリオ,フランク・M.(ダッティリオ,フランクM./Dattilio,Frank M.)
    博士は、ペンシルバニア大学医学部精神医学部門の臨床スタッフであるとともに、ハーバード大学医学部における精神医学の講師(非常勤)を務めている。また、ペンシルバニア州アレンタウンで臨床心理学者として開業しているが、そこでは個人療法、カップルセラピー、家族療法の実践を行っている。CBTを用いたさまざまな障害の治療に関する発表を世界各地で行うとともに、臨床研究、専門教育訓練、および精神科医とメンタルヘルス専門家を対象としたスーパービジョンを活発に行っている。カップルセラピーと家族療法、不安症、行動障害、臨床心理学、法医学心理学の領域での23編の著書を含む300編以上の著作を著している。多くの専門学術雑誌の編集委員を務めるとともに、心理学、臨床心理学領域で数多く受賞されている

    ドブソン,キース・S.(ドブソン,キースS./Dobson,Keith S.)
    博士は、カナダ・アルバータ州にあるカルガリー大学の臨床心理学の教授である。また、職場におけるスティグマの減少を目的とした、カナダ政府メンタルヘルス委員会の「Opening Minds」というプログラムの研究責任者でもある。研究の焦点はうつ病の認知モデル、およびうつ病に対する認知行動療法に当てられている。230編を超える学術論文、13編の著書を著し、2編のDVD、およびDVDシリーズ1編の監修を行っている。カナダ心理学会、認知療法アカデミー、国際認知療法連盟(IACP)それぞれの元会長である。カナダ心理学会から、“Award for Distinguished Contribution to the Profession of Psychology”、“D.0.Hebb Award for Distinguished Contribution to the Science of Psychology”を受賞しているほか、数多くの表彰を受けている

    坂野 雄二(サカノ ユウジ)
    医療法人社団五稜会病院札幌CBT&EAPセンターセンター長。1973年3月神戸大学教育学部教育心理学科卒業。1980年3月筑波大学大学院博士課程心理学研究科心理学専攻中退。千葉大学教育学部助教授、早稲田大学人間科学部教授、北海道医療大学心理科学部教授を経て現職。北海道医療大学名誉教授。教育学博士

    青木 俊太郎(アオキ シュンタロウ)
    福島県立医科大学医療人育成・支援センター/医学部神経精神医学講座助教。医学部神経精神医学講座、大学附属病院心身医療科、大学健康管理センター。臨床心理士・公認心理師。2018年3月北海道医療大学大学院心理科学研究科臨床心理学専攻博士課程修了。2020年11月日本認知療法・認知行動療法学会認知療法研究第7回最優秀論文賞受賞「行動活性化による抑うつ気分及び興味・喜びの喪失と行動的要因の改善の関連性」

認知行動療法と治療関係―臨床家のためのガイドブック の商品スペック

商品仕様
出版社名:金剛出版
著者名:ニコラウス カザンツィス(原著)/フランク M. ダッティリオ(原著)
発行年月日:2023/06/10
ISBN-10:4772419713
ISBN-13:9784772419710
判型:規小
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:257ページ
縦:26cm
その他: 原書名: The Therapeutic Relationship in Cognitivc-Behavioral Therapy:A Clinician's Guide〈Kazantzis,Nikolaos;Dattilio,Frank M.Dobson,Keith S.〉
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