おどるでく―猫又伝奇集(中公文庫) [文庫]
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おどるでく―猫又伝奇集(中公文庫) [文庫]
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おどるでく―猫又伝奇集(中公文庫) [文庫]

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出版社:中央公論新社
販売開始日: 2023/06/22
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おどるでく―猫又伝奇集(中公文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    カフカ、ボルヘス、ジョイスといった先達を読み/書くことを通して、日本という「辺境」から世界文学の最前線へ。詩と小説と批評の三位一体を追求した現代文学の比類なき精華がここに―。芥川賞受賞時に議論を呼んだ伝説の表題作ほか、故郷・会津を舞台(=猫又)とした短篇を集成。文庫オリジナル。
  • 内容(「BOOK」データベースより)

    猫又拾遺;あんにゃ;かなしがりや;おどるでく;大字哀野;和らげ
  • 内容紹介

    室井光広とは誰だったのか?
    誰でもない。宇宙を吹き渡るコトバの元気(げんき)、天籟(てんらい)だった。
    ――辻原登

    こんな凄い小説が書かれていたことに驚きました。
    生きる悲しみが言葉の奥底に繋がっていることを知りました。
    貪るように読みました。
    ――町田康

    カフカ、ボルヘス、ジョイスといった先達を読み/書くことを通して、日本という「辺境」から世界文学の最前線へ。詩と小説と批評の三位一体を追求した現代文学最高の精華が、ここに再生する――。

    表題作は第111回芥川賞(1994)を受賞しながらも、その余りに独特な内容と形態によって「はたしてこれは小説なのか?」と賛否両論を巻き起こした伝説の傑作。そのほか、著者の故郷・南会津を舞台にした関連作を「猫又」サーガとして初集成/初文庫化。
    古今東西の博識を呼び込み、「言語」と「小説」そのものの謎を探究する室井光広の目眩くテクストによって、日本語文学は何を目指し、何を実現したのか。
    遺作『エセ物語』へのイントロダクションともなる、まさに「室井入門」として最適な一冊。
    今こそ、時代は室井光広に追いつくことができるか――?

    【目次】
    [本編]
    猫又拾遺(1991)
    あんにゃ(1992)a
    かなしがりや(1993)
    おどるでく(1994)
    大字哀野(1994)
    和らげ(1996)(初書籍化作品)
    [巻末資料]
    単行本版あとがき(1994)
    万葉仮名を論じて『フィネガンズ・ウェイク』に及ぶ(1994)
    インタビュー 室井光広氏と語る(1995)

    巻末エッセイ=多和田葉子「海に向かえ山に向かえ言葉に向かえ」
    解題=川口好美

    《あらゆる翻訳は最終的に原作の行間にただようおどるでくを読者の心底にうつすことを目的とするといっていいだろう。そのうつし方は、病気をうつすようにしてなされる。私は再度キリシタン版の中にうつし方の現場をさがしにゆく。おどるでくをうつされるのを好む人は何よりも「写す」行為をいやがらないと露文氏はいっている。》――表題作より
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    室井 光広(ムロイ ミツヒロ)
    1955年1月、福島県南会津生まれ。早稲田大学政治経済学部中退、慶應義塾大学文学部哲学科卒業。88年、ボルヘス論「零の力」で群像新人文学賞受賞。94年、「おどるでく」で第一一一回芥川賞受賞。2012年、文芸雑誌「てんでんこ」を創刊し第一二号まで刊行。19年9月、死去
  • 著者について

    室井光広 (ムロイミツヒロ)
    室井光広
    一九五五年一月、福島県南会津生まれ。早稲田大学政治経済学部中退、慶應義塾大学文学部哲学科卒業。八八年、ボルヘス論「零の力」で群像新人文学賞受賞。九四年、「おどるでく」で第一一一回芥川賞受賞。二〇一二年、文芸雑誌「てんでんこ」を創刊し第十二号まで刊行。一九年九月、死去。著作として小説に『猫又拾遺』『そして考』『あとは野となれ』、評論に『キルケゴールとアンデルセン』『カフカ入門』『詩記列伝序説』『多和田葉子ノート』などがある。

おどるでく―猫又伝奇集(中公文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:中央公論新社
著者名:室井 光広(著)
発行年月日:2023/06/25
ISBN-10:4122073839
ISBN-13:9784122073838
判型:文庫
対象:教養
発行形態:文庫
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:416ページ
縦:15cm
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