ロッタの夢―オルコット一家に出会った少女(岩波少年文庫) [全集叢書]

ロッタの夢―オルコット一家に出会った少女(岩波少年文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  １８４８年冬。１２歳のロッタは一家で祖国ドイツからボストンにやってきたのに、母さんが望む教育も受けられない。父さんは酒びたりで仕事もうまくいかない。失意のなか出会ったオルコット家との交流により、ロッタは自らの道を見つけだす。小学５・６年以上。

• 目次

  第一章　少女ロッタ（一八四八年十一月）
  第二章　隣（となり）のマイケル（一八四八年十一月）
  第三章　クリスマス（一八四八年十二月）
  第四章　父さん（一八四八年十二月）
  第五章　囚（とら）われたカール（一八四九年一月）
  第六章　ルーイ（一八四九年一月）
  第七章　オルコット夫人（ふじん）（一八四九年二月）
  第八章　打ち明け話（一八四九年二月）
  第九章　ルーイからのプレゼント（一八四九年二月～三月）
  第十章　ヨハネス誕生（たんじょう）（一八四九年三月）
  第十一章　父さんの秘密（ひみつ）（一八四九年三月）
  第十二章　バースデイ・ケーキ（一八四九年四月）
  第十三章　火事！（一八四九年四月）
  第十四章　恩返（おんがえ）し（一八四九年四月）
  第十五章　新しい生活（一八四九年四月）
  
  　作者のことば
  　訳者あとがき
  　＊物語に出てくる料理のレシピ集

• 出版社からのコメント

  『若草物語』を書いたルイザ・メイ・オルコットの一家との交流によって、生きる道を見つけた少女の物語。

• 内容紹介

  1848年11月。12歳のロッタは、ボストンの街をさまよっていた。祖国ドイツから約束の地にやってきたのに、父さんは酒びたりで仕事もうまくいかない。母さんが望む教育も、貧しい移民だから受けられない。失意の日々のなか、ロッタは貧民救済活動を行うオルコット一家と知り合い、自らの道を見つけだす。史実に基づいた成長物語。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  谷口 由美子(タニグチ ユミコ)
  山梨県生まれ。児童文学翻訳家
  
  平澤 朋子(ヒラサワ トモコ)
  東京生まれ。イラストレーターとして幅広く活動

• 著者について

  ノーマ・ジョンストン (ノーマジョンストン)
  ノーマ・ジョンストン Norma Johnston
  小説家、児童文学作家。1920年頃、アメリカ・ニュージャージー州リッジウッドに生まれる。Nicole St. John、Catherine E. Chambersなどいくつもの筆名で、ヤングアダルト向けの小説を中心に大人向けのサスペンス小説まで90冊ほどの著作がある。作家以外にも、編集者、ゴーストライター、企業家、女優、ディレクター、デザイナー、教師などさまざまな顔を持つ。邦訳に『ルイザ――若草物語を生きたひと』(谷口由美子訳、東洋書林)。
  
  谷口 由美子 (タニグチ ユミコ)
  谷口由美子 Yumiko Taniguchi
  山梨県生まれ。児童文学翻訳家。訳書にワイルダー「ローラ物語 1-5」、ウェブスター『足ながおじさん』(以上岩波少年文庫)、オルコット『若草物語I&II』『8人のいとこ』(以上講談社)、『大草原のローラ物語――パイオニア・ガール』(大修館書店)など多数。
  
  平澤 朋子 (ヒラサワ トモコ)
  平澤朋子 Tomoko Hirasawa
  東京生まれ。イラストレーターとして幅広く活動。装画や挿絵を手掛けた作品にリンドグレーン「名探偵カッレ」シリーズ(菱木晃子訳)、ダンカン『いもうとなんかいらない』(小宮由訳、以上岩波書店)、ブルートン『シリアからきたバレリーナ』(尾﨑愛子訳、偕成社)、市川朔久子『しずかな魔女』(岩崎書店)など多数。

ロッタの夢―オルコット一家に出会った少女(岩波少年文庫) の商品スペック