間宮家の皮膚科医 [単行本]
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間宮家の皮膚科医 [単行本]
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間宮家の皮膚科医 [単行本]

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出版社:南江堂
販売開始日: 2023/06/01
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間宮家の皮膚科医 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    三代皮膚科医の間宮家と皮疹を巡る物語―。皮膚科学の巨人戸倉新樹先生によるまったく新しい医学小説誕生。
  • 目次

    【書評】
    「皮膚科学のエッセンスを詰め込んだ,まったく新しい医学小説」
     本書は,間宮家三代の皮膚科医である完司,倫太郎,草太の3人それぞれの自分史を縦糸にして,皮膚科診療のエッセンスを散りばめた大変ユニークな医学小説である.とくに今までの医学小説と大きく異なるところは,単なる医学を扱った小説という範疇を超え,その内容と関連する皮膚疾患に関して,わかりやすい解説や鮮明な写真が別項でまとめられており,皮膚科学の医学書としてもコンサイスで素晴らしい出来栄えとなっている点である.
     執筆者の戸倉新樹先生は,産業医科大学皮膚科学講座,浜松医科大学皮膚科学講座の教授を歴任し,皮膚科領域,とくにアトピー性皮膚疾患における世界的な権威として活躍された研究者である.私は戸倉先生とは長年,同じ大学病院で勤務しており,日頃から先生の精力的な研究活動に加え,皮膚科診療における臨床的な洞察の深さ,診療能力の高さにはいつも敬服していた.本書には,その先生の幅広くて高度な臨床スキルのエッセンスが,大変わかりやすく書かれている.また,戸倉先生は音楽にも造詣が深く,ご自身でも演奏活動(フルート)をされている.本書では音楽に関わる描写も多く,本書をいっそう魅力的なものにしている.
     本書のなかで私がとくに感銘を受けた内容として,「アルゴリズムパターン」と「引き出しパターン」という皮疹のみかたがある.「アルゴリズムパターン」は病態や病変部位などから筋道を立てて診断を進める方法であり,「引き出しパターン」は主として形態学的な特徴から鑑別を考える診断法である.本書では,この二つのパターンを組み合わせて皮膚疾患の診断を進める重要性が強調されている.この二つのパターンを用いた診断法は,皮膚科だけでなく,領域を超えて有用な診断アプローチであると考えられる.
     本書は間宮家三代の皮膚科医の自分史であるが,おそらく戸倉先生自身の自分史でもあろう.皮膚科学の大家であるトクラテス(戸倉先生)が長い臨床経験のなかで積み重ねて習得してきた皮膚疾患の診断法の集大成が小説という形を通して,初学者にもわかりやすく書かれている.ぜひ皮膚科医のみならず多くの他領域の臨床医,とくに若い先生方に読んでいただきたい一冊である.

    臨床雑誌内科133巻1号(2024年1月号)より転載
    評者●須田隆文(浜松医科大学呼吸器内科 教授)


    【目次】
    プロローグ アルゴリズムと引き出し
    草太、環状紅斑
     ◆環状紅斑
    救急当直、急性発疹症
     ◆麻疹様皮疹
     ◆バラ疹
    久美の脳転移がん、がん治療薬の新しい薬疹
     ◆がん治療薬による薬疹
    成長期の倫太郎、美香の紫斑
     ◆下腿の紫斑
    倫太郎と麗子、下腿の紅斑・硬結
     ◆下腿の紅斑・硬結
    大学院での研究、皮膚病変が警告する全身疾患
     ◆紅皮症
     ◆ポイキロデルマ
    倫太郎と弓子、光線過敏症の弟
     ◆光線過敏症
    弓子と麗子、母親の眼周囲ブツブツと子供のシロナマズ
     ◆眼周囲の多発小丘疹
     ◆白斑
    結婚の決断、引き出しの充実
     ◆白癬を思わせる皮疹
     ◆多発する壊死性丘疹
     ◆痛い皮膚腫瘍
     ◆蝶形紅斑・顔面紅斑
    留学の準備、純矢のホクロ
     ◆黒い皮膚腫瘍
    米国での生活のスタート、ライム病
     ◆リンパ球が集塊する腫瘤
    草太の誕生、妊娠中の皮疹
     ◆妊娠中に出現・増悪する皮膚疾患
     ◆掌蹠の水疱・膿疱
    米国の自然、リベドと痒疹
     ◆網状皮斑(リベド:livedo)
     ◆痒疹
    麗子との再会、粘膜疹
     ◆口腔内潰瘍・びらん
    流れる歳月と麗子、眼瞼腫脹
     ◆眼瞼腫脹
    草太の結論、黒色病変
    草太の想い、慢性の紅色局面
     ◆慢性の紅色局面
    弓子の告白、手洗いと消毒による皮膚障害
    通夜での談、皮下型リンパ腫
    完司の葬儀、コロナワクチンの皮疹
     ◆コロナワクチンによる皮疹
    エピローグ
    あとがき
    索引
  • 内容紹介

    「今日はあと一時間の授業で,君たちが皮膚科診察をできるようにしたい」.皮膚科学の巨人が贈る,三代皮膚科医の間宮家の人間模様を描いたまったく新しい医学小説.皮膚科診療の基本となる「皮疹のみかた」に焦点を当てて詳しく解説する.医学書を読んでいるはずがなぜか感動してしまうこと間違いなし.初学者から非専門医まで,皮膚科に携わるすべての人が読むべき一冊.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    戸倉 新樹(トクラ ヨシキ)
    1982年浜松医科大学卒業。2021年中東遠総合医療センター参与/アレルギー疾患研究センター長/皮膚科・皮膚腫瘍科診療部長、浜松医科大学名誉教授。歴任:日本皮膚科学会副理事長、日本研究皮膚科学会理事長、日本皮膚免疫アレルギー学会理事長、日本皮膚悪性腫瘍学会副理事長。海外名誉会員:米国研究皮膚科学会、欧州研究皮膚科学会、ドイツ皮膚科学会、台湾皮膚科学会、国際皮膚科学会連合

間宮家の皮膚科医 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:南江堂
著者名:戸倉 新樹(著)
発行年月日:2023/06/05
ISBN-10:4524204067
ISBN-13:9784524204069
判型:B6
発売社名:南江堂
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:19cm
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