読み書きの日本史(岩波新書) [新書]
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出版社:岩波書店
販売開始日: 2023/06/22
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読み書きの日本史(岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    私たちが日々実践している文字による言語活動は、長い時をへて形づくられてきたものだ。古代における漢字の受容から、往来物による学びの時代へ。近世の文字文化の多様な展開から、近代学校の成立へ。―世界の事例にも目くばりしながら、識字の社会的意味を広くとらえ、今も揺らぎのなかにあるリテラシーの歩みを描く。
  • 目次

     はじめに

    第一章 日本における書き言葉の成立
     文字以前
     文字の借用
     日本語と漢字
     漢字の移入
     漢文訓読
     変体漢文
     宣命体
     万葉仮名と仮名
     仮名交じり文
     さまざまな文体から「候文体」へ
     近世における書体の一様性

    第二章 読み書きのための学び
     習書木簡にみる文字学び
     一文不通の貴族たち
     往来物の時代
     書儀と往来物
     手紙文による学習の広がり
     ヴァイ文字の学習と手紙
     消息から往来へ
     教科書的なるものとしての「往来」

    第三章 往来物の隆盛と終焉
     近世社会と往来物
     庶民用文章型往来物
     地理科往来物
     地域往来物のヒット作『道中往来』
     穏当ならざる往来物『直江状』
     百姓一揆の直訴状も往来物に――寛永白岩一揆
     往来物であることの証明
     「目安往来物」というジャンル
     異系統の目安往来物
     動くテクスト
     「読ませる権力」の始動と往来物
     書式文例集への回帰
     往来物の終焉

    第四章 寺子屋と読み書き能力の広がり
     寺子屋というもの
     民衆への読み書き能力の普及
     花押からみる識字状況
     村堂というもの
     一七世紀の寺子屋
     筆子碑からみる寺子屋の普及
     一八世紀における越後村上の寺子屋
     門弟四〇〇〇人にのぼる時習斎寺子屋
     外国人のみた幕末期日本の読み書き能力
     寺子屋の教育力
     ある寺子屋師匠の嘆き
     『山代誌』にみる寺子屋の実態
     宮本常一の祖父と寺子屋
     村請制と識字
     読み書きという実践
     読書と教養
     分限による教育と文化的中間層
     リテラシーのスペクトル
     近世日本におけるリテラシーの構造

    第五章 近代学校と読み書き
     明治期の識字調査
     地域内自署率の分布
     自署率と識字
     長野県北安曇郡常盤村の識字調べ
     石川県における徴兵適齢受検者に対する教育調査
     岡山県における明治期の識字状況
     史上空前の学びのキャンペーン
     就学告諭の世界
     近代学校制度というもの
     学校教育と近世的リテラシーの相克
     内容主義の国語教育
     読本で教えるという伝統
     言文一致体へ
     音読の退場と「近代読者」
     孤独な読者

     おわりに
     あとがき
     図版出典一覧
     主要参考文献
  • 出版社からのコメント

    古代における漢字の受容から、近代学校の成立まで。リテラシーの社会的意味を広くとらえる通史。
  • 内容紹介

    私たちが日々実践している文字による言語活動は、長い時をへて形づくられてきたものだ。古代における漢字の受容から、往来物による学びの時代へ。近世の文字文化の多様な展開から、近代学校の成立へ。──世界の事例にも目くばりしながら、識字の社会的意味を広くとらえ、今も揺らぎのなかにあるリテラシーの歩みを描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    八鍬 友広(ヤクワ トモヒロ)
    1960年、山形県生まれ。1989年、東北大学大学院教育学研究科単位取得満期退学。博士(教育学)。新潟大学助手などを経て、東北大学大学院教育学研究科教授。専攻、日本教育史
  • 著者について

    八鍬 友広 (ヤクワ トモヒロ)
    八鍬友広(ヤクワ トモヒロ)
    1960年,山形県生まれ.1989年,東北大学大学院教育学研究科単位取得満期退学.博士(教育学).新潟大学助手などを経て,
    現在―東北大学大学院教育学研究科教授
    専攻―日本教育史
    著書―『闘いを記憶する百姓たち――江戸時代の裁判学習帳』(吉川弘文館)
       『識字と学びの社会史日本におけるリテラシーの諸相』(共編,思文閣出版)
       『識字と読書リテラシーの比較社会史』(共編,昭和堂)
       「往来物のテクスト学」(辻本雅史編『知の伝達メディアの歴史研究――教育史像の再構築』思文閣出版)
       『近世民衆の教育と政治参加』(校倉書房)

読み書きの日本史(岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:八鍬 友広(著)
発行年月日:2023/06/20
ISBN-10:4004319781
ISBN-13:9784004319788
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:258ページ
縦:18cm
横:11cm
厚さ:1cm
重量:178g
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