コロナ禍で障害のある子をもつ親たちが体験していること 増補新版 [単行本]
    • コロナ禍で障害のある子をもつ親たちが体験していること 増補新版 [単行本]

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コロナ禍で障害のある子をもつ親たちが体験していること 増補新版 [単行本]

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出版社:生活書院
販売開始日: 2023/06/13
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コロナ禍で障害のある子をもつ親たちが体験していること 増補新版 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    コロナ禍は“終わった”のか。急速に自由を取り戻していく社会を私たちは不安な思いで見つめている。医療崩壊と自宅死を経験した社会は、障害のある人の医療や支援を「仕方がない」と切っていくのではないか―?母たちが抗いの声をあげた初版に、オミクロン株でのこと、父親や障害当事者の視点、貴重な実態調査報告などを大幅に増補。今こそ語られるべきことが、ここにある。
  • 目次

    はじめに  児玉真美

    第1章 「ほなって、しょうがないでぇなぁ」で、本当にいいの?――地方で知的障害のある子とコロナ禍を生きる私たち  福井公子
     もう二年/自由になれない/始まり/アンケートから/マスクがつけられない/不要不急ってなんだろう/行政への要望/「読者の手紙」への投稿/パイオニア世代/ついに来たか!/見えない存在  

    第2章 医療的ケアとともにある生活を脅かすコロナ禍  根本希美子
     コロナ禍になって/侑弥の誕生――医療的ケアとともにある生活のはじまり/できないことを支える医療的ケア/NICUから親子で過ごすおうちへ/かけはしねっとの立ち上げ/医療的ケア児と家族を支援する法律ができました/おわりに

    第3章 コロナも予測不能!  重度自閉症のたっくんも予測不能!!  たっくんママ
     きょうだいはヤングケアラー?/自閉症と診断/希望が見えない日々/新型コロナで生活はめちゃくちゃに/新生活がスタート
     ■コラム オミクロン株でまた生活は大混乱 

    第4章 障がいも性格もさまざま 三きょうだいの母は黙っていられない  浅野美子
     わが家の状況/コロナ禍と三きょうだい/平時でも厳しい緊急時の支援/コロナ禍という特殊な状況の中で/親子三人での感染/よかねっとあいちアンケート・交流会で出た声/障害児者の感染者数はカウントがされていない!  

    第5章 コロナ禍で娘の入院に付き添って  madoka
     はじめに/娘のこと――コロナ以前/コロナ禍での手術/病室での付き添い/付き添い入院の現状その背景/付き添う親への支援に望むこと
     ■コラム コロナ禍のきょうだい児

    第6章 家族依存の福祉とコロナ禍――仲間と親たちの体験と運動から  新井たかね
     コロナ禍で緊急入院した娘の体験から/コロナ病棟に入院した二人の女性の体験から/「コロナ禍による障害者と家族への影響調査」(二〇二〇年七月~一一月)から/「入所施設を削減し地域移行を進める」という国の方針のなかで/「だれと、どこでくらすのか」を選択できる多様な暮らしの場を求めて/かけがえのない人生を応援する福祉労働の地位の向上を――障害者・家族の切実な願い/おわりに

    第7章 コロナ禍に炙り出されてきたもの  児玉真美
     「こんな時だから仕方がない」という思考停止/医療と福祉の家族依存/コロナ禍以前から追い詰められていた親たち/「迷惑な患者」問題/英国メンキャップのキャンペーン/もし海が感染したら……/英国では知的障害のある人たちの死亡率は一般の四倍/必要なのは「合理的配慮」/現場の看護師の声/人権の問題としての外出禁止と面会制限/なぜ親だけがゼロリスクを求められるの……?/守る会のアンケートから/全国遷延性意識障害者・家族の会のアンケートから/重症児者施設へのアンケートから/家族はケアにおける不可欠なパートナー/「命を守るために」と心が殺されていく……/家族への真逆の扱いが意味するもの/障害のある人と家族から関係性を剥奪する無関心  

    見捨てられた体験を未来に差し出す――本書に寄せて  猪瀬浩平 

    おわりに  児玉真美

    【増補】
    コロナ隔離が障害者家族の心を壊す  平尾直政
     着けられないマスクと冷たい視線/長男の障害と家族のストレス/新型コロナか? 知的障害のある長男が発熱/診察が受けられない! 知的障害者にはだかる受診の壁/唾液が採取できない! PCR検査/私も感染 家族を残して入院へ/ひとりっきりで支えていた妻も発症/新型コロナは治ったけれど…… ケアラーのメンタルは限界/ケアラーはスーパーマンじゃない

    息子のグループホーム生活で体験したこと――コロナ禍の前・コロナ禍で  沖田友子
     コロナ禍前のグループホーム生活/国の制度設計の問題点/陽性者が出たら「全員帰ってください」/家族の負担軽減を

    自立生活をしている重度身体障害者がコロナに感染したら  中野まこ
     コロナ禍に振り回されて/介助がストップするってどういうこと?/コロナ病棟での入院生活/一緒に考えていきたいこと

    座談会 七人の母〝その後〟を語り合う  児玉真美×福井公子×根本希美子×たっくんママ×新井たかね×mdoka×浅野美子
     著者それぞれの感想/マスクのこと/付き添い入院/「親心の搾取」とジェンダー/刊行後の反響/自宅療養の過酷/医療的ケア児のこと/PCR検査のこと/オミクロン株で起こっていること/福祉現場の苦境/「行動制限のない夏」/パラレルワールドに置き去りにされていく/その後の活動

    増補新版へのあとがき  児玉真美

    巻末資料 『このままではいけない――みんなで「助けて!」と言おう‼ 「愛知県 新型コロナ禍での障がいのある人の生活実態調査」報告集』  よかネットあいち
  • 内容紹介

    コロナ禍は“終わった”のか?――急速に自由を取り戻していく社会を私たちは不安な思いで見つめている。

    医療を受けられない人の自宅死を数多く経験した社会は、障害のある人たちが医療や支援を受けられないのも「仕方がない」と済ませていくのではないか――? 置き去りにされないためにと7人の母たちが声をあげた初版に、オミクロン株で起こったこと、父親や障害当事者の視点、貴重な実態調査報告などを大幅に増補。今だからこそ語るべきこと考えるべきことが、ここにある。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    児玉 真美(コダマ マミ)
    1956年生まれ。京都大学文学部卒。カンザス大学教育学部にてマスター取得。中学、高校、大学で英語を教えた後、現在、著述業。一般社団法人日本ケアラー連盟理事。長女に重症心身障害がある
  • 著者について

    児玉真美 (コダマ マミ)
    児玉真美 (こだま・まみ)
    1956年生まれ。京都大学文学部卒。カンザス大学教育学部にてマスター取得。中学、高校、大学で英語を教えた後、現在、著述業。一般社団法人日本ケアラー連盟理事。長女に重症心身障害がある。
    著書、訳書に、『私は私らしい障害児の親でいい』(ぶどう社、1998)、『アシュリー事件』(生活書院、2011)、『新版 海のいる風景』(生活書院、2012)、『死の自己決定権のゆくえ』(大月書店、2013)、『生命倫理学と障害学の対話』(共訳、生活書院、2014)、『殺す親 殺させられる親』(生活書院、2019)、『私たちはふつうに老いることができない』(大月書店、2020)、『〈反延命〉主義の時代』(共著、現代書館、2021)、『見捨てられる〈いのち〉を考える』(共著、晶文社、2021)など。

コロナ禍で障害のある子をもつ親たちが体験していること 増補新版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:生活書院
著者名:児玉 真美(編著)
発行年月日:2023/06/05
ISBN-10:4865001549
ISBN-13:9784865001549
判型:B6
発売社名:生活書院
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:376ページ
縦:19cm
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