返らぬ日(河出文庫) [文庫]

返らぬ日(河出文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  あたしはただ、そのもののあなたを、愛して愛して愛しぬいてゆきたいの―。女学校で出会い、惹かれあう彌生とかつみの純粋で真っ直ぐな愛を描いた表題作のほか、時代に翻弄されながらも想いを一途に貫こうとする少女たちを描いた短篇集。愛についての信念を綴ったエッセイ「同性を愛する幸い」も収録。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  返らぬ日；七彩物語；裏切り者；日曜病；五月と桐の花；讃涙頌；同性を愛する幸い

• 出版社からのコメント

  あたしはただ、そのもののあなたが好きなの……愛と友情に揺れる女学生たちを描いた美しい短編集、初の文庫化。解説＝斜線堂有紀

• 図書館選書

  「あなたを愛して愛して愛しぬいてゆきたいの」放課後の女子寮でのひと時を待ち望む女学生たちの運命を描いた表題作など7編を収録。同性を愛す喜びに満ちた美しい短編集、初の文庫化。解説＝斜線堂有紀

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  吉屋 信子(ヨシヤ ノブコ)
  １８９６年新潟市生まれ。１０代から２０代にかけて発表した『花物語』が「女学生のバイブル」と呼ばれるほどの大ベストセラーとなる。１９５２年「鬼火」で女流文学者賞、６７年菊池寛賞受賞。７３年逝去

• 著者について

  吉屋 信子 (ヨシヤ　ノブコ)
  1896年、新潟市生まれ。52年「鬼火」で女流文学賞、67年菊池寛賞を受賞。『花物語』『安宅家の人々』『徳川の夫人たち』『女人平家』『自伝的女流文壇史』など、幅広いジャンルで活躍した。著書多数。73年逝去。

返らぬ日(河出文庫) [文庫] の商品スペック