猫の木のある庭(河出文庫) [文庫]

猫の木のある庭(河出文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「今でも私は時折、猫の木の夢を見る」―姿の見えない「鈴の音」が聞こえる不思議な引っ越し先の話「猫の木のある庭」、魔の靴に甘い夢を魅せられる「フラオ・ローゼンバウムの靴」、奇嬌な画家の母を追想する「たけこのぞう」など、白昼夢のような世界へ手を引かれる極上の幻想譚６篇を収録。泉鏡花文学賞受賞作家による傑作デビュー作品集。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  猫の木のある庭；フラオ・ローゼンバウムの靴；盂蘭盆会；浴室稀譚；水面；たけこのぞう

• 出版社からのコメント

  日常に忍び入る不穏。6つの静謐な幻想譚を収録。第50回泉鏡花賞受賞作家のデビュー作品集『たけこのぞう』を改題の上、文庫化。

• 図書館選書

  日常に忍び入る不穏、白昼夢のような現実。翳りが誘う不気味で静謐な幻想譚６篇を収録。第50回泉鏡花賞受賞作家のデビュー作品集『たけこのぞう』を改題の上、文庫化。解説＝金井美恵子

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  大濱 普美子(オオハマ フミコ)
  １９５８年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部文学科フランス文学専攻卒。８７年、パリ第七大学“外国語としてのフランス語”修士課程修了。２００９年、『三田文學』に「猫の木のある庭」を発表。２２年刊行の第三短篇集『陽だまりの果て』で第５０回泉鏡花文学賞を受賞

• 著者について

  大濱 普美子 (オオハマ　フミコ)
  1958年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部文学科フランス文学専攻卒。パリ第七大学修士課程修了。著書に『十四番線上のハレルヤ』、『陽だまりの果て』（第50回泉鏡花文学賞受賞）がある。

猫の木のある庭(河出文庫) [文庫] の商品スペック