生きた労働への闘い―沖縄共同体の限界を問う(サピエンティア) [全集叢書]
    • 生きた労働への闘い―沖縄共同体の限界を問う(サピエンティア) [全集叢書]

    • ¥3,960119 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
生きた労働への闘い―沖縄共同体の限界を問う(サピエンティア) [全集叢書]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003717495

生きた労働への闘い―沖縄共同体の限界を問う(サピエンティア) [全集叢書]

価格:¥3,960(税込)
ゴールドポイント:119 ゴールドポイント(3%還元)(¥119相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2023/06/26
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

生きた労働への闘い―沖縄共同体の限界を問う(サピエンティア) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    沖縄近代史、再考。琉球処分以後、地元の知識人は日本資本主義に対抗するために「沖縄共同体」を構想した。しかし、農民や女性職工はこれを拒絶する。自分たちの未来を切り拓くために人びとが起こした行動を丹念に読み解き、「敗北した」とされてきた闘争の可能性に光をあてる。
  • 目次

    日本語版への序文
    謝辞
    序章
    第1章 沖縄県の誕生と差異の創出
    第2章 「出来事」として読む宮古島の人頭税廃止運動
    第3章 慣習の改良、女性労働の変革
    第4章 沖縄における砂糖プランテーションの不可能性
    第5章 不均衡な発展と経済ナショナリズムの拒絶:「ソテツ地獄」の沖縄で
    終章 生きた労働と「沖縄共同体」の限界
    引用文献
    翻訳によせて:本書の四つの切断について 冨山一郎
    索引
  • 出版社からのコメント

    琉球処分後、日本資本に対抗するため地元知識人は「沖縄」という想像の共同体を構想する。それに抗う活動を反資本主義闘争として考察
  • 内容紹介

    琉球処分以後、地元知識人は日本資本に対抗するため「沖縄」という想像の共同体を構想し、近代化を推進した。しかし、農民や職工はこれを拒絶する。宮古島人頭税廃止運動、女性職工の異議申し立て、甘蔗農家の非売同盟、大宜味村村政革新運動。人びとが自分たちの未来を切り拓くために起こした行動をグローバルな反資本主義闘争の一環として読み解き、「生きた労働」を求めた闘いの可能性を探る。

    図書館選書
    琉球処分後、日本資本に対抗するため地元知識人は「沖縄」という想像の共同体を構想する。それに抵抗した農民や職工らの運動を反資本主義闘争の一環として読み解く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    マツムラ,ウェンディ(マツムラ,ウェンディ/Matsumura,Wendy)
    ニューヨーク大学歴史学部博士課程修了。専攻は近代日本史。現在カリフォルニア州立大学サンディエゴ校(UC San Diego)、歴史学部准教授

    増渕 あさ子(マスブチ アサコ)
    同志社大学政策学部助教。トロント大学東アジア研究学科博士課程修了。Ph.D.(East Asian Studies)

    古波藏 契(コハグラ ケイ)
    明治学院大学社会学部付属研究所研究員、歴史家・地域政策コンサルタント。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士後期課程修了。博士(現代アジア研究)

    森 亜紀子(モリ アキコ)
    同志社大学“奄美‐沖縄‐琉球”研究センター嘱託研究員、土庄町地域おこし協力隊。京都大学大学院農学研究科博士課程修了
  • 著者について

    ウェンディ・マツムラ (マツムラ ウェンディ)
    ウェンディ・マツムラ
    (Wendy Matsumura)
    ニューヨーク大学歴史学部博士課程修了。専攻は近代日本史。現在カリフォルニア州立大学サンディエゴ校(UC San Diego),歴史学部准教授。論文に “Postwar Reconfigurations of the US Empire and Global Military Occupation” (Journal of Historical Sociology); “Uneven Development, Non-synchronicity and the Poetics of Relation in Interwar Yaeyama” (Radical History Review); “Rethinking Japanese Fascism from the Politics of the Household” (Marxism 21) など。

    増渕 あさ子 (マスブチ アサコ)
    増渕 あさ子 同志社大学政策学部助教。トロント大学東アジア研究学科博士課程修了。Ph. D. (East Asian Studies)
    主な業績:“Nursing the U.S. Occupation: Okinawan Public Health Nurses in U.S.-Occupied Okinawa.” In Pedro Lacobelli and Hiroko Matsuda, eds. Beyond American occupation: Race and Agency in Okinawa, 1945-2015. Lexington Books (Rowman and Littlefiled), 2017; “Stamping Out the ‘Nation-Ruining Disease’: Anti-Tuberculosis Campaigns in US-Occupied Okinawa”, Social History of Medicine, Vol. 34, Issues 4, November 2021; 「公衆衛生看護婦の経験から考え…

    古波藏 契 (コハグラ ケイ)
    古波藏 契 明治学院大学社会学部付属研究所研究員,歴史家・地域政策コンサルタント。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士後期課程修了。博士(現代アジア研究)。
    主な業績:前田勇樹・古波藏契・秋山道宏共編著『つながる沖縄近現代史』ボーダーインク,2021年,「基地社会の形成と変容――沖縄占領体制とその遺産」石原俊ほか編著『総力戦・帝国崩壊・占領(戦争と社会 第3巻)』岩波書店,2022年ほか。

    森 亜紀子 (モリ アキコ)
    森 亜紀子 同志社大学〈奄美-沖縄-琉球〉研究センター嘱託研究員,土庄町地域おこし協力隊。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。
    主な業績:「〈南洋群島〉という社会空間の生成――沖縄出身南洋教育世代の台頭と帝国のヒエラルキー」『歴史学研究』1024号,2022年,「切り落とされてきた場所・出来事から考える――呉・沖縄・南洋群島を糸口に」高雄きくえ編『広島 被爆都市からあいだの都市へ――「ジェンダー×植民地主義 交差点としてのヒロシマ」連続講座論考集』インパクト出版会,2022年ほか。

    冨山 一郎 (トミヤマ イチロウ)
    冨山 一郎 同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授。著書に『近代日本と「沖縄人」』日本経済評論社,1990年,『戦場の記憶』日本経済評論社,1995年,『暴力の予感』岩波書店,2002年,『流着の思想』インパクト出版会,2013年,『始まりの知』法政大学出版局,2018年。

生きた労働への闘い―沖縄共同体の限界を問う(サピエンティア) の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:ウェンディ マツムラ(著)/増渕 あさ子(訳)/古波 藏契(訳)/森 亜紀子(訳)
発行年月日:2023/07/01
ISBN-10:458860368X
ISBN-13:9784588603686
判型:B6
発売社名:法政大学出版局
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:386ページ
他の法政大学出版局の書籍を探す

    法政大学出版局 生きた労働への闘い―沖縄共同体の限界を問う(サピエンティア) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!