不酔の酒―おれは一万石(双葉文庫) [文庫]

不酔の酒―おれは一万石(双葉文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  亀之助の一件を機に、加賀百万石の前田家と縁を結んだ尾張一門。反定信派の勢いが増すなか、公儀は『造酒額厳守』の触を出す。前年の不作による米不足を案じ、酒の製造を制限するものだが、これにより酒の値が高騰。商機と見た正紀は、高岡領内の百姓からどぶろくを買い取って、藩財政の足しにしようとするが―。大人気時代シリーズ、注目の第２５弾！

• 出版社からのコメント

  酒造を制限する触により酒の値が高騰。正紀は藩領内のどぶろくを買い取り、一儲けを目論むが、たった二升の酒が藩を窮地に追い込む。

• 内容紹介

  亀之助の一件を機に、加賀百万石の前田家と縁を結んだ尾張一門。反定信派の勢いが増すなか、公儀は「酒造額厳守」の触を出す。前年の不作による米不足を案じ、酒の製造を制限するものだが、これにより酒の値が高騰。商機と見た正紀は、高岡藩領内の百姓からどぶろくを買い取り、藩財政の足しにしようとするが──。大人気時代シリーズ、注目の第25弾！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  千野 隆司(チノ タカシ)
  １９５１年東京生まれ。國學院大學文学部卒。９０年「夜の道行」で第１２回小説推理新人賞を受賞。捕物帖での新人賞受賞は極めて困難と言われている中での快挙だった。本シリーズと「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第７回歴史時代作家クラブ賞「シリーズ賞」を受賞

不酔の酒―おれは一万石(双葉文庫) [文庫] の商品スペック