EUの世界戦略と「リベラル国際秩序」のゆくえ―ブレグジット、ウクライナ戦争の衝撃 [単行本]
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EUの世界戦略と「リベラル国際秩序」のゆくえ―ブレグジット、ウクライナ戦争の衝撃 [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2023/05/16
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EUの世界戦略と「リベラル国際秩序」のゆくえ―ブレグジット、ウクライナ戦争の衝撃 の 商品概要

  • 目次

    序章 「リベラル国際秩序」とヨーロッパ統合――ブレグジットとウクライナ戦争の影響[中村英俊]
     はじめに――「リベラル国際秩序(LIO)」とヨーロッパ統合
     第1節 「国際秩序」をめぐる論争――LIOに対する挑戦と異議申し立て
     第2節 EUの「安全保障」――ヨーロッパ統合とEUの歴史的・理論的意義
     第3節 EU拡大――「安全保障共同体」も拡大したのか
     第4節 「民生パワー」による「脱安全保障化」の限界

    第Ⅰ部 英独仏と「リベラル国際秩序」

    第1章 リベラル国際秩序の危機とブレグジット――変わったもの、変わらないもの[池本大輔]
     第1節 リベラル国際秩序の危機とブレグジット
     第2節 イギリスとリベラル国際秩序
     第3節 リベラル国際秩序の綻び
     第4節 ユーロ危機によるイギリスの孤立と国民投票への道
     第5節 ブレグジット後のイギリス・EU関係
     第6節 ブレグジットとロシア・ウクライナ戦争

    第2章 ドイツとポスト1989リベラル国際秩序[岩間陽子]
     第1節 冷戦期LIOの申し子としての戦後西ドイツ
     第2節 LIOの拡大としてのドイツ統一過程
     第3節 赤=緑政権第一期(1998~2002年)
     第4節 赤=緑政権第二期(2002~2005年)
     第5節 メルケル期(2005~2022年)
     第6節 ショルツ政権とウクライナ戦争

    第3章 「ヨーロッパ・パワー」の限界――マクロン時代のフランス[吉田徹]
     第1節 オランドからマクロン大統領への転換
     第2節 マクロンのEUイニシアティヴ
     第3節 アテネ演説とソルボンヌ演説
     第4節 EUをめぐる「ねじれ」の解消
     第5節 連続する危機
     第6節 道半ばの「ヨーロッパ・パワー」
     第7節 LIOの中のフランス

    第Ⅱ部 EUの「リベラル国際秩序」

    第4章 EUがリベラルな存在であるための条件[武田健]
     第1節 リベラルな時とそうではない時
     第2節 経済的に苦しむ者たちを助けようとするか
     第3節 難民を受け入れるかどうか
     第4節 その場面で「私たち」という意識を持っているのか

    第5章 ブレグジット後の欧州安全保障――大国間競争時代への適合か[小林正英]
     第1節 ブレグジットの影響は軽微
     第2節 ブレグジットの影響の現状
     第3節 欧州安全保障における二国間協力への注目
     第4節 EUの枠組みでの各国間協力
     第5節 リベラル国際秩序のゆらぎの中の欧州安全保障
     第6節 コソボとウクライナ
     第7節 欧州主権言説

    第6章 複合危機下のEU資本市場政策――ブレグジット/新型コロナウイルス危機への対応[神江沙蘭]
     第1節 EU市場・通貨統合とユーロ危機――銀行同盟の創設とその限界
     第2節 ブレグジットとEU資本市場政策
     第3節 資本市場同盟と「次世代EU」
     第4節 EUでの危機対応と経済政策協調

    終章 リベラル国際秩序のためのEU世界戦略――ポストナショナル・アプローチの可能性と限界[臼井陽一郎]
     第1節 EU世界戦略の構成
     第2節 EU世界戦略の特徴
     第3節 EU世界戦略の課題――リベラルと非リベラルのせめぎ合い

     おわりに
     索引
  • 内容紹介

    EUがめざしてきたリベラルな国際秩序の構築は近年、内外からの大きな挑戦を受け、再検討を迫られている。その現状と課題を1989年ベルリンの壁崩壊以後という中長期的な時間軸から分析。欧州にとどまらず今後の世界政治の展望にもつながる視座を提示する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    臼井 陽一郎(ウスイ ヨウイチロウ)
    早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学、リーズ大学大学院法学研究科修士課程修了。早稲田大学社会科学部助手を経て、新潟国際情報大学国際学部教授。専門分野:EU政治

    中村 英俊(ナカムラ ヒデトシ)
    早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。県立長崎シーボルト大学国際情報学部(1999~2004年)を経て、早稲田大学政治経済学術院教授。専門分野:国際政治学、ヨーロッパ統合理論
  • 著者について

    臼井 陽一郎 (ウスイ ヨウイチロウ)
    早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学、リーズ大学大学院法学研究科修士課程修了。早稲田大学社会科学部助手を経て、現在、新潟国際情報大学国際学部教授。
    専門分野:EU政治
    主な著作:『変わりゆくEU――永遠平和のプロジェクトの行方』(編著、明石書店、2020年)、『EUの規範政治――グローバルヨーロッパの理想と現実』(編著、ナカニシヤ出版、2015年)、『環境のEU、規範の政治』(ナカニシヤ出版、2013年)、‘The Democratic Quality of Soft Governance in the EU Sustainable Development Strategy: A Deliberative Deficit’, Journal of European Integration, 29: 5, 2007, pp. 619-633; ‘Evolving Environmental Norms in the European Union’, European Law Journal, 9: 1, 2003, pp. 69-87.

    中村 英俊 (ナカムラ ヒデトシ)
    早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。県立長崎シーボルト大学国際情報学部(1999~2004年)を経て、現在、早稲田大学政治経済学術院教授。
    専門分野:国際政治学、ヨーロッパ統合理論
    主な著作:「『民生パワー』概念の再検討――EUの対イラク政策を事例として」(『日本EU学会年報』第24号、2004年、207-228頁)、‘Diffusing the Abolitionist Norm in Japan: EU “Death Penalty Diplomacy” and the Gap between Rhetoric and Reality in EU-Japan Relations’, with Paul Bacon, JCMS: Journal of Common Market Studies,59: 5, 2021, pp.1230-1246; The European Union and Japan: A New Chapter in Civilian Power Cooperation?, with Paul Bacon, Hart…

EUの世界戦略と「リベラル国際秩序」のゆくえ―ブレグジット、ウクライナ戦争の衝撃 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:臼井 陽一郎(編著)/中村 英俊(編著)
発行年月日:2023/05/15
ISBN-10:4750355771
ISBN-13:9784750355771
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:260ページ
縦:21cm
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