わたしのかみひこうき [絵本]

わたしのかみひこうき [絵本] の 商品概要

• 内容紹介

  友だちのゆりちゃんの家にあったきれいなチョコレートに、わたしはずっとあこがれていた。ある日、かみひこうきで競争をすることになった。わたしが勝ったら、あのチョコレートを一個くれるんだって。ぜったい勝つ！ぜったいに。おにいちゃんのひきだしにあった紙で作ったかみひこうきは、すごくよく飛んだ。こんなのがほしかったの！かみひこうきの競争に勝って、チョコレートをもらったけれど、あの紙はおにいちゃんの大切な紙だった。どうしよう…。
  少女の心の動きがページごとにあざやかに描き出されます。中国の作家と日本の画家のコラボレーションによる絵本。

• 著者について

  余 麗瓊 (ユイ リーチョン)
  余 麗瓊　(Yu Liqiong　ユイ・リーチョン)
  中国安徽省安慶生まれ。南京大学中文学科卒業、演劇芸術学修士修了。現在、『東方娃娃』総編集長。絵本の編集、児童書の普及、研究に力をいれ、各地で講演活動をしている。小説、演劇、評論などの作品多数。絵本作品に『轻轻推开那扇门』『姑姑的树』『毛毛，回家喽』『小美的记号』（いずれも未邦訳）などがある。絵本『团圆』（日本語版『チュン・チエ』（光村教育図書）は、第一回豊子愷児童図画書賞大賞受賞。
  
  石川えりこ (イシカワ エリコ)
  石川えりこ（Eriko Ishikawa）
  
  福岡県生まれ。イラストレーター・絵本作家。
  著書に『ボタ山であそんだころ』（福音館書店／第46回講談社出版文化賞絵本賞）、『あひる』（くもん出版）、『流木のいえ』（小学館）、『かんけり』（アリス館／2019年ミュンヘン国際児童図書館の目録『ホワイト・レイブンズ』収録）、『こくん』（村中李衣・文／童心社）、『あららのはたけ』（村中李衣・文／偕成社／第35回坪田譲治文学賞受賞）、『ばあさんは15歳』（阿川佐和子・文／読売新聞連載小説および中央公論新社）、『ほんやねこ』（講談社）、『にわにくるとり』（ポプラ社）、『わたしはふね』（曹文軒・文／小学館）、『うさぎとハリネズミ』シリーズ（はらまさかず・文／ひだまり舎）などがある。
  
  唐 亜明 (タン ヤミン)
  唐 亜明（Tang Yaming　タン・ヤミン）
  
  北京生まれ。早稲田大学卒業、東京大学大学院修了。編集者として多くの絵本を手がけた。
  主な著書に『ビートルズを知らなかった紅衛兵』『さくらの気持ち パンダの苦悩』（以上、岩波書店）、『翡翠露』（TBSブリタニカ、第8回開高健賞奨励賞）、絵本に『ナージャとりゅうおう』（講談社、第22回講談社出版文化賞絵本賞）、『西遊記』（講談社、第48回産経児童出版文化賞）、中国語の翻訳書に上皇后美智子様著『橋をかける』（少年児童出版社）、佐野洋子著『100万回生きたねこ』（接力出版社）、日本語の翻訳書に姜戎著『神なるオオカミ』『大草原のちいさなオオカミ』（以上、講談社）などがある。中国語の著書・翻訳書は100冊以上。
  現在、中国の児童書出版「小活字」編集長を務めている。

わたしのかみひこうき [絵本] の商品スペック