そもそも島に進化あり(新潮文庫) [文庫]

そもそも島に進化あり(新潮文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  島がひとつ、大海原に生まれた。新天地を求めて鳥が飛来し、彼らが運んだ種が根づく。動植物は島に満ち、独自な進化がそこここで始まる。それはちっぽけだけどかけがえのない「創世記」。小笠原諸島をフィールドとする鳥類学者が、ヤンバルクイナなど飛べない鳥の秘密、外来種の島に与える影響、そして生態系そのものを語る。そう、島は生命の教科書なのだ。地球人必読の傑作科学エッセイ。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  序　そもそも島は（イラズンバ）
  第１章　島が世界に現れる（島にヤシの木は何本必要か；島を二つに分類せよ；新島、大海に立つ）
  第２章　島に生物が参上する（島に招くには、まず隗より始めよ；食べれば海も越えられる；太平洋ヒッチハイクガイド；コンチキ号症候群；風が吹けば、誰かが儲かる；早い者勝ちの島；翼よ、あれが島の灯だ）
  第３章　島で生物が進化を始める（さらば、切磋琢磨の日々よ；島の「し」は、進化の「し」；正しい固有種の作り方；多様化する世界；動物がときめく島の魔法；植物がかかる島の病；フライ、オア、ノットフライ；だって海鳥ですもの）
  第４章　島から生物が絶滅する（楽園の落日；闘え！ベジタリアン；プレデター　ＶＳ　エイリアン；拡散する悲劇；カガヤクミライ）
  第５章　島が大団円を迎える（天地開闢；あなたの島の生まれるところ）

• 内容紹介

  島がひとつ、大海原に生まれた。新天地を求めて鳥が飛来し、彼らが運んだ種が根づく。動植物は島に満ち、独自な進化がそこここで始まる。それはちっぽけだけどかけがえのない「創世記」。小笠原諸島をフィールドとする鳥類学者が、ヤンバルクイナなど飛べない鳥の秘密、外来種の島に与える影響、そして生態系そのものを語る。そう、島は生命の教科書なのだ。地球人必読の傑作科学エッセイ。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  川上 和人(カワカミ カズト)
  １９７３（昭和４８）年生れ。農学博士。国立研究開発法人　森林研究・整備機構　森林総合研究所鳥獣生態研究室長。東京大学農学部林学科卒、同大学院農学生命科学研究科中退

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