知識資本の時代―世紀末大転換と激動の21世紀を診る [単行本]
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知識資本の時代―世紀末大転換と激動の21世紀を診る [単行本]

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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2023/06/13
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知識資本の時代―世紀末大転換と激動の21世紀を診る の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    激動の21世紀の世界を知識資本を導きの糸として、製造業のサービス化、IT革命、人間の創造的営為の価値増殖過程、知財収入、GAFAMに代表される情報産業の台頭と隆盛、そして「ニューモノポリー」(新独占)の支配に至る過程とその全容をつぶさに解明。知識資本による「モノ作り」と「コト作り」の合体は人類に新たな扉を開いたが、同時に人間自体の商品化や極端な格差出現などを引き起こした。さらに、いま対立を深める米中間の覇権争いを知識資本の発展と深化のうちに看破し、世界の行く末を見据える。
  • 目次

    はしがき


    第1部 時代の転機を見つめる

     第1章 2015年は新しい時代の始まりか
       1 2015年は新しい時代の始まり?
       2 AIIB のユーラシア構想とBRICS 開発銀行の始動
       3 TPP をめぐる諸問題とASEAN 地域フォーラム(ARF)
       4 2015年は新しい時代の幕開け

     第2章 IoT を巡るドイツとアメリカと日本
       1 2015年の政治的,軍事的,経済的インパクト
       2 IoT の意味するもの
       3 ドイツの「インダストリー4 . 0」
       4 アメリカのAdvanced Manufacturing とIIC(GE
       5 日本の「ロボットセル生産」
       6 モノ作りの将来を見つめる

     第3章 岐路に立つ日本製造業の複合戦略
         ―知財化・現地化・国内回帰の狭間に揺れる
       1 難局に直面する日本経済
       2 知財化・現地化・国内回帰
       3 日本自動車産業の複合戦略の現状
       小 括


    第2部 知識資本主義の諸相

     第4章 クリントン=ゴアの知財重視と情報スーパーハイウェイ構想が切り開いた世界
       1 知財重視と情報スーパーハイウェイ構想
       2 第二次大戦後のアメリカの科学技術政策の概要
          ―簡単な回顧
       3 クリントン=ゴアチームの知財重視と情報スーパーハイウェイ構想
          ―ニューエコノミーの謳歌
       4 OTA 報告による知財の複合的・多重的かつ柔軟な取り扱い
          ―現実的な総合化の試み
       5 簡単な総括―結びに代えて

     第5章 グローバルスタンダード
         ―標準化を巡る諸資本の競争とソフト支配のメカニズム
       1 知識資本主義とグローバルスタンダード
       2 標準とは何か.それはいかにして経済過程に導入され,定着をみたか
       3 競争排除と利益源泉としての標準化の確立と普及
       4 特許回避と無償供与によるコンセンサスの形成とデジュールスタンダードの台頭
       小 括

     第6章 多国籍製薬産業とグローバルスタンダード
         ―アメリカにおけるブロックバスターモデルの確立と知財支配
       1 巨大多国籍製薬企業の謎の解明
       2 アメリカにおけるブロックバスターモデルの確立
          ―創薬過程
       3 FDA による許認可過程とハーモナイゼーション
       4 アメリカンスタンダードのグローバルスタンダード化と企業間国際提携の推進

     第7章 知識労働と知識労働者(STEM)
         ― above the line とbelow the line への二分化
       1 知識労働者の出現
       2 科学者・技術者の科学・技術労働者への転身とその含意
       3 above the line(利益参与者)とbelow the line(非参与者)への二分化
       4 雇用の二極化:グッドジョブとバッドジョブ
        小 括

     第8章 GAFAM の深層を探る―有力諸説の検討(その1)
       1 GAFAM の解明
       2 GAFAM の全体像を活写したラナ・フォルーハー『邪悪に堕ちたGAFA』
       3 情報・知財商品の生産=価値増殖過程の解明に挑んだパイオニア ショシャナ・ズボフ『監視資本主義』

     第9章 GAFAM の深層を探る―有力諸説の検討(その2)
       1 ビッグデータの未来志向性とその誤用の危険を合わせ見つめたマイヤー= ショーンベルガーの複眼
       2 反トラスト法の新展開を模索する俊英たちの試み
       小 括

     第10章 インターネット産業の興隆と「ニューモノポリー」の出現
       1 インターネット産業
       2 プラットフォームビジネスの出現とその攻防
       3 「ニューモノポリー」の出現と闊歩


    第3部 経済制裁と人権外交

     第11章 トランプの「貿易・投資・知財戦争」と中国の対応
       1 トランプの「貿易・投資・知財戦争」
       2 「中国製造2025」と「一帯一路」構想は衝撃か

     第12章 経済制裁の国際政治経済学
         ―世界に伸びるアメリカの司法の長い手と強欲なタフパワーの闊歩
       1 アメリカの対中制裁の強化
       2 経済制裁とは何か.それはいかなる役割を果たしているか
       3 輸出と対米投資の管理と規制
       4 外国為替と人権の監視
       5 財務省外国資産管理室(OFAC)/財務省金融犯罪執行機関連絡室(FCEN)の凄腕タフパワーの闊歩
       6 経済制裁の国際政治経済学
       小 括

     第13章 バイデン政権の対中制裁の強化と中国の応酬
       1 バイデン政権の対中制裁の特徴
       2 半導体不足の意味
       小 括

    初 出 一 覧 
    索   引
  • 内容紹介

    知識資本が開く人類の未来,その明と暗
    IT革命に始まり知財・情報産業の興隆とともにモノ作り,人間の知的創造的営為までをも包摂する知識資本.グローバル化とともに大きな格差と危機を生みだしながら深化する知識資本について,対立を深める米中間の覇権争いを視野に入れながら解明する.
    激動の21世紀の世界を知識資本を導きの糸として,製造業のサービス化,IT革命,人間の創造的営為の価値増殖過程,知財収入,GAFAMに代表される情報産業の台頭と隆盛,そして「ニューモノポリー」(新独占)の支配に至る過程とその全容をつぶさに解明.
    知識資本による「モノ作り」と「コト作り」の合体は人類に新たな扉を開いたが,同時に人間自体の商品化や極端な格差出現などを引き起こした.
    さらに,いま対立を深める米中間の覇権争いを知識資本の発展と深化のうちに看破し,世界の行く末を見据える.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    関下 稔(セキシタ ミノル)
    立命館大学名誉教授(世界経済論、国際経済学)。経済学博士(京都大学)。1942年埼玉県生まれ。2004~2006年日本国際経済学会会長
  • 著者について

    関下 稔 (セキシタミノル)
    立命館大学名誉教授

知識資本の時代―世紀末大転換と激動の21世紀を診る の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房
著者名:関下 稔(著)
発行年月日:2023/06/10
ISBN-10:4771037469
ISBN-13:9784771037465
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:教養
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:336ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:2cm
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