外国人生徒と共に歩む大阪の高校―学校文化の変容と卒業生のライフコース [単行本]
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外国人生徒と共に歩む大阪の高校―学校文化の変容と卒業生のライフコース [単行本]

山本 晃輔(編著)榎井 縁(編著)
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出版社:明石書店
販売開始日: 2023/05/26
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外国人生徒と共に歩む大阪の高校―学校文化の変容と卒業生のライフコース の 商品概要

  • 目次

    序章 外国人生徒の高校進学と適格者主義
     コラム1 自己発見――高校に進み、学ぶことの意味
     コラム2 公教育が大事にすべきもの
    序章補論 本書の研究上のスタンスと用語について


    第1部 大阪府における枠校はどのようにしてつくりあげられているのか

    第1章 大阪府における枠校のコンテクスト
    第2章 教育行政から見る「枠校」配置の経緯
    第3章 枠校の教育システムと教員による支援


    第2部 枠校の学校現場から――枠校の実践

    第4章 枠校の授業・言語教育
     Part1 八尾北高校
     Part2 門真なみはや高校
    第5章 枠校における外国人生徒の居場所
     Part1 成美高校
     Part2 福井高校
    第6章 枠校におけるキャリア教育
     Part1 長吉高校
     Part2 布施北高校
    第7章 新しく「枠校」をつくる
     Part1 東淀川高校
     Part2 大阪わかば高校


    第3部 枠校を卒業した生徒のいま

    第8章 枠校卒業生の生活史
    第9章 枠校と大学進学・就職――枠校卒業生の母語とアイデンティティに注目して
    第10章 枠校における進路指導と大学進学

    教育の現場から
     大阪の渡日生教育と特別枠
     日本語以外の多言語が飛び交う高校
     「枠校」――特別枠のある「学校」
     教育委員会からみた枠校
     大阪にあって神奈川にないもの
     「枠校」勤務で感じたこと
     「特別入試枠」の意義とは何か――ネイティブ教員の立場から
     「ピアにほんご」事業とおおさかこども多文化センターの成立
     外国人生徒をエンパワーするおおさかこども多文化センター
     大阪府立学校在日外国人教育研究会(府立外教)の取り組み
     ひとりひとりを大切に
     Aとの出会い
     「多文化クラブ」によるエンパワーメント
     「出会い」と「つながり」を大切に
     一人ひとりに寄り添う――進路指導の取り組み
     彼女のまなざし
     くろーばぁに込めた4つの思い
     わかば日本語モデルへの思い
     適格者主義と学校文化
     「枠校」の20年とこれから
     抽出授業での多言語使用
     足場かけの先にあるもの


    第4部 枠校のこれからを考える

    第11章 「特別扱いする学校文化」の維持とその変容
    第12章 外国人生徒を承認する枠校の取り組み
    第13章 トランスランゲージング空間をつくる――外国人生徒が力を発揮するために
    第14章 キャリアにつなげる足場かけ――枠校で培われた文化的資源とネットワーク

    終章 「外国人生徒と高校教育」の未来

     あとがき
     インタビュー調査・フィールドワークに関して
     参考文献
  • 内容紹介

    全国的に外国人生徒の高校進学率は上昇したものの、中退率は高止まりする等、いまだ学校現場での課題は多い。本書は大阪の「枠校」の調査・分析結果を整理することから高校における外国人生徒を受け入れるための論点を洗い出し、日本の目指すべき方向を模索する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山本 晃輔(ヤマモト コウスケ)
    関西国際大学社会学部・准教授。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学)

    榎井 縁(エノイ ユカリ)
    大阪大学大学院人間科学研究科・特任教授。博士(人間科学)。専攻は教育社会学、外国人教育
  • 著者について

    山本 晃輔 (ヤマモト コウスケ)
    関西国際大学社会学部・准教授
    大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学)。
    主な研究として、「マイノリティと教育」(共著『教育社会学研究』第95集、2014年)、大阪大学人間科学研究科附属未来共創センター編『共生社会のアトリエ』(大阪大学出版会、2021年)、「日本とブラジルを往還する家族の教育とコンフリクト」(栗本英世他編『争う』大阪大学出版会、2022年)、『高校を生きるニューカマー――大阪府立高校にみる教育支援』(志水宏吉編、明石書店、2008年)、『往還する人々の教育――グローバル社会を生きる家族と公教育の課題』(志水宏吉他編、明石書店、2013年)、『日本の外国人学校――トランスナショナリティをめぐる教育政策の課題』(志水宏吉他編、明石書店、2014年)。

    榎井 縁 (エノイ ユカリ)
    大阪大学大学院人間科学研究科・特任教授
    博士(人間科学)。専攻は教育社会学、外国人教育。
    主な著書に、『多文化共生の実験室――大阪から考える』(共著、青弓社、2022年)、『公立学校の外国籍教員――教員の生(ライヴス)、「法理」という壁』(共編著、明石書店、2021年)、『未来共生のアトリエ――大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センターの挑戦』(共著、大阪大学出版会、2021年)『移民政策とは何か――日本の現実から考える』(共著、人文書院、2019年)、『外国人と共生する地域づくり――大阪・豊中の実践から見えてきたもの』(共著、明石書店、2019年)、『移民政策のフロンティア――日本のあゆみと課題を問い直す』(共著、明石書店、2018年)、『外国人の子ども白書』(共編著、明石書店、2017年)など。

外国人生徒と共に歩む大阪の高校―学校文化の変容と卒業生のライフコース の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:山本 晃輔(編著)/榎井 縁(編著)
発行年月日:2023/06/01
ISBN-10:4750355887
ISBN-13:9784750355887
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:280ページ
縦:21cm
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