〈日常〉のなかの近世-ある小さきものの物語 [単行本]

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〈日常〉のなかの近世-ある小さきものの物語 [単行本]

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出版社:清文堂出版
販売開始日: 2023/06/12
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〈日常〉のなかの近世-ある小さきものの物語 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序 小さきものの物語にむけて ―読者のみなさんへ
      大きな問い ―〈日常〉のなかの近世/小さな窓 ―石橋生菴の幸福/糸口としての『家乗』 ―日記にむきあうということ

    第一部 日記と〈日常〉

    第一章 日記のなかの〈日常〉
      はじめに/『家乗』という日記/日記に書かれた〈日常〉/結びにかえて

    第二章 日記を書く〈日常〉
      はじめに/刻まれた日記の「一日」/一日の生成 ―日々を切り取る、そのしかた/書きつづける日々/結びにかえて

    第二部 〈日常〉のなかの近世 ―石橋生菴の日々

    第三章 恋する日々
      はじめに/もう一つの記号 ―恋の記録/沈黙の重さ/結婚前夜 ―書き留められた六年/結びにかえて

    第四章 出仕への道
      はじめに/出仕の向こう側 ―一七世紀後半の三浦家家臣団/出仕への道/結びにかえて

    第五章 寺参りの位相
      はじめに/「死」と向き合う/日々のなかの寺参り/仏像・霊宝への眼差し/結びにかえて

    第六章 夫婦の絆
      はじめに/日記のまざざしと家室/夫婦の絆/結びにかえて

    補章 一七世紀後半における一下級武士の芸能享受の位相 ―紀州藩家老三浦家と石橋生菴
      はじめに/紀州藩陪臣石橋生菴とその日記『家乗』/『家乗』に書き留められた芸能記事 ―その全体像と芸能享受の裾野/紀州藩家老三浦家の芸能享受 ―その全体像と享受のありかた/石橋生菴の芸能享受 ―その全体像と享受のありかた/貞享三年城下町和歌山の芸能享受/おわりに

    結び 石橋辰章=生菴の幸福 ―出発点としての個の〈日常〉
      賀するとき ―一七世紀後半紀州武士社会の「幸福」/生きることの節目 ―武士社会・家・私/辰章=生菴の「家」 ―規範・自覚・認識・生成/溶け合う「私」・溶け切らない「私」 ―夢・恋・寺参り・日記/小さきものの物語 ―〈個〉と〈全体〉の通路を求めて

    初出一覧 あとがき
  • 出版社からのコメント

    三〇石の儒医の日記『家乗』から、平々凡々な一個人の恋愛や学問、出仕(就職)、家族、娯楽の悲喜こもごも、元禄の日々を追体験する
  • 内容紹介

    寛永から元禄にかけて生き、紀伊徳川家家老三浦家に仕えた三〇石の儒医石橋生菴。彼の日記『家乗』から、「普通」の人をとり上げる「社会史」に携わる著者が生菴にとっての「家」、婚前の恋愛、出仕、学問、娯楽、結婚と家族の悲喜こもごもを追体験することで、当時の平々凡々な人々の人生を再現する。吉永昭著『御家騒動の展開』同様、大名級の石高の陪臣の家臣団関係の表も、学術的意義を有する。
  • 著者について

    西岡 直樹 (ニシオカ ナオキ)
    1954年滋賀県生まれ 同志社大学文学部教授

〈日常〉のなかの近世-ある小さきものの物語 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:清文堂出版
著者名:西岡直樹(著)
発行年月日:2023/06
ISBN-10:4792415195
ISBN-13:9784792415198
判型:A5
発売社名:清文堂出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:390ページ
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