虐殺のスイッチ―一人すら殺せない人が、なぜ多くの人を殺せるのか?(ちくま文庫) [文庫]
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虐殺のスイッチ―一人すら殺せない人が、なぜ多くの人を殺せるのか?(ちくま文庫) [文庫]

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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2023/07/08
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虐殺のスイッチ―一人すら殺せない人が、なぜ多くの人を殺せるのか?(ちくま文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ナチスのホロコースト、クメール・ルージュの大量殺戮、関東大震災の朝鮮人虐殺、インドネシア政権による虐殺、ルワンダ・フツ族のツチ族虐殺…、歴史を、世界を見渡すと、虐殺事件は繰り返し起き、あふれている。なぜごく普通の善良な市民が、同じように普通の人をいとも簡単に殺すのか、しかも大量に。キーになるのは、集団と同調圧力。集団が熱狂し変異して起きる虐殺のメカニズムを考える。
  • 目次

    まえがき   
    1 なぜ人はこれほど残虐になれるのか カンボジアの残像   
    トゥール・スレン虐殺犯罪博物館にて   
    朝起きたら歯を磨くように人を殺す   
    惨劇の痕跡   
    2 どうしても学校や会社には適応できない 僕が虐殺に関心を抱いた理由(その1)
    吃音のいじめられっ子だった頃 
    映画を「作る」楽しみ
    アメリカン・ニューシネマの時代 
    役者を目指したものの……
    ドキュメンタリーとの出会い
    ドキュメンタリーはおもしろい!?     
    3 オウムを撮ることで気づいたこと 僕が虐殺に関心を抱いた理由(その2)
    そして一人きりになった
    宗教が救えるものの限界
    なぜオウムは人を殺したの
    オウムの側から社会を眺める
    こうして人は歯車になる
    4 生きものの命は殺してもいいのか
    クジラと日本
    生きものと知性 
    線引きの難しさ
    調査捕鯨を続ける本当の理由
    ウシやブタやイルカの殺され方
    5 人を殺してはいけない理由などない 
    人は身勝手な生きもの
    人は人を殺してはいけないと誰が言ったのですか?
    人は人を簡単には殺せない
    映画『フルメタル・ジャケット』から見えてくるもの
    日本人の心は壊れにくいのか?
    6 もとからモンスターである人などいない
    殺人をどう罰するか
    加害者は人間であり、モンスターではない
    憎しみと愛情のはざまで
    自由意志のあやうさ
    7 この世界は虐殺に満ちている
    虐殺の歴史を振り返ってみよう
     ①デマが罪のない多くの人を殺す ―― 関東大震災時の朝鮮人虐殺
     ②ホロコースト ―― ナチスによるユダヤ人大量虐殺
    ③普通の人が普通の人を殺す ―― 政権側によるインドネシアでの虐殺
     ④一つの民族が殺しあい、人口が激減した国 ―― カンボジアでのクメール・ルージュによる大量虐殺   
     ⑤民族の対立をラジオが煽る ―― ルワンダでのフツ族によるツチ族虐殺
    加害者の本当の姿を知りたい
    被害者感情と取材の難しさ
    8 集団と忖度   虐殺の核にあるもの
    「私が彼を」でなく、「我々0 0 が彼ら0 0 を」殺すとは?
    虐殺は誰かの指示がなくても始まる
    アウシュビッツ強制収容所を訪ねて
    9 善良な人々が虐殺の歯車になるとき
    一人ひとりはみな優しい
    凡庸な悪としてのアイヒマン
    人は何に服従するのか
    見えぬ命令系統
    純粋さゆえの残虐さ
    10 虐殺のスイッチを探る
    集団化と同調圧力
    過剰な忖度と異物の排除
    お化け屋敷は、なぜ怖いのか?
    集団が変異する熱狂の瞬間
    虐殺のスイッチとは
     転がる石のように  あとがきに代えて
     ちくま文庫版のためのあとがき
     解説   武田砂鉄 
  • 内容紹介

    集団は熱狂し、変異した
    関東大震災の朝鮮人虐殺、ナチスのホロコースト、クメール・ルージュの大量殺戮・・・・・・
    なぜ悲劇は繰り返されるのか。そのメカニズムを解き明かす。

    ナチスのホロコースト、クメール・ルージュの大量殺戮、関東大震災の朝鮮人虐殺、インドネシア政権による虐殺、ルワンダ・フツ族のツチ族虐殺……、歴史を、世界を見渡すと、虐殺事件は繰り返し起き、あふれている。なぜごく普通の善良な市民が、同じように普通の人をいとも簡単に殺すのか、しかも大量に。キーになるのは、集団と同調圧力。集団が熱狂し変異して起きる虐殺のメカニズムを考える。
    解説 武田砂鉄
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    森 達也(モリ タツヤ)
    映画監督・作家。1998年、オウム真理教のドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で審査員特別賞・市民賞を受賞。11年に『A3』が講談社ノンフィクション賞を受賞
  • 著者について

    森 達也 (モリ タツヤ)
    映画監督・作家。1998年、オウム真理教のドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で審査員特別賞・市民賞を受賞。11年に『A3』が講談社ノンフィクション賞を受賞。著書に『放送禁止歌』(知恵の森文庫)、『死刑』『いのちの食べかた』(角川文庫)、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(ちくま文庫)、『たったひとつの「真実」なんてない』『集団に流されず個人として生きるには』(ちくまプリマー新書)など。

虐殺のスイッチ―一人すら殺せない人が、なぜ多くの人を殺せるのか?(ちくま文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:森 達也(著)
発行年月日:2023/07/10
ISBN-10:4480438815
ISBN-13:9784480438812
判型:文庫
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:240ページ
縦:15cm
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