東アジアの後宮(アジア遊学) [全集叢書]
    • 東アジアの後宮(アジア遊学) [全集叢書]

    • ¥3,520106 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月19日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003722882

東アジアの後宮(アジア遊学) [全集叢書]

価格:¥3,520(税込)
ゴールドポイント:106 ゴールドポイント(3%還元)(¥106相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月19日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:その他
販売開始日: 2023/06/30
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

東アジアの後宮(アジア遊学) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    皇帝・国君の妻妾が住まい、再生産が行われる場である「後宮」。ドラマや漫画、ゲームなどにもたびたび取り上げられ、今なお人々の関心を集めるが、その実態は、国・時代によって変化し、多様性に富んでいた。「後宮制度」の規範となり、儒教に基づく礼制に即しつつも、理念と現実の間で揺れ動き、また民族や時代によって変化し続けた中国。中国礼制を積極的に受容しつつも独自性を色濃く残した朝鮮。天皇だけでなく武家政権にも“後宮”が設けられるなど、独自路線をひた走った日本。日中韓のみで語られがちな「東アジア」という枠組みを相対化するインパクトを有する大越・琉球。中国、朝鮮、日本やその他の各地域において、後宮のあり方、後宮を構成する人々(妃嬪、女官、宦官など)の制度、儀礼、文化、日常の実態などを幅広く考察し、東アジアの後宮における共通性と多様性に迫る。
  • 目次

    序言 伴瀬明美
    [導論]中国の後宮 保科季子

    Ⅰ 「典型的後宮」は存在するのか―中国の後宮
    漢代の後宮―二つの嬰児殺し事件を手がかりに 保科季子
    六朝期の皇太妃―皇帝庶母の礼遇のひとこま 三田辰彦
    北魏の皇后・皇太后―胡漢文化の交流による制度の発展状況 鄭雅如(翻訳:榊佳子)
    唐皇帝の生母とその追号・追善 江川式部
    [コラム]唐代の宦官 髙瀬奈津子
    契丹の祭山儀をめぐって―遊牧王朝における男女共同の天地祭祀 古松崇志
    [コラム]宋代における宦官の一族 藤本猛
    明代の後宮制度 前田尚美
    清代后妃の晋封形式と後宮秩序 毛立平(翻訳:安永知晃)

    Ⅱ 継受と独自性のはざまで―朝鮮の後宮
    百済武王代の善花公主と沙宅王后 李炳鎬(翻訳:橋本繁)
    新羅の后妃制と女官制 李炫珠(翻訳:橋本繁)
    高麗時代の宦官 豊島悠果
    朝鮮時代王室女性の制度化された地位と冊封 李美善(翻訳:植田喜兵成智)
    [コラム]恵慶宮洪氏と『ハンジュンノク(閑中録)』 韓孝姃(翻訳:村上菜菜)
    [コラム]国立ハングル博物館所蔵品からみた朝鮮王室の女性の生活と文化―教育と読書、文字生活などを中心に 高恩淑(翻訳:小宮秀陵)

    Ⅲ 逸脱と多様性―日本の後宮
    皇后の葬地―合葬事例の日中比較を中心に 榊佳子
    [コラム]日本古代の女官 伊集院葉子
    日本・朝鮮の金石文資料にみる古代の後宮女性 稲田奈津子
    [コラム]光明皇后の経済基盤 垣中健志
    摂関期の後宮 東海林亜矢子
    中世前期の後宮―后位における逸脱を中心に 伴瀬明美
    [コラム]将軍宗尊親王の女房 高橋慎一朗
    中世後期の朝廷の女官たち―親族と家業から 菅原正子
    足利将軍家における足利義教御台所正親町三条尹子 木下昌規
    近世の後宮 久保貴子
    「三王」の後宮―近世中期の江戸城大奥 松尾美惠子

    Ⅳ 広がる後宮―大越・琉球
    中世大越(ベトナム)の王権と女性たち 桃木至朗
    古琉球の神女と王権 村井章介
  • 出版社からのコメント

    東アジアにおける「後宮」の実像に迫る
  • 内容紹介

    皇帝・国君の妻妾が住まい、再生産が行われる場である「後宮」。
    ドラマや漫画、ゲームなどにもたびたび取り上げられ、今なお人々の関心を集めるが、その実態は、国・時代によって変化し、多様性に富んでいた。
    「後宮制度」の規範となり、儒教に基づく礼制に即しつつも、理念と現実の間で揺れ動き、また民族や時代によって変化し続けた中国。
    中国礼制を積極的に受容しつつも独自性を色濃く残した朝鮮。天皇だけでなく武家政権にも〈後宮〉が設けられるなど、独自路線をひた走った日本。日中韓のみで語られがちな「東アジア」という枠組みを相対化するインパクトを有する大越・琉球。
    中国、朝鮮、日本やその他の各地域において、後宮のあり方、後宮を構成する人々(妃嬪、女官、宦官など)の制度、儀礼、文化、日常の実態などを幅広く考察し、東アジアの後宮における共通性と多様性に迫る。
  • 著者について

    伴瀬明美 (バンセアケミ)
    伴瀬明美(ばんせ・あけみ)
    大阪大学大学院人文学研究科教授。専門は日本中世史。
    主な論文に「女房として出仕すること―中世前期の貴族社会における女房」(総合女性史学会他編『女性労働の日本史』勉誠出版、二〇一九年)、「摂関期の立后儀式―その構造と成立について」(大津透編『摂関期の国家と社会』山川出版社、二〇一六年)、「中世前期:天皇家の光と陰」(服藤早苗他著『歴史のなかの皇女たち』小学館、二〇〇二年)などがある。

    稲田奈津子 (イナダナツコ)
    稲田奈津子(いなだ・なつこ)
    東京大学史料編纂所准教授。専門は日本古代史。
    主な著書・論文に『日本古代の喪葬儀礼と律令制』(吉川弘文館、二〇一五年)、「納棺・埋葬儀礼の復原的考察―トゥルファン出土随葬衣物疏を中心に」(佐藤信編『律令制と古代国家』吉川弘文館、二〇一八年)、『黄泉の国との契約書―東アジアの買地券』(共編著、勉誠出版、二〇二三年)などがある。

    榊 佳子 (サカキケイコ)
    榊 佳子(さかき・けいこ)
    東京大学史料編纂所学術専門職員。専門は日本古代史。
    主な論文に「夫婦の同籍と片籍」(新川登亀男、早川万年編『美濃国戸籍の総合的研究』東京堂出版、二○○三年)、「古代における天皇大葬管掌司について」(『国立歴史民俗博物館研究報告第一四一集』二○○八年)、『黄泉の国との契約書―東アジアの買地券』(共編著、勉誠出版、二〇二三年)などがある。

    保科季子 (ホシナスエコ)
    保科季子(ほしな・すえこ)
    関西学院大学非常勤講師。専門は中国古代史、漢代史、思想史。
    主な論文に「天子の好逑―漢代の儒教的皇后論」(『東洋史研究』六一―二、二〇〇二年)、「漢代の女性秩序―命婦制度淵源考」(『東方学』一〇八輯、二〇〇四年)、「漢代における経学講論と国家儀礼―釈典礼の成立に向けて」(『東洋史研究』七四―四、二〇一六年)などがある。

東アジアの後宮(アジア遊学) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勉誠出版
著者名:伴瀬 明美(編)/稲田 奈津子(編)/榊 佳子(編)/保科 季子(編)
発行年月日:2023/06/15
ISBN-10:4585325298
ISBN-13:9784585325291
判型:A5
発売社名:勉誠社
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:344ページ
縦:21cm
他のその他の書籍を探す

    その他 東アジアの後宮(アジア遊学) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!