国王奉迎のタイ現代史―プーミポンの行幸とその映画 [単行本]
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国王奉迎のタイ現代史―プーミポンの行幸とその映画 [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2023/06/20
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国王奉迎のタイ現代史―プーミポンの行幸とその映画 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    二〇一六年に没した、タイ前国王プーミポン・アドゥンヤデート(一九二七‐二〇一六、在位一九四六‐二〇一六)。タイ王国では君主制が政治・経済・社会に大きな影響力を持ち、特に前国王の「お言葉」は絶対であった。そうした強大な権威は、一体誰が、どのように創出し、人々に定着していったのか。本書は、彼が国民からの敬愛を集め、絶大な政治的権威を獲得する過程を、行幸の奉迎セレモニーと映画という観点から包括的に分析する。
  • 目次

    凡 例

    序 章 「プーミポン国王」とは何だったのか
     1 はじめに
     2 本書の課題と構成
     3 君主制研究の先行研究と課題
     4 タイの君主制に関する先行研究と課題


    第一部 「国王神話」の黎明

    第一章 プーミポン国王が背負った「使命」
     1 タイ王室の盛衰
     2 タイにおける理想の「国王」とは
     3 行幸回数の膨大さ
     4 誇張された宣伝――実態との乖離

    第二章 行幸開始前夜
     1 政治的立場の確立とプーミポンの帰国
     2 「陛下の映画」の誕生――広がり始める国王の存在感
     3 巡る「陛下の映画」
     4 地方行幸の始まり――唆すアメリカ、渋る政府、催促する国王

    小  結


     第二部 「国王神話」の揺籃

    第三章 プーミポン国王が行く
     1 急ごしらえの初行幸――中部を周る
     2 史上初の東北部行幸――奉迎セレモニーは成功するか
     3 美しくない舞台裏
     4 「美しき奉迎風景」の上映と拡散

    第四章 膨らむ国王の存在感
     1 サリットの台頭と王室の権威高揚
     2 奉迎経験を後世に伝える――プライドをかけた北部での奉迎
     3 膨大な随行員の管理方法
     4 死者の出る会議――激務をこなす知事代理
     5 北部行幸を手本として――南部行幸

    第五章 分身化する映画、奉迎の「完成」
     1 映画の「擬似奉迎」
     2 海外に「出される」国王
     3 「ありがたい」映画――「分身」が繋ぎ止める国王の存在感
     4 奉迎のマニュアル化――繰り返され身体化する奉迎セレモニー
     5 増え始める「人民訪問」
     6 下火になる「陛下の映画」

    小  結


     第三部 「国王神話」の佳境

    第六章 生身の国王が行く
     1 急増する地方行幸
     2 1973年と1976年という二つのターニングポイント
     3 「身近な国王」としてのパフォーマンス

    第七章 御簾の奥へ
     1 政治化する国王の公務
     2 国王の意向を表明する「国王ご考案プロジェクト」
     3 直接見る国王から、学校教育と御真影で見る国王へ
     4 プレームという立役者
     5 表舞台からの転進

    小  結


    補 論 タイにおける映画の歴史
     1 映画の黎明期――高級/中級娯楽としての映画
     2 映画産業の発展
     3 映画産業の黄金期と冷戦――1960年代
     4 王室・政府主導型の映画産業


    終 章 神話「プーミポン国王」の誕生
     1 神話は如何に創出されたか
     2 「国王神話」の薄暮
     結びに


    付録 「陛下の映画」17本の内容

    付表
     1 プーミポン国王家系図
     2 映画雑誌『パーパヨンサーン』の巻頭特集1ページ目
     3 映画雑誌『パーパヨンサーン』の巻頭特集2ページ目

    参考文献
    人名索引/事項索引
  • 出版社からのコメント

    タイ前国王が国民からの敬愛を集め、絶大な政治的権威を獲得する過程を、行幸の奉迎セレモニーと映画という観点から包括的に分析する
  • 内容紹介

    2016年に没した、タイ前国王プーミポン・アドゥンヤデート(1927年から2016年、在位1946年から2016年)。タイ王国では君主制が政治・経済・社会に大きな影響力を持ち、特に前国王の「お言葉」は絶対であった。そうした強大な権威は、一体誰が、どのように創出し、人々に定着していったのか。本書は、彼が国民からの敬愛を集め、絶大な政治的権威を獲得する過程を、行幸の奉迎セレモニーと映画という観点から包括的に分析する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    櫻田 智恵(サクラダ チエ)
    上智大学グローバルスタディーズ研究科地域研究専攻博士前期課程修了、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科東南アジア地域研究専攻修了。博士(地域研究)。チュラーロンコーン大学文学部International Staff、日本学術振興会特別研究員(RPD)などを経て、現在、上智大学総合グローバル学部助教、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科特任助教。専門はタイ地域研究、現代政治史
  • 著者について

    櫻田 智恵 (サクラダ チエ)
    2023年6月現在
    上智大学総合グローバル学部助教,京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科特任助教。

国王奉迎のタイ現代史―プーミポンの行幸とその映画 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:櫻田 智恵(著)
発行年月日:2023/06/20
ISBN-10:4623094944
ISBN-13:9784623094943
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:354ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:610g
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