二十世紀のクラシック音楽を取り戻す―三度の戦争は音楽に何をしたか [単行本]
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二十世紀のクラシック音楽を取り戻す―三度の戦争は音楽に何をしたか [単行本]

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出版社:白水社
販売開始日: 2023/07/31
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二十世紀のクラシック音楽を取り戻す―三度の戦争は音楽に何をしたか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「仮にワーグナーが今世紀に生きていたら、映画音楽でナンバーワンの作曲家になっていたでしょう」。前衛音楽が「現代音楽」と呼ばれる一方で、現代の作曲家は多くが見落とされてきた。政治的な事情で埋もれてしまった作曲家、クラシック音楽の系譜につらなる映画音楽やミュージカルの作曲家、ゲーム音楽作家まで含めて、指揮者が語る二十世紀クラシック音楽史の裏側。
  • 目次

    イントロダクション
    第1章 地上三万フィートからの眺め
    第2章 ブラームスとワーグナー――ふたりの神々の黄昏
    第3章 ストラヴィンスキーとシェーンベルク――第一次世界大戦への序曲
    第4章 カオスの誘惑
    第5章 ヒトラー、ワーグナー、そして内側から回る毒
    第6章 スターリンとムッソリーニの音楽
    第7章 「出ヨーロッパ」が生んだ奇跡
    第8章 新しい戦争、古い前衛
    第9章 「現代音楽とは何か」を決めたのは冷戦だった
    第10章 創作される歴史、消去される歴史
    第11章 戦争と戦争がもたらした損失について
    第12章 ひとつの世紀の終わり
    付録 個人的な覚え書き
    パウル・ヒンデミット/クルト・ヴァイル/エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト/アルノルト・シェーンベルク
    謝辞
    訳者あとがき
    注と典拠
    索引
  • 出版社からのコメント

    オーケストラや歌劇場の主要なレパートリーに、いま「現代」の作品がないのはなぜか。指揮者が語る二十世紀の音楽史の裏側。
  • 内容紹介

    二十世紀後半に作曲されたクラシック音楽の作品で、その後世界中のオーケストラや歌劇場のレパートリーに加わった作品はごく少ない。そして、現代の音楽であるはずの「現代音楽」は、一部の愛好家を除けば人気があるとは言いがたい。この状況を著者は、「現代のクラシック音楽というものが狭い範囲に限定されたからこそ、他のジャンルの音楽が大いに栄えているのに、オーケストラやオペラハウスがいわゆる『危機的状況』にある」と見る。現在もレパートリーの中心をなしているかつての大作曲家の系譜はどこへ行ってしまったのか?
    映画『風と共に去りぬ』の作曲者でウィーン楽友協会音楽院に学んだマックス・スタイナーは、かつて「仮にワーグナーが今世紀に生きていたら、映画音楽でナンバーワンの作曲家になっていたでしょう」と語った。本書は二十世紀クラシック音楽の歴史を、この問題に大きな影響を与えた第一次・第二次世界大戦、冷戦とのかかわりから見ていくものである。「現代音楽」たる前衛音楽、政治的な事情で埋もれてしまった作曲家に、クラシック音楽家の系譜につらなる映画音楽やミュージカルの作曲家まで含めて語る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    マウチェリ,ジョン(マウチェリ,ジョン/Mauceri,John)
    1945年ニューヨーク生まれ、指揮者。ハリウッド・ボウル管弦楽団の創立時から16年間音楽監督を務め、トリノやワシントンの歌劇場の音楽監督を歴任するとともに、ミラノ・スカラ座やメトロポリタン歌劇場にも客演。レナード・バーンスタインとは18年にわたって親交があり、作品の初演を数多く手がけた。DECCAレーベルの「退廃音楽シリーズ」など50枚を超えるCDをリリース、グラミー賞など受賞多数。教育者としても母校のイェール大学で十五年間教鞭を執った

    松村 哲哉(マツムラ テツヤ)
    1955年生、慶應義塾大学経済学部卒
  • 著者について

    ジョン・マウチェリ (ジョン マウチェリ)
    John Mauceri
    1945年ニューヨーク生まれ、指揮者。ハリウッド・ボウル管弦楽団の創立時から16年間音楽監督を務め、トリノやワシントンの歌劇場の音楽監督を歴任するとともに、ミラノ・スカラ座やメトロポリタン歌劇場にも客演。レナード・バーンスタインとは18年にわたって親交があり、作品の初演を数多く手がけた。DECCAレーベルの「退廃音楽シリーズ」など50枚を超えるCDをリリース、グラミー賞など受賞多数。教育者としても母校のイェール大学で十五年間教鞭を執った。映画『TAR/ター』で音楽アドバイザーを務めている。著書は他に『指揮者は何を考えているか』(白水社)。

    松村 哲哉 (マツムラ テツヤ)
    1955年生、慶應義塾大学経済学部卒。主要訳書に、マウチェリ『指揮者は何を考えているか』、グッドール『音楽史を変えた五つの発明』、ベッカー『オーケストラの音楽史』、ゲインズ『「音楽の捧げもの」が生まれた晩』、クリフ『ホワイトハウスのピアニスト――ヴァン・クライバーンと冷戦』(以上、白水社)、オッテン『ヘルベルト・フォン・カラヤン写真集』(ヤマハミュージックメディア)、シップサイド『わくわく「資本論」――いま、なぜマルクスなのか』(PHP研究所)などがある。

二十世紀のクラシック音楽を取り戻す―三度の戦争は音楽に何をしたか の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:ジョン マウチェリ(著)/松村 哲哉(訳)
発行年月日:2023/08/10
ISBN-10:4560093628
ISBN-13:9784560093627
判型:B6
発売社名:白水社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:342ページ
縦:20cm
その他: 原書名: The War on Music:Reclaiming the Twentieth Century〈Mauceri,John〉
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