チョコレートのイギリス史－企業フィランソロピーの源流 [単行本]

チョコレートのイギリス史－企業フィランソロピーの源流 の 商品概要

• 出版社からのコメント

  19世紀、チョコレート菓子の生産から慈善事業と福祉を展開したキリスト教企業の興亡を時代背景と共に辿る、独自視点の大英帝国史。

• 内容紹介

  「キットカット」を生み出したラウントリー社、「デアリー・ミルク」を生み出したキャドバリー社は、チョコレート菓子の生産を通して慈善事業と企業内福祉を展開したことで知られる。19 世紀イギリスで博愛主義を掲げる友会徒（クエイカー）が創業し、「世のため、人のため」の経営理念を実現した両社の興亡を時代背景と共に辿る、独自な視点の大英帝国史。

• 著者について

  山本　通 (ヤマモトトオル)
  1946 年宮崎県生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得満期退学。博士（社会学）。1976～2017 年神奈川大学で教鞭を執る。現在、神奈川大学名誉教授。著書に『近代英国実業家たちの世界』（同文舘出版）、『エレメンタル欧米経済史』（共著、晃洋書房）、『禁欲と改善』（晃洋書房）、『マックス・ヴェーバー「倫理」論文を読み解く』（共著、教文館）ほか。訳書にN. コーン『魔女狩りの社会史』（岩波書店）、B. トリンダー『産業革命のアルケオロジー』（新評論），R. フィッツジェラルド『イギリス企業福祉論』（白桃書房）ほか。

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