善医の罪(文春文庫) [文庫]

善医の罪(文春文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  脳外科医・白石ルネは、意識不明で運ばれてきた男性を、家族の同意のもと延命治療を中止、尊厳死に導く。しかし３年後、ルネを嫌う麻酔医が、ルネは積極的に安楽死させたと病院に告発。身に覚えのないルネだが、やがてマスコミも巻き込む大問題に発展、ルネは逮捕、起訴されるが…医療×法廷サスペンスの新たな傑作誕生！

• 目次

  第一章
  第一章　突発事
  第二章　密告
  第三章　豹変
  第四章　激流
  第五章　齟齬
  第六章　不均衡
  
  エピローグ

• 出版社からのコメント

  延命治療の中断を決意した女医、白石ルネを襲った悲劇。現役医師が圧倒的なリアリティで描いた、スリリングな医療小説。

• 内容紹介

  脳外科医・白石ルネは、意識不明で運ばれてきた男性を、家族の同意のもと延命治療を中止、尊厳死に導く。しかし３年後、ルネを嫌う麻酔医が、ルネは積極的に安楽死させたと病院に告発。身に覚えのないルネだが、やがてマスコミも巻き込む大問題に発展、ルネは逮捕、起訴されるが……医療×法廷サスペンスの新たな傑作誕生！
  
  【現役医師による傑作小説！】
  映画『終の信託』周防正行監督 推薦！
  「司法は医療を追い詰める。尊厳死、安楽死、
  誰が『死』を決めるのか？」
  
  実際の事件を題材にした
  医師、患者、家族のリアルな苦悩と葛藤
  臨終を巡る、医療現場と司法の大きな乖離――。
  治療の見込みがなくなった後、
  現代日本で穏やかな死を迎えることはできるのか？

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  久坂部 羊(クサカベ ヨウ)
  １９５５年、大阪府生まれ。大阪大学医学部卒業。２０代で同人誌「ＶＩＫＩＮＧ」に参加。外務省の医務官として９年間海外で勤務した後、高齢者を対象とした在宅訪問診療に従事。２００３年、『廃用身』で作家デビュー。１４年、『悪医』で第３回日本医療小説大賞受賞

善医の罪(文春文庫) [文庫] の商品スペック