構造動力学原論－数理と図譜，そして学史の一端 [単行本]

構造動力学原論－数理と図譜，そして学史の一端 [単行本] の 商品概要

• 目次

  １章 剪断梁の動力学
  ２章 曲げ梁の動力学
  ３章 片持棒としての架構
  ４章 時間関数のスペクトル構図
  事項索引
  人名索引

• 内容紹介

  構造動力学は実に豊穣な世界である。‘分け入っても分け入っても･･･’, 隠れていた予定調和のミクロコスモスが繰り拡げられて, 新知見に次々と邂逅し得ることになる。2018年に大著「耐震建築論の文化史-1970年前後まで」を著した滝澤春男工学博士の遺作。剪断梁、曲げ梁、架構、時間関数のスペクトル構図の4章に渡り豊富な図と計算式で横断的に解説。

• 著者について

  滝澤　春男 (タキザワ　ハルオ)
  滝澤　春男
  1947年生まれ. 東京大学工学部建築学科を1969年に卒業. 大学院において構造動力学を専攻し, 1974年に工学博士. 1975～1976年にカリフォルニア工科大学地震工学研究員. 1974～2010年の間, 北海道大学において建築構造学の研究･教育に従事. 耐震構造解析の研究により, 1999年日本建築学会賞を受賞. 著書に｢線形のエクリチュール 構造物振動論教程｣(鹿島出版会, 2010), ｢構造動力学再教程(英文)｣(北大出版会, 2013)、「耐震建築論の文化史-1970年前後まで」（丸善プラネット、2018）など。

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