人工知能とどうつきあうか―哲学から考える [単行本]
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人工知能とどうつきあうか―哲学から考える [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2023/07/15
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人工知能とどうつきあうか―哲学から考える [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    第3次人工知能ブームの到来から10年が経つが、汎用知能という究極目標を実現する見通しはまだ得られていない。哲学の知見を踏まえ、人工知能を人間の能力を拡張する道具と捉えて建設的な関係性を構築する道を探る。
  • 目次

    はじめに[鈴木貴之]

     Ⅰ 道具としての人工知能――理論的考察

    第1章 人工知能に関する2つの見方――主体としての人工知能と道具としての人工知能[鈴木貴之]
     1 道具としての人工知能という目標設定
     2 主体としての人工知能の原理的困難
     3 道具としての人工知能という見方の意義
     4 道具としての人工知能の課題
     5 まとめ

    第2章 AI対IA――対立の構図に隠された真の主題[柴田崇]
     1 はじめに
     2 AIとIAの対立図式
     3 マルコフの技術論の意義と限界
     4 拡張論に内在する誤りとは何か
     5 衰退論から見えてくるもの
     6 おわりに

    第3章 人工知能と現象の理解[今泉允聡]
     1 はじめに――深層学習と人工知能
     2 深層学習・人工知能と「理解」
     3 深層学習を使って物事を理解すること
     4 理解の対象としての深層学習
     5 おわりに

    第4章 深層学習後の科学のあり方を考える[大塚淳]
     1 科学における統計学の役割
     2 深層学習
     3 何のための正当化か?
     4 客観性と合理性
     5 新しい科学観に向けて

     Ⅱ 人工知能を活用する――道具としての可能性

    第5章 医療AIの倫理――倫理的な判断をAIが担う、未来の患者・家族・医療従事者関係[中澤栄輔]
     1 はじめに
     2 医療における倫理的判断をAIが行う可能性
     3 医療における倫理的判断と医学的判断の差異と連続性
     4 医療における倫理的判断をAIが行うことの倫理性
     5 おわりに

    第6章 ナッジ&ブーストエージェントによる意思決定支援[小野哲雄]
     1 はじめに
     2 行動経済学におけるナッジとブースト
     3 ナッジ&ブーストエージェントの構想と実装
     4 人工知能の時代における課題と展望
     5 おわりに

    第7章 創造性という知的徳を人工知能から学ぶ[植原亮]
     1 はじめに
     2 創造性をめぐる哲学
     3 AIの創造性
     4 AIによる知的徳の涵養に向けて

    第8章 人工知能と人間らしさ[立花幸司]
     1 問題の所在――人工知能と人間らしさ
     2 「人間らしさ」としての徳
     3 人工知能を用いた徳の育成
     4 人工知能社会と人間の徳
     5 おわりに

     Ⅲ 設計思想――よりよい道具を設計するために

    第9章 設計の観点から見た人工知能[上杉繁]
     1 技術の予期しない使用
     2 設計と使用の隔たり
     3 人間‐技術関係の「型」
     4 人間‐AI関係への型の適用
     5 おわりに

    第10章 人工物の倫理性と人工知能[堀浩一・関口海良]
     1 はじめに
     2 AIは社会においてどのような役割を担うのがよいか――1つの解としての自己適用
     3 倫理的設計を支援する有機的で動的なツール(Dfrome)の開発
     4 倫理的設計法の構築
     5 研究を通じて得られた知見の例――倫理がもつ創造活動支援効果のメカニズム
     6 AIの道徳性を考慮することの可能性や注意点

    あとがき
    人名索引
    事項索引
  • 内容紹介

    主体としての人工知能から道具としての人工知能へ。第3次人工知能ブームの到来から10年が経つ今、人間と人工知能の関係を再考する

    深層学習を用いた人工知能の急速な進展によって、2010年頃に第3次人工知能ブームが到来した。しかし、生物のように多様な課題を行うことができる汎用知能を作るという究極目標を実現する見通しはまだ得られていない。本書では哲学の知見を踏まえ、人工知能を人間の能力を拡張する道具と捉えて建設的な関係性を構築する道を探る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鈴木 貴之(スズキ タカユキ)
    1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授
  • 著者について

    鈴木 貴之 (スズキ タカユキ)
    鈴木 貴之(すずき たかゆき)

    1973年 神奈川県に生まれる。2003年 東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学、博士(学術)。現在:東京大学大学院総合文化研究科教授。著書:『ぼくらが原子の集まりなら、なぜ痛みや悲しみを感じるのだろう』(勁草書房、2015年)、『100年後の世界』(化学同人、2018年)、『実験哲学入門』(編著、勁草書房、2020年)、『人工知能とどうつきあうか』(編著、勁草書房、2023年)ほか。

人工知能とどうつきあうか―哲学から考える [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:鈴木 貴之(編著)
発行年月日:2023/07/10
ISBN-10:4326103248
ISBN-13:9784326103249
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:21cm
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