踊れ始祖鳥 [単行本]

踊れ始祖鳥 [単行本] の 商品概要

• 目次（「BOOK」データベースより）

  凡人
  途切れた電波
  最後に鳴った音を知らない
  歪み
  ぶらぶら踊る
  星が死ぬのに
  祭りの日
  我に返る
  白夜
  滅びる
  たんぽぽ
  いてもいい
  クルミ
  手紙
  パラダイス
  空腹
  寝落ち

• 内容紹介

  ナナロク社主催「第２回 あたらしい歌集選考会」で、木下龍也 選となった著者による第一歌集。
  
  
  【本書より5首】
  踊ってるところを石にされちゃって始祖鳥なんて呼ばれています
  なだらかな坂をだらだらのぼるうち忘れるはずと思われている
  生きている者が死ぬのを待っている土はそういう役割だから
  ちょうどいいカバンが欲しくなるたびに間違いがちな僕の大きさ
  奪いあうボールに触れることもなく離れて立っていても少年
  
  
  【帯文：木下龍也】
  くろださんは穴の入口で世界を見つめている。
  穴の底から僕は言う。
  くろださん、そこからどんな風景が見えますか、
  これからどんな風景を見ますか、
  できればその目を、僕にください。
  
  【装丁:名久井直子】

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  くろだ たけし(クロダ タケシ)
  １９６５年生まれ。本書が初の著書。２０１７年より作歌をはじめる。２０２２年、第二回「ナナロク社あたらしい歌集選考会（木下龍也　選）」にて本書の刊行が決まる

• 著者について

  くろだたけし (クロダタケシ)
  1965年生まれ。熊本県在住。本書が初の著書。
  2017年より作歌をはじめる。

踊れ始祖鳥 [単行本] の商品スペック