中国共産党支配の原理―巨大組織の未来と不安 [単行本]
    • 中国共産党支配の原理―巨大組織の未来と不安 [単行本]

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中国共産党支配の原理―巨大組織の未来と不安 [単行本]

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販売開始日: 2023/08/12
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中国共産党支配の原理―巨大組織の未来と不安 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    謎の巨大組織を縦横無尽に読み解く。「秘密結社」から始まった中国共産党は潜在的に守りの意識や被害者意識が強く、常に内側に不安を抱えている。結党目的の共産主義の実現はすでに失われ、政権党として君臨することが自己目的化している。米国の「圧力」にさらされていると受けとめる共産党は、軍事的統制を強め有事体制に移行しつつある。中国の隅々に張りめぐらされた党組織は硬直化し、自己改革できない「大企業病」に冒されているようだ。膨張の果てに戦前の日本と同じ道を歩むリスクさえ見え隠れするようになった。外部から見た不可解な行動をとる中国共産党の原理とは何か。共産党の憲法といわれる「党規約」の読み解きを交えながら、有益な中国分析を提供する。「党規約」最新版の全訳も掲載。
  • 目次

    【目次】
     第1章 すべてがヴェールに――秘密結社として生まれた共産党
    おびえる共産党  もう一つの原点  結党の絵を描いたロシア人  幻だった「綱領」  党創設メンバーの処刑地から見えるもの  秘密の地下印刷所  入党の誓いの言葉  共産党は宗教なのか?  他国と同盟を結べない  生き残るために毛沢東本も発禁にする  密室で決まる最高指導部  習近平氏がすべて決めた  

     第2章 軍を握っているか――共産党トップの条件
    思想集団から軍隊への転換  挫折に次ぐ挫折  優秀な軍略家だった毛沢東  共産党は日本とどう戦ったか  日本の「末路」を予見  戦争で権力を掌握  天安門事件でカリスマになった鄧小平  党官僚の弱点  台湾危機で問われた力量  軍と無縁だった胡錦濤氏  チベット鎮圧で頭角  党総書記後も軍掌握できず  退場劇の「真相」は  軍人だった習近平氏  「幻の尖閣危機」を経験  尖閣、「現状維持」で合意か  駆け引きの極意を学ぶ  福建省で仲間と出会う  党トップ内定も軍が決め手か  中央委員の約2割が軍人  君子豹変す  最大の危機、香港デモ  軍投入も検討していた習近平氏  中央軍事委主席は手放さない  謎の人物、鐘紹軍

     第3章 民意を問えない巨大集団――共産党の組織力
    優秀な人材を囲い込み  共産党の「新卒採用」  女性の時代は来るか  ジャッキー・チェン氏の「共産党に入りたい」  立ちはだかる4つの関門  両親が党員なら有利  党の末端組織、支部  企業が党委員会を置くメリットは  入党目的は公務員・国有企業  一度入ったら抜けられない  「純粋でまっすぐ」な人が多い  格差は固定  共産党が共産党でなくなったとき  最大勢力は「資本家」  利権集団への変貌  六本木に500平方メートルの邸宅  土を食べる人  相続税も固定資産税もゼロ 
     
     第4章 つきない地下水脈――共産党と米国
    習近平氏の母校は元米国留学予備校  清華大にある秘密の学院  米中軸の金融ネットワーク構築が狙いか  米中裏パイプの「経済管理学院」  米国通を締めつける習近平氏  朱鎔基氏との関係悪化が影響か  もう一つの100周年  ロックフェラーと周恩来が会談  JPモルガンが共産党に謝罪  優遇措置続々と  米民主党との関係意識か  米テスラが払った「入場料」  米中貿易戦争が追い風に  習近平氏腹心に食いこむ  マスク氏に「永住権」  大統領候補に貸しづくり  真の米中関係をどう読み解くか

     第5章 食と農――共産党のアキレス腱
    共産党は「農民の党」  土地革命という宣伝工作(プロパガンダ)  党員の3~4人に1人が農民  民意の読めない怖さ  共産党が上げた悲鳴  農地の2割が汚染  中国全土の農地が硬化  食糧生産力に限界  輸入多様化で生き残り  共産党を揺さぶる豚肉価格  天安門事件の遠因との指摘も  まれに見る備蓄制度  「ゼロコロナ」は豚から生まれた?  農学者の死が語るもの  有事に備え備蓄  党主導で食品流通網を整備  台湾有事にらみか 
       
     第6章 終わりの始まり?――共産党の死角
    厳しさを増す取材規制  コロナの爪痕か  個人崇拝の芽生え  諸葛亮も「利用」  ゼロコロナから見る共産党  戦い抜いた党の末端組織  2枚の看板  一人っ子政策との共通点  末端組織の弱体化と疲弊  ゼロコロナの正体は  塾規制の異様  地方を知らない共産党幹部  戦前の日本に酷似か  共産党版「失敗の本質」  都合の悪い情報は上がらない  深刻なコミュニケーション不足  ウクライナに残された中国人7000人  ダイナミズムを欠く組織体質  公務員試験に殺到する若者  「科挙より難しい」との声も  希望が持てない「恐婚族」  党規約が破られるとき
  • 出版社からのコメント

    共産党を理解せねば中国は理解できない! 増加する資本家・会社員の党員、食と農に敏感な党組織など国家を所有する党の素顔に迫る。
  • 内容紹介

    「秘密結社」から始まった中国共産党は潜在的に守りの意識や被害者意識が強く、常に内側に不安を抱えている。結党目的の共産主義の実現はすでに失われ、政権党として君臨することが自己目的化している。

    米国の「圧力」にさらされていると受けとめる共産党は軍事的統制を強め有事体制に移行しつつある。中国の隅々に張りめぐらされた党組織は硬直化し、自己改革できない「大企業病」に冒されているようだ。膨張の果てに戦前の日本と同じ道を歩むリスクさえ見え隠れするようになった。

    外部から見た不可解な行動をとる中国共産党の原理とは何か。共産党の憲法といわれる「党規約」の読み解きを交えながら、有益な中国分析を提供する。「党規約」最新版の全訳も掲載。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    羽田野 主(ハダノ ツカサ)
    日本経済新聞編集局政治部記者。1979年大分市生まれ。2003年に日本経済新聞社に入社、日銀の金融政策や社会保障政策などを取材した。自民党幹事長や外務省を担当し、2017年に中国・清華大学で1年間の語学研修。2019年から4年間、中国総局で習近平指導部が率いる中国の動向を追った。2023年より現職
  • 著者について

    羽田野主 (ハダノ ツカサ)
    日本経済新聞記者、外交・防衛グループ現場責任者
    1979年大分市生まれ。2003年に日本経済新聞社に入社、日銀の金融政策や社会保障政策などを取材した。自民党幹事長や外務省を担当し、2017年に中国・清華大学で1年間の語学研修。2019年から4年間、習近平(シー・ジンピン)指導部が率いる中国の動向を追った。2023年より現職。

中国共産党支配の原理―巨大組織の未来と不安 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:日経BP/日本経済新聞出版
著者名:羽田野 主(著)
発行年月日:2023/08/09
ISBN-10:4296118552
ISBN-13:9784296118557
判型:B6
発売社名:日経BPマーケティング
対象:一般
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:304ページ
縦:20cm
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